京極夏彦 の書籍リスト           

  
京極夏彦に関する書籍をご紹介しています。






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世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

絡新婦の理 (講談社ノベルス)
価格: 1,617円
レビュー評価:5.0 レビュー数:36
京極堂シリーズの目玉は、何といってもつきもの落としですが、今回も千葉の田舎を舞台に連続猟奇殺人が多発し、その謎を明かしながら、その関係者のつきものをおとしてゆきます。売春や性風俗と女性の人権についての考察を、面白く拝聴しました。今回は榎津探偵が活躍し、笑わせてくれます。からまった蜘蛛の糸が次第にほどけていくように明らかになった行く様がとてもよく練られています。ただ登場人物が多く付き物落としが長過ぎたことと、殺人犯が、精神異常者というのが少々残念です。もちろん、正常/異常とのわく引き、差別などはあってはならないですし、また、同様に罪にも問われるべきと思いますが。
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どすこい。 (集英社文庫)
価格: 840円
レビュー評価:3.5 レビュー数:15
京極氏の冗談は読み手を選びそうですが、読書の一面に「遊び」というものを認める人々にはおおむね良好な評価を得られるのではないでしょうか。確かに非常にくだらなくて、どの落ちも苦笑いがこぼれるのですが、この「ばかばかしさ」がなんとも癖になりそうで良いのです。あれほど堅苦しい真面目な文章を書く京極氏は、これを書きながらヒヒヒとほくそえんでいたのかしら、などと想像するのも楽しさ倍増でした。しかし京極さんそんなにおデブが好きだったのか・・・
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巷説百物語 (角川文庫)
価格: 660円
レビュー評価:4.5 レビュー数:38
???泉鏡花賞受賞作『嗤う伊右衛門』にも登場する小股潜りの又市が、江戸の世を舞台に悪党を退治する時代小説の第1弾。デビュー作『姑獲鳥の夏』に始まる「憑き物落とし」中禅寺秋彦が活躍する作品群とは、また味わいの異なる妖怪シリーズだ。

???寺への帰路で豪雨に見まわれ、やむなく途中のあばら屋に逃げ込んだ1人の僧。小屋には白装束の御行、人形遣いの女、そして初老の商人と若い男が居合せていた。雨宿りの余興に始まる「百物語」。一見無関係な怪談話は、意外な符号を伴って僧の心の内で形を成す。小屋の外では「しょり、しょり」と何者かが小豆を磨く音が。やがて僧は、恐るべき怪異と出会う…。

???立ち現れる
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覘き小平次 (角川文庫)
価格: 660円
レビュー評価: レビュー数:

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完全復刻・妖怪馬鹿 (新潮文庫)
価格: 660円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
京極氏の描いたパロディ漫画の数々を見るだけでも楽しいですし、妖怪馬鹿たちの気ままな座談会に引き込まれて行く事間違い無しです。京極ファンなら、必ず入手すべし。
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巷説百物語 1 (1) (SPコミックス)
価格: 680円
レビュー評価:5.0 レビュー数:2
◆第一話「小豆洗い」

 越後の難所・枝折峠。
 旅の僧・円海は、雨宿りの小屋で奇妙な一行と出会う。

 その中のおぎんという女が百物語として語った、
 山猫に化かされる哀れな花嫁の話に、
 なぜか平静ではいられない円海は…。


 〈京極堂〉シリーズが、謎を妖怪と名付けて祓い落とす、という趣向
 であるのに対し、本シリーズは、その完全な裏返しとなっています。

 真っ当な手段では対抗できない世の悪に対し、妖怪という神秘を
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分冊文庫版 魍魎の匣〈中〉 (講談社文庫)
価格: 660円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
三冊に分けるなどびっくりですが、これによって日本人の筋力低下に拍車がかかるとすれば、警鐘を鳴らさねばなりません。トンカラリン。

ですが、ウブメの夏映画化によって京極作品がより知られるようになれば、踊りだしたい気持ちです。あれよあれよ。

分冊になっても面白さは変わりません。むしろこの中編は何とも言えずあやふやな関口などの魅力が出枯らすほど煮出されており、濃い口です。

分冊好きと関口ファンはぜひ一冊どうぞ。
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旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス)
価格: 1,000円
レビュー評価:4.0 レビュー数:11
根岸鎮衛「耳嚢」を換骨奪胎し原文と併載した短編怪談集。

近頃の恐怖小説は、(聞くところでは)人倫に悖る行為や場面を如何にどぎつく描写するか、という競争のようになっているらしい。より強い刺激を求める読者の要請に呼応してのことと思う。しかし視点を変えると、それは読み手の想像力減退の反映に他ならない。幽暗に怪を求めた昔に比べて、陰翳のない現代の何と味気ないことか。

その点で本書の怪異とは、もっと淡い、しかしいつまでも心に染みを残すような、どこかで現実とずれた事の成り行きである。この幽かな違和感こそが文学の良質な種子であろう。原文の密度よりは当然薄
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後巷説百物語 (角川文庫)
価格: 900円
レビュー評価:4.5 レビュー数:9
時代は江戸の太平の世が終わり明治に入っています。
老人となった語り手の百介は隠居生活をしていて、昔の冒険を懐かしむ生活を送っていた。
風変わりな四人組がその昔話を聞きに訪れるという設定で妖怪話が語られる。
四人の掛け合いのような長い前振りも昔話を持ってくるのに必要なのかもしれないけど、二人くらいに絞ってもらったほうが読みやすかったかと。
それこそが京極と思う人もいるんだろうけどね。
どれも隠居の老人が語るのは表の話、妖怪の名を借りた不思議な話である。
そのあとで同居の娘に種明かしのように裏の話をするという構成
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姑獲鳥(うぶめ)の夏 (KODANSHA NOVELS)
価格: 1,155円
レビュー評価:4.0 レビュー数:126
分厚い本の多い人だな、という印象しかなかったこの作者の小説を、初めて読みました。まんまとアニメ(「魍魎の匣」)から入りました・・・。
この本も分厚いです。でも一気に読めました。冒頭で長々と続く認識論?からして、「へえー」と感心してしまいます。

日常と非日常、普通の人と「憑物筋」の人は、まったく別個にあるのではなくひとつのものの違った面にすぎない。だから「この世に不思議なことなど何もない」。
一見異常に見えるものも、単にそれ自身の論理に従っているだけで、存在する場所はみんな同じ「この世」・・・その主張は真摯なものだし、共感できました。まっとうで
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百器徒然袋 風 (講談社ノベルス)
価格: 1,365円
レビュー評価:4.5 レビュー数:41
【薔薇十字探偵団が撃砕する3つの怪事件!!】

どす黒く、暗い、重?い雰囲気で知られている京極夏彦作品。
その中でも有名な妖怪シリーズの番外集と聞いたので購入しました。
番外シリーズがまたあるようですが、これが初めての番外です。
しかも主軸となるは薔薇十字探偵団!!我らが榎木津!!
なんて言ったら「何を言っているんだ下僕!!」なんて言われそうですが。w

厚さは狂骨の夢くらいで、全3話。
それでも1話がそのまま一つの小説でもいいほどの量。
主人公は平々凡々、人畜無害と称され
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分冊文庫版 魍魎の匣〈下〉 (講談社文庫)
価格: 600円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
出版の仕方に多少の問題はあるとは思う。が、本の内容には全く関係なし。ミステリー小説の醍醐味は書き手の表現力によって読み手の想像力が刺激されるところだと思う。そういう意味ではとても面白いし、ドキドキするし、そして怖い。「みっしりと」、この一言がぞぞっときました。
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