浅田次郎 書籍リスト           

  
浅田次郎に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 浅田次郎 書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

椿山課長の七日間 (朝日文庫)
価格: 630円
レビュー評価:4.5 レビュー数:54
おもしろかった。
最初は、雄太くんとヤクザの親分の話は余計だなぁと思っていたんだけど、
話が進むうちに登場人物がいい感じで絡まってきて、一気にラストに向かって走り出します。

ユーモアの中に、重い事実が隠れていて、考えだすと切なくなるけど、
登場人物がみんな納得しながら進んでいく姿がすがすがしかった。
こんなに複雑などろどろした話を愉快に楽しく描くのは、すごいなと思う。

とてもコミカルでユーモアがあって、ほろっとさせる。
こういうのもいいなぁと思いました。


...さらに詳しい情報はコチラ

天切り松闇がたり〈第4巻〉昭和侠盗伝 (集英社文庫)
価格: 580円
レビュー評価:4.5 レビュー数:5
義理や人情を重んじ生きてきた松蔵たちだったが、時代が昭和になり日に日に
戦争が暗い影を落とすようになる。寅弥や勲のためにどえらいものを盗もうと
する松蔵たちを描く「昭和?盗伝」、永田少将を斬殺した相沢中佐を描く
「日輪の刺客」「惜別の譜」、愛新覚羅溥傑と浩を描いた「王妃のワルツ」は、
人々の悲哀がにじみ出ていて、とても切なかった。狂気の時代へと突入する
日本・・・。これから、安吉は?寅弥は?栄治は?常次郎は?おこんは?
もっともっと松蔵に語ってもらいたいと思った。
...さらに詳しい情報はコチラ

お腹召しませ (中公文庫)
価格: 620円
レビュー評価:3.0 レビュー数:2
ふっと笑わせたり、ホロリと涙させたりといった「キレ」が著者の小説の魅力だと思います。が、本書では維新前後の武士の話であり、落ち込んだ空気の中で物語が進むためか、「キレ」が冴えません。また話のネタの種明かしや、巻末の跋記での矛盾点の説明といった「現在」が入り込んでくるのもマイナス要因かもしれません。
いずれにしても少し期待はずれでした。
...さらに詳しい情報はコチラ

プリズンホテル〈2〉秋 (集英社文庫)
価格: 760円
レビュー評価:4.0 レビュー数:13
夏編に続いて、秋編も読みました。

とにかく、面白すぎる。

少々、付添いの女性とその子供に対して、異常ともいえる冷たさ、暴力が「ちょっと、、、」って感じはするけど、それは、作者のわざと読者に毒をもっておいて、余計に後から心に響かせるという反則スレスレの技と言うことで納得しています。

今回は警察と任侠団体の宴会が重なり、はたまたその中に売れない歌手の悲哀な物語もあり、
この何重にも絡まった話を一気に読ませる作者の力量には相変わらず敬服します。

実際の世の中は、人情が薄くなっているけ
...さらに詳しい情報はコチラ

つばさよつばさ
価格: 1,365円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
現在もJALの月刊機内誌にて連載中である。飛行機に乗ると,まずこれを読むことに決めている。自分の旅のあれこれを気ままに綴ったもので,無言の機内で1人で吹き出しそうになることもある軽妙さ。
それでいて,優れた文章力,豊富な表現力である。
浅田次郎さんの小説は,「プリズンホテル」「鉄道員」など映画化等もされていて,
メジャーでミーハーと勝手に思っていたが,
体育会系文学少年であったと自称するとおり(体育会系かどうかは関係ないが),
深い教養に支えられた文章は,読んでいて満足感が深く,変なストレスもたまらないものである。
大昔
...さらに詳しい情報はコチラ

プリズンホテル〈1〉夏 (集英社文庫)
価格: 580円
レビュー評価:4.0 レビュー数:33
何年か前、初めての浅田作品との出会いがこの作品だった。今から思えば、いきなり濃い出会いだった。これほど、一気にシリーズ4冊を読んだ本も珍しい。一癖、二癖どころではない登場人物達、笑いながら泣けるというのはこのことだったのかと体験した小説だった。その後、いつも目にとまるところに置きながらまた一気に4冊読んでしまう事を考え、なんとなく手にしなかったけれど、どこにも旅行に行けなかったので、プリズンホテルに旅行することを思いついた。訪れると、以前と変わらぬ人物たちがそこにいて、久しぶりに温泉につかって帰ってきたようなそんな気分で読み終えた。人情(刃傷?)沙汰も相変わらず。私にとっては、普通のホテルよ
...さらに詳しい情報はコチラ

闇の花道―天切り松 闇がたり〈第1巻〉 (集英社文庫)
価格: 540円
レビュー評価:4.5 レビュー数:20
石川五右衛門や鼠小僧次郎吉等の大泥棒から、アニメのルパン三世に至るまで。
日本人は快盗・義賊好きだ。何故なら彼らが庶民の意地と知恵と心意気を持って、
お上が時々やらかす悪どい仕打ちに、それこそ命懸けで挑戦しスカッとするような
仕事をやってのけるから。この本に登場するのは、
そんな悪党なりの誇りを胸に掲げた義賊の最後の生き残りたち。

明治の大親分【仕立て屋銀次】の跡目と言われる【目細の安吉】親分を筆頭に、
ケチな仕事にゃ目もくれない。『盗られて困らぬ天下の御宝、一切合切頂戴しようじゃねぇか!』と、
...さらに詳しい情報はコチラ

中原の虹 第四巻
価格: 1,680円
レビュー評価:5.0 レビュー数:6
清王朝の終焉が非常にダイナミックに描かれていました。

大物同士の対話が面白かったです。
宋教仁と張作霖
宣統帝と西太后
袁世凱と李鴻章
とのコミュニケーションが面白かったです。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
張作霖
「どうしようもねえなんて、この世にあるものか。どうしようもなけりゃ、どうにかすりゃいいんだ。」

処世のコツというのは、いかにして義理に縛られぬかに尽きる。義理は魔物だ。どれほどの才能も努力も、義理にからめば空費
...さらに詳しい情報はコチラ

プリズンホテル〈4〉春 (集英社文庫)
価格: 720円
レビュー評価:4.5 レビュー数:18
浅田次郎の小説の原点ともいうべき『プリズンホテル』シリーズが大団円を向かえる1冊です。

主人公である孝之介については、他の作品以上に作者・浅田次郎の投影が感じられます。
浅田次郎が言う所によると、両親が離婚して、それぞれが所帯を持ち、浅田自身は親類に育てられ、また、妻の母とも浅田次郎が同居している現実があります。それを知れば知るほど、孝之介のここでのセリフが読者を泣かせるのは、作者の心の底から発する強い思いが込められているからにほかなりません。母への愛を希求する姿は強い願望となって読者にストレートに伝わってきます。ハチャメチャな後に泣かせる展開というのが
...さらに詳しい情報はコチラ

プリズンホテル〈3〉冬 (集英社文庫)
価格: 580円
レビュー評価:4.5 レビュー数:10
まだ、浅田次郎を読んだことのない人も、読んだことがある人も、いつかはこの「プリズンホテル」を読まなければならない。人生の笑いと悲しみがいっぱいつまっていて、最後には涙と鼻水が一本の川となってあなたたちの顔の笑いジワの痕(あと)を流れていくことになるからだ。

 しとしとと、しみじみと始まる話ではないのだ。極道がたくさん出てきて、こましゃくれた子どもも出てきて、少々荒っぽい流れもあるけれど、浅田次郎が作家として自信を持つことが出来たという一作だ。その証拠に、この第一巻である「夏」から書きはじめた浅田次郎は、最終編となる「春」までの間に、「日輪の遺産」、「蒼穹の昴」、「鉄
...さらに詳しい情報はコチラ

残侠―天切り松 闇がたり〈第2巻〉 (集英社文庫)
価格: 580円
レビュー評価:4.5 レビュー数:8
夜盗の声音「闇がたり」で語る不思議な老人松蔵の話は、多くの人を
ひきつける。小政の、一宿一飯の義理を通そうとする姿、目細の安吉の
鮮やかな中抜き、嘘を語らせたら天下一品の常兄ィの恋、おこんを慕う
軍人、そして松蔵と初菊のひととき、松蔵の父の死。どの話も、義理と
人情にあふれていて心にしみる。そして、登場する安吉一家の男たちの
一本筋が通った生き方も、読んでいて小気味よい。ただ、話の内容が
あまりにも現実離れしてるのが少々気になる。楽しめる作品だとは思うが。
...さらに詳しい情報はコチラ

日輪の遺産 (講談社文庫)
価格: 790円
レビュー評価:4.5 レビュー数:23
競馬場で知り合った老人から死の間際に渡された手帳。そこには驚くべき
できごとが書かれていた。終戦直前に、時価200兆円という途方もない
財宝が隠された!丹羽は、50年前の真相を見極めようとするが・・・。

死んだ老人の名は真柴司郎といった。終戦直前の1945年8月10日、
26歳の彼は極秘の命令を受ける。
「900億(今の金額にして200兆円)の金とプラチナのインゴットを
祖国再興のために隠す。」
それは、おのれの命を懸けてでもやり抜かなければならない任務だった。
終戦直前の混乱期、
...さらに詳しい情報はコチラ

Copyright (C) 2009 浅田次郎 書籍リスト All Rights Reserved.

inserted by FC2 system