小森健太朗 の書籍リスト           

  
小森健太朗に関する書籍をご紹介しています。






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ターシャム・オルガヌム(第三の思考規範)―世界の謎への鍵
価格: 2,625円
レビュー評価:5.0 レビュー数:3
 般若心経は、「是ノ諸法ハ空相ナリ」と説く。二元性を超えた智慧である無分別智「般若」とは何か。この本によって、正統的仏教の解説以上に、「般若」の驚くべき意味を通常の思考によって捉えられる限りで明らかにするだろう。もとよりこの本の主題は哲学であって、仏教でも「般若」でもない。しかし、その内容を要約するならば、禅の公案集である無門関の第29則「非風非幡」となるだろう。その公案は次のとおりである。
「六祖〔慧能禅師〕はある時、法座を告げる寺の幡が風でバタバタ揺れなびき、それを見た二人の僧が、一人は『幡が動くのだ』と言い、他は『いや、風が動くのだ』と、お互いに言い張って決着が着かないのを
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大相撲殺人事件 (文春文庫)
価格: 710円
レビュー評価: レビュー数:

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探偵小説の論理学―ラッセル論理学とクイーン、笠井潔、西尾維新の探偵小説
価格: 2,520円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
▼第三部 ロゴスコードの変容と論理物語の新潮流

 ノベルゲーム『ひぐらしのなく頃に』が取り上げられます。

 話が進むにつれ、どんどんメタ化が進み、ノックスとヴァン・ダインが提示したコードに
 ことごとく違反した解決がなされる「ひぐらし」。

 このような「ひぐらし」の根底にあるものを著者は、
 〈モナド(=個々人の世界)が出会えないという絶対的な確信めいたもの〉だとします。


 ディスコミュニケーションが進行した現代において、他者と現実を共有するためには、
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魔夢十夜 (ミステリー・リーグ)
価格: 1,890円
レビュー評価:5.0 レビュー数:2
最近の小森健太朗は、歴史ミステリの書き手というイメージがあった。しかし、本書は、現代を舞台にしたもの。
表紙の、何か起こりそうな不気味な雰囲気のただよう学校の空き教室にひかれて手にとった。『ローウェル城の密室』や『コミケ殺人事件』の鬼才ぶりをもう一度見たいという、ちょっとした期待もあった。
一読して、内容の充実ぶりに、驚いた。本書を支える暗号や密室トリックの秀逸さ。特に、これだけよく考え抜かれた暗号は、そうそうお目にかかれない。
元全寮制の女子高、廃教会、古代エジプト趣味、文芸サークルと道具だても充分。特に、タイトルにもなっている、「魔夢」の扱い。 ...さらに詳しい情報はコチラ

グルジェフの残影 (文春文庫)
価格: 740円
レビュー評価: レビュー数:

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ファイロ・ヴァンスの犯罪事件簿 (論創海外ミステリ)
価格: 2,100円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
本国アメリカでは最近あまり読まれなくなったとは言え、
日本における人気は未だに衰えることを知らないヴァン・ダイン。

長編は『僧正殺人事件』『グリーン家殺人事件』が探偵小説の古典中の古典となっている。
長編の人気の高さに比べて、不思議なことに短編集は刊行されることなく今日まで至った。

世界初の栄誉を担うこの短編集は、彼の創作技法を知る上でかっこうのテキストとなる。
創作ではなく犯罪実話9話からなり、1・2話こそファイロ・ヴァンスが登場しないが、
3話からはヴァンスが解説を加えながら語る方式をとり
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本格ミステリーを語ろう!―海外篇
価格: 1,575円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
有栖川有栖、二階堂黎人、小森健太朗、芦辺 拓の4人が、海外の本格ミステリのお気に入りの作品や作家について、ざっくばらんに語り合った対談集。大好きな作家や作品のことで話す4人の生き生きとした表情、きらりと輝く瞳が目に見えるよう。それぞれの海外本格ミステリへの熱い思いが伝わってきます。

取り上げられた作家のなかでも、殊にエラリー・クイーンとディクスン・カーについて語らう4人のなんて愉しそうなこと! 読んでいる私も、「そうそう、そうなんですよね」「なるほど、そういう捉え方もできるか」などと、会話に参加している気分にさせられます。繰り返し読み返して、ちっとも飽きません。

本書に収められた四氏
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スパイダー・ワールド―神秘のデルタ (講談社ノベルス)
価格: 1,470円
レビュー評価:5.0 レビュー数:5
「賢者の塔」も「神秘のデルタ」もファンタジーとして「ハリー・ポッター」シリーズに優るとも劣らない面白さ、むしろ人間の内面性の追求など、より深い内容で、日本ではウィルソンの他の作品に関してはよく翻訳されているのに、何故このシリーズだけ何年も翻訳されなかったのか理解に苦しみます。
主人公の冒険に手に汗を握り、2巻合わせて1,000ページ以上の作品も一気に読ませてしまう純粋なファンタジーとしての面白さ。一方知性ある生物としての精神のあり方を嫌でも考えされられる内容の深さ。そのどちらも堪能できる希有な本だと思います。
「The Tower」「The Delta」だけでも日本語
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スパイダー・ワールド 賢者の塔 (講談社ノベルス)
価格: 1,680円
レビュー評価:5.0 レビュー数:4
作家ウィルソンが徹底的にこだわっている作業、それは「代替現実」を生み出す事である。この「現実」がある程度までいわゆる「現実」からの避難所である事は確かだ。だがウィルソンは、劇作家バーナード・ショー直系の者として「強い想像力」を信じている。それは、人をして現実へといっそう雄雄しく向かわせしめる強い「憧れ」の力だ。従って、本書は単に戦士の休息所ではなく訓練所でもある。肉体的な勇気よりも鋭い感性よりも、思考力というものが重要である事をここで読者は心に叩き込まれる。思考力こそ、人間の生来の牙である。だが、この牙は現実そのものに「しか」突き立たない。従って、誇りある生き方はすべて実存哲学の試みである。
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ルナティック・ドリーム―コミケ殺人事件外伝
価格: 1,050円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
出版当初ミステリのスペースに置かない書店もあったと言われる本書。
新本格派の鬼才小森健太朗のプロデビュー作「コミケ殺人事件」の
作中作「ルナティック・ドリーム」をコミック化し、1回毎に間に制作日誌を挟む夢のコラボレーション。

コミックの作者は「コミケ殺人事件」が文庫化される際に、
表紙・イラスト・「ルナティック・ドリーム」のキャラクター設定を担当した早真さとる氏。
1つのコミックとして十分に作品を堪能できる。

また、コミケサークル出身でアニメの評論も多数ある作者による、
特撮戦隊も
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コミケ殺人事件 (ハルキ文庫)
価格: 924円
レビュー評価:3.0 レビュー数:2
2006年現在、ミステリー作家・評論家・翻訳家としてマルチな才能を遺憾なく発揮している
小森健太朗のプロデビュー作品。

作者の自家薬籠中の同人誌とコミックマーケット(コミケ)の世界を舞台に、
アンチ・美少女戦隊・ミステリー「月に願いを」の中の密室殺人と
同人誌サークル内での連続殺人が複雑に交差するメタ・フィクションの絶品。

「月に願いを」中の短編群はテイストの違いが楽しめ、特に小栗虫太郎の「黒死館殺人事件」に対するオマージュ「黒石館の殺人」が秀逸。
この「黒石館の殺人」完全版はアンソロジー「贋
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