高田崇史 の書籍リスト           

  
高田崇史に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 高田崇史 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

カンナ 飛鳥の光臨 (講談社ノベルス)
価格: 945円
レビュー評価:3.5 レビュー数:3
伊賀忍者の末裔で神社の跡取りである甲斐と東大を休学して巫女のバイトをしている貴湖。二人が飛鳥の謎に迫っていくうちに、甲斐が慕っている諒司の失踪や神社の社伝を狙う組織の存在に繋がっていきます。

著者独特の新解釈は歴史検証番組でも話題になる聖徳太子の存在についても触れていて興味深かったです。
甲斐と貴湖はいいコンビだけれど甲斐には婚約者がいたり、予知能力を持つ子供が登場したり、飼い犬に特別な訓練を仕込んでいたりと登場人物をとりまく環境も楽しめました。

なんとなく明るいイメージのある飛鳥時代でしたが、大化の改新が評価されるようになった
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QED ventus 熊野の残照 (講談社文庫)
価格: 650円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
おなじみのQEDシリーズ。
今回はventusシリーズということで、タタルたちは現代の事件と直接関係はせず、熊野三山に込められた呪を暴くという趣向です。
これまでのシリーズと違って棚旗奈々ではなく、学校薬剤師会の旅行で同行することになった女性が語り手になっており、事件はこの女性の過去に起きた事という設定。ただ、この事件はむしろ次作へのツナギ的な意味の方が大きいのかも・・・。

今回は熊野に祀られた神々が主役。熊野牟須美大神、速玉之男神、家都美御子大神といった、あまり馴染みのない神々で、これに八咫烏や起請文といった比較的ポピュラーなアイテムが絡み
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毒草師 白蛇の洗礼
価格: 1,680円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
毒草師シリーズの第2弾。

本筋の展開は序盤で見えてしまいますが、それでも突拍子の無い展開はある意味、快感ですらあり、高田ワールドが大好きな人にはお薦めです。今回は「毒草師」という職業名に隠された謎(というほど大げさなものではありませんが)も明かされますので、興味のある方は是非。また、今後、QEDシリーズにも外伝などで絡んできそうな終わり方のように思います。

ちなみに、今回の蘊蓄ネタは千利休キリシタン説です。QEDほど蘊蓄は詰まっていませんが、それなりに楽しめます。

それにしても、このシリーズは、今後、高田さん版「男
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QED 式の密室 (講談社文庫)
価格: 440円
レビュー評価:4.5 レビュー数:5
QEDシリーズ第5弾です。
文庫版で220ページ程と本シリーズの他作品と比べてかなり薄いですが、内容はかなり濃い目。

現代の事件の謎と、「呪」「怨」が絡む歴史的な謎を同時に解くのがこのシリーズの特徴ですが、タイトルの『式の密室』が示す通り、現代の殺人事件は密室殺人、歴史的な謎の方は「式」=「式神」、つまり陰陽師が使役する霊的存在に関する謎がメインです。

個人的にこのシリーズはとっくに推理小説・ミステリーとしては読んでいませんが、相変わらず歴史の話は面白くて、中途半端に安部清明の伝説やエピソード(例えば式神を使って蛙を殺した
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QED―百人一首の呪 (講談社文庫)
価格: 800円
レビュー評価:3.0 レビュー数:19
百人一首のナゾについてはかつてかなり論争があったようですが
近年ではやはり、定家がこの百首に暗号を隠していることはまずないだろう
という見方に落ち着いたようです(かなり控えめに表現してます)。
ただ、百人一首に興味を持つ入り口としてはとても良いかと思います。
ひとつずつの歌に込められたストーリーは暗号などなくても十分に魅力的な秀歌選です。

さて、ただ殺人事件のほうはいかがなものか。
フェア、アンフェアなんてどーでもいいがあの結末を良しとするなら
とてもじゃないがミステリとはいえない。
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QED―ベイカー街の問題 (講談社文庫)
価格: 650円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
QEDシリーズは日本の歴史(裏歴史とでもいいましょうか・・・)を題材にしているのが多い中で、
この作品はシャーロックホームズの謎についての考査となってます。
子供の頃にポプラ社のシャーロックホームズしか読んだことの無かった私に、
もう一度、シャーロックホームズを読むきっかけを作ってくれた作品です。
なるほど、この本を読んでからシャーロックホームズを読むと、一段と面白く読めます。
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QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫)
価格: 860円
レビュー評価:4.0 レビュー数:7
「古今和歌集」仮名序において、紀貫之が
六歌仙を辛辣に批評していたのはなぜなのか?

そして、そもそも六歌仙自体は、どういう基準で選ばれたのか?


こうした文学史上の謎を、著者は確かな
考証によって鮮やかに解明してみせます。


もともとは怨霊や鬼であった七福神と六歌仙との意外な関連や、
七福神の「七」に込められた意味、そして果ては、古今集編纂の
真の意図に至るまで、歴史の闇に沈んだ事実を暴き立てていく
プロセスは知的興奮に満ちています
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QED 諏訪の神霊 (講談社ノベルス)
価格: 998円
レビュー評価:3.0 レビュー数:6
今作では、これまでにあった壮大なパズルのような様式美が薄れてしまいました。
さらに扱われている歴史の謎解きはどう見ても消化不良で、現代の事件も無理がありすぎです。
そもそも日本国内の陰陽五行説や怨霊信仰などよりも遙かに古い歴史を持つ諏訪地方の御柱祭を
菅原道真や小野小町に因むキャラクターにモノ語らせる、という設定自体に無理があるので、
これは致し方ないのかも知れません。桑原タタルと棚旗奈々の飲む酒量は増える一方ですね。

現代の事件も歴史上の謎解きも作者の自説を通すための無理あるいは不自然さのしわ寄せは
全て
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QED 竹取伝説 (講談社文庫)
価格: 800円
レビュー評価:4.0 レビュー数:4
この本だけでなくQEDシリーズすべてに言えることですが、雑学が増えますね。
私は殺人事件そのもののトリックよりもそちらを楽しみに読んでいます。
歴史の好きな方はすごく楽しめる作品だと思います。

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QED ventus 御霊将門 (講談社ノベルス)
価格: 882円
レビュー評価:2.0 レビュー数:5
●なんだかこれを読んでると将門公が極めて紳士的で正常過ぎるほどまっとうな人物に感じてきます。身近にいたら気持ちがいいと思える人です。親戚連中にろくなのがいないと最後はブチ切れるしか手がないんですかね。●これ歴史だけの探求でいいと思うんですけれど。サブのリアルタイムで展開する方のお話は今回だけで窺う限りあまり意味ないし面白くないです。これから何かの伏線になれば致し方ないかもしれませんけれど情報量が多いのでメインの方に集中したいです。●因縁めぐりもいいんですけど色々出てきたキーワードや人物にもう少し触手を伸ばして欲しいです。河衆とか山衆とか出っぱなしでフォロー無しです。どういう人々なのでしょう。
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