高田崇史 の書籍リスト           

  
高田崇史に関する書籍をご紹介しています。






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世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

QED 鬼の城伝説 (講談社ノベルス)
価格: 861円
レビュー評価:4.0 レビュー数:8
岡山県総社の外れの小村にある鬼野辺家では「鬼野辺の釜が鳴ると、主が死ぬ」という。その鬼野辺家の長男健爾が、南京錠のかかった土蔵の中央に生首、土蔵の隅に胴体が転がった状態で発見される。発見者は婚約者の妙見明日香。明日香の友人の投書を受けこの怪奇事件の取材に行く小松崎。それに合わせた崇の吉備津彦命に関わる神社探訪と奈々・沙織の同行。その案内役を明日香の友人達が努める。吉備津神社に伝わる「鳴釜神事」。吉備津彦命による温羅退治伝説。温羅の本拠地とされた鬼の城。桃太郎伝説の含意。伝説・伝承と征服された吉備の製鉄(タタラ)の民との関わりが崇により明らかにされていく。一方、その友人を仲介に鬼野辺家の言い伝
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QED〈龍馬暗殺〉 (講談社文庫)
価格: 840円
レビュー評価:2.5 レビュー数:3
 この本の103ページに、「桃の日に葵橘あらそひて 紅葉を散らす桜田の雪」という狂歌が出てくる。ところが、主人公タタルさん、これを「川柳だ」と断言しちゃってるんですが…。
 これは「五七五七七」だから狂歌でしょう。川柳は「五七五」ですよ。

 391ページでも、「世の中の人は何とも言わば言え 我為すことは我のみぞ知る」という「和歌」を、タタルは「龍馬の句だ」と言っているが、和歌を普通「句」とは言わないでしょう。
 そういう、知識以前の「常識」に疎い主人公(作者)が、物知り顔に歴史を語っていいものか?

 龍馬暗殺の謎を追
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試験に出るパズル―千葉千波の事件日記 (講談社文庫)
価格: 730円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
13枚のコインがあります。
うち1枚は贋物で、本物とは重さが違います。
但し、本物より重いか、軽いかはわかりません。
天秤ばかりを3回だけ使って、贋物のコインを見つけなさい。

類似問題はありますが、もっとシンプルです。
この問題は一筋縄では解けません。
解答を聞いても、すぐには理解できないかもしれません。

本書は、こうした超複雑な問題(パズル)を題材にしたミステリーです。
リアリティがなくなる直前で踏みとどまっています。その意味で、パズルの要素が大きくとも、ミステリー小説として十分に成立しています。

パズルを解くと頭が痛くなるような方にはお勧め
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鬼神伝 神の巻 (ミステリーランド)
価格: 2,100円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
講談社ミステリーランドでは初の続編。
前巻「鬼の巻」を読んでいない人は手を出さないとは思うのですが、
こちらを先に見てしまった人は「神の巻」がありますのでそちらを先にどうぞ。
中身なんですが、ネタばれになるのでやめておきます。
高田崇史作品は歴史を別方向から見る事を教えてくれます。

それが正しいかどうかは私は学者ではないのでわかりませんが
それがとても読んでいて楽しいのです。
全くの嘘っぱちを書いているならば読者からは見放されるでしょう。
QEDシリーズの六歌仙などはひじょうにやられました。
このシリーズもやられること間違いなしです
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パズル自由自在―千葉千波の事件日記 (講談社文庫)
価格: 770円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
05年03月のノベルスを文庫化,シリーズ4作目で6編の短編集です.
『メフィスト』に掲載の5編と,書きおろしが1編収録されています.

『事件日記』とありますが,扱われる内容は『日常の謎』に近く,
そこにパズルやクイズなど,ちょっと『頭の体操』が入る印象です.
また,物語とパズルの結びつきに無茶を感じることが少ないのもよく,
『ほどほど』に絡みつつ,パズル,物語とそれぞれ楽しませてくれます.

語り部である主人公の口調は,いささか好みがわかれるところですが,
彼らのやり取りや脇役の名前
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QED 六歌仙の暗号 (講談社ノベルス)
価格: 1,082円
レビュー評価:5.0 レビュー数:2
「古今和歌集」仮名序において、紀貫之が
六歌仙を辛辣に批評していたのはなぜなのか?

そして、そもそも六歌仙自体は、どういう基準で選ばれたのか?


こうした文学史上の謎を、著者は確かな
考証によって鮮やかに解明してみせます。


もともとは怨霊や鬼であった七福神と六歌仙との意外な関連や、
七福神の「七」に込められた意味、そして果ては、古今集編纂の
真の意図に至るまで、歴史の闇に沈んだ事実を暴き立てていく
プロセスは知的興奮に満ちています
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QED ベイカー街の問題 (講談社ノベルス)
価格: 924円
レビュー評価:3.0 レビュー数:2
 タタルと共に、シャーロキアン集会に参加した奈々だが、そこで会員が惨殺される!この会では、以前にも会員の女性が謎の墜死を遂げていたのだ!ホームズの謎と、殺人の謎の両方をタタルさんが鮮やかに解く!

 奈々ちゃん&タタルさんシリーズ、第三作は日本文学の古典から離れ、ミステリの古典へ。タタルさんは超人的な、神の視点を持つ古典的名探偵なのだが、彼の講釈は面白いので都合良さも許せてしまう。シリーズの常ながら、今回も殺人の真相よりも、ホームズにおける議論の方が抜群に面白いのだった。この辺のバランスがもうちょっと取れているといいなあ。続刊も読んでみようっと。
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麿の酩酊事件簿〈月に酔〉 (講談社文庫)
価格: 700円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
シリーズの2作目です.

短編ならでのテンポや,ワンパターンがよかった前作に比べ,
やむを得ないとはいえ『マンネリ感』が強くなった気がします.
はじめて読むのであれば,それほどではないかもしれませんが….

また,主人公とヒロインの結末についてもいきなりで,
暗い過去があるはずのヒロインの変わりぶりにも驚きです.
予想どおりの展開とはいえ,もう少し変わっていく様子や,
ひとつふたつの波乱くらいは見てみたかったところです.

ラストの雰囲気から,これで完結のように
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麿の酩酊事件簿〈花に舞〉 (講談社文庫)
価格: 660円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
よい意味でワンパターンな作品です.

連作短編集なのですが,どれもお決まりの流れになっていて,
派手なやり取りなどもないため,安心して読むことができます.

また,コミックが原作のせいか雰囲気もマンガ的のようで,
名探偵に目ざめる主人公の豹変ぶりや,会話などはまさにそれ.
特別にコミカルなわけでありませんが,イメージがわきやすいです.

事件は茶道や音楽など,ややなじみの薄い世界が舞台になっているものの,
会話を中心に解決がされていくため,むずかしいという印象はありません.
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毒草師
価格: 1,680円
レビュー評価:4.0 レビュー数:2
「QED神器封殺」に神山禮子の幼なじみとして登場した「毒草師」と称する御名形史紋が、主人公として登場!それだけでも興味を喚起する。期待は裏切られなかった。
密室事件の推理が日本の古典と絡められて展開されるパターンはQEDを継承している。
伊勢物語の時代にまで遡る家系の鬼田山家に起こった3度に及ぶ密室からの失踪事件。その都度「一つ目の鬼」を見たという証言が伴う。鬼田山家の複雑な人間関係というこれまたクローズドな世界での物語。「一つ目」の連想が、伊勢物語・ギリシャ神話につながり、一つの流れを生み興味深い。
医療業界向け出版社の編集者・西田真規が、悪戦苦闘の推理
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QED~ventus~〈鎌倉の闇〉 (講談社文庫)
価格: 600円
レビュー評価:3.0 レビュー数:2
今では著名文化人がこよなく愛する鎌倉の地。「稲村モールド」ビル4階社長室のある閉鎖空間フロアーで殺人・社長失踪事件が発生した。この事件解明に並行して、鎌倉観光スポット廻りでの表の歴史に対し、裏に潜む敗者の歴史が明らかになる。鎌倉の闇がタタルによって照らし出される。鎌倉の地が鉄と鎌倉党にまつわる葬り去られた人々に関わる探訪紀行になっていく。市販観光ガイドブック代わりにこの書を携えて、同じルートを訪れてみれば、鱗のはがれた目で、闇までが見えて観光が楽しめそう。歴史QEDは興味津々だが、殺人事件の解決・QEDの方は、これまでのタタルたちの事件解明への関わりや展開から比べるとストーリーの物足りなさを
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試験に出るパズル―千葉千波の事件日記 (講談社ノベルス)
価格: 924円
レビュー評価:4.5 レビュー数:4
いわゆる"パズル・ミステリー"のジャンルに入るのかな。
事件やトリックのリアリティは敢えて無視して,謎を純粋に楽しむための作品。
そのせいか,主人公の千波君の推理は一見論理的に見えてちっとも合ってなかったりする。
でも,それで構わないのだ。千波君にとっては不可思議な状況にいかに論理的に整合性のある理屈を与えるかが重要で,本当にそれが真実であるかはどうかは関係が無いのだ。

「一方は必ず嘘を言い,他方は必ず真実を言う双子」のような論理クイズをそのまま小説にしたような作品なので,そういう類のクイズが好きな人は読んでみては?
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