島田荘司 の書籍リスト           

  
島田荘司に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 島田荘司 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

水晶のピラミッド (講談社文庫)
価格: 1,020円
レビュー評価:3.5 レビュー数:9
途中までは、斜め屋敷の犯罪のように面白く読めた。タイタニックやピラミッドの部分も私には不要ではなかった。

が、トリックの現実性を持ち出しての最後のどんでんがえしは、不要に思える。

確かに現実に可能なトリックかどうかは重要な気もするがなんだかね?。。。
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御手洗潔のメロディ (講談社文庫)
価格: 700円
レビュー評価:4.0 レビュー数:8
前提として、島田荘司のファン、中でも御手洗物のファンの為の短編集。御手洗潔が好きで堪らない人は大満足な作品集。御手洗と石岡君の絡みが見たい人には「IgE」(トリックが「眩暈」と・・・)と表題の由来とも思われる目玉作品の「SIBAD SERIM」で楽しめ、御手洗のハーヴァード大学の学生時代の「ボストン幽霊絵画事件」にレオナの女心を描いた「さらば遠い輝き」と御手洗物の裏話的に楽しめ、ファンには御手洗ワールドが拡がって満足であろう。ファンで無い人や初めて島田作品を読む人はあまり楽しめないかもしれない。後書きを島田氏本人が書いているが、毒っ毛たっぷり。自らの作品を非難する本格ファンに「僕の熱狂的ファ
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Classical Fantasy Within 第一話 ロケット戦闘機「秋水」 (講談社BOX)
価格: 1,029円
レビュー評価:4.0 レビュー数:4
実在した試験型ロケット戦闘機「秋水」を題材にした全十二話の、最初の第一話です。
新兵器の開発という設定に、主人公の少年同様読んでいるこちらもワクワクしてきます。
敗戦色が濃厚になった日本の雰囲気もしっかりと伝わってきます。
また、随所に描かれたカラーの挿絵も美しくかなりいい感じです。
一体どういうオチを付けるのか、今後の展開が楽しみです。

なお、内容や挿絵、装飾も良いんですけど、この値段なのに1時間程度で読み終わってしまうので★は4つにしました。
なんせ、全十二巻を買うと1万2千円超えますからねw
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帝都衛星軌道 (講談社ノベルス)
価格: 945円
レビュー評価: レビュー数:

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切り裂きジャック・百年の孤独 (文春文庫)
価格: 620円
レビュー評価:4.0 レビュー数:7
1988年にベルリンで発生した連続娼婦惨殺事件と1888年にイギリス中を恐怖の底に陥れた切り
裂きジャック事件とが奇妙にリンクしていくとゆう大胆なミステリーです。

島田氏自身が語ってるが彼の創作姿勢は先に資料等からヒントを得るとゆうのではなく、自ら
のアイデアを具現できるかどうか資料を調べてみたら、なんとかなるなとゆう理論の後付的な
姿勢らしいが、まさにこの一冊もその島田マジックが炸裂してます。
まるで、最初からそこにあったような答え(不思議な同時性)を導いてそれ以外の解釈はない
ように錯覚してしまうほどで
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龍臥亭幻想(下) (光文社文庫)
価格: 660円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
初出は2004年10月25日発表。ミタライ(石岡&里美シリーズとも言う?)シリーズ。龍臥亭8年ぶりの事件。『龍臥亭事件』を読んだ読者でこれを手に取りたくならない人はまずいないでしょう

ミタライ・シリーズは、今ではその登場人物がまるでドラゴン・ボールのように成長し続けている。考えてみるとそれはとても凄いことだ。島田"World"の中で、全てのキャラクターが人生を生き、成長していく。それは通子の娘ユキちゃんですら、である。ということで前作の登場人物が多数8年の年月を経て登場する。そのため逆に言うと犯人は当てやすくもある。

『脳』の不思議さに派生
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透明人間の納屋 (ミステリーランド)
価格: 2,100円
レビュー評価:4.0 レビュー数:10
幼年期のせつなさややるせなさを感じさせるような、センチメンタルな読後感でした。
話の謎解き的な要素や背景的な面も含めて、興味深く面白く読み通せました。


主人公が寝ていて襲われた場面について賛否があると思うのですが、私はあの事象に関する説明は、物語の一要素としてはご都合主義だとも思いますが、出来事としてはまったく不思議とは思いませんでした。なぜなら、私自身が同様の体験を何度もしているからです。ああいうときって、本来どうってことないものでもそう感じられるんですよ。もちろん、半覚醒状態だからありうることで、覚醒してみると、なーんだって毎度思うんで
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灰の迷宮 (光文社文庫)
価格: 580円
レビュー評価:3.5 レビュー数:4
吉敷刑事ものの一作だが、今にして思えば、この頃から作者の独創性の欠如と手前勝手な偶然性の高い解決手法が顕著になったと思う。

発端のバス放火事件は、実際に新宿で起こった同様の事件をそのまま採用したもの。それに何らかの捻りが加えられていれば未だしも、本作程度のアイデアでは単に時代に便乗しただけだろう。そして、担当の吉敷が鹿児島に飛ぶのが大きな偶然性の始まり。作者が考える、本作のメインのアイデアはある登場人物の心理模様だろうが、こうしたアイデアは連城三紀彦氏「桔梗の宿」他、複数の作品で使われている。大本は「八百屋お七」なのだが。

借り物だらけのア
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龍臥亭幻想(上) (光文社文庫)
価格: 660円
レビュー評価:3.5 レビュー数:3
「龍臥亭事件」が面白かったので手に取りましたが、これはあまり頂けませんでした。「幻想」というタイトルが示す通り、明治時代の怪奇談をベースにした寓話的な雰囲気作りはよいのですが、それ以外は島田氏の過去作品の繋ぎ合わせのような既視感に覆われます。最後に明らかになる犯人像などはその最たるところ。前作は探偵役・石岡の自立という裏テーマが本編と巧く絡み合ってドラマを盛り上げていましたが、今回の石岡はまるで傍観者なので拍子抜けです。前作のラストで見せた涙は何だったのでしょうか。

そもそも今回の事件は龍臥亭の面々との因果関係は薄く、龍臥亭を舞台にする必然性もないのですが、御手洗と
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ロシア幽霊軍艦事件 (角川文庫)
価格: 620円
レビュー評価:4.0 レビュー数:6
たぶんここで述べられていることは、歴史的事実とは違うのでしょう。でももうそんなことは、どうでも良くなってしまいます。実に感動的な物語。他の方も仰っていますが、タイトルのせいで損をしている気がします。
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最後のディナー (角川文庫)
価格: 520円
レビュー評価:4.5 レビュー数:10
御手洗物というか石岡君と犬坊里美の短編集。今回はどの作品も大事件や大掛かりなトリックなども無く、人間ドラマの部分が強い。「里美上京」は「龍臥亭事件」で登場した犬坊里美が横浜の女子大に転入して来る時期の話で、石岡君の過去(「異邦の騎士」)が関係して来るので完全にファン向けのサイドストーリー。「大根奇聞」は島田氏にしては珍しい歴史ミステリー。御手洗も電話で登場します。もちろん謎を解いてくれるのだけど、これまた結局、ペンタゴンのウエザーシュミレーションシステムを紹介したいだけじゃないのと感じる。歴史の所は創作の部分もあるし、個人的には近代史は好きなので細かい所で突っ込みたくなる部分もあるので安易な
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