恩田陸 の書籍リスト           

  
恩田陸に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 恩田陸 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

図書室の海 (新潮文庫)
価格: 500円
レビュー評価:3.5 レビュー数:25
引き込まれて読んだ短編に限って、
「本編に続く」的に終わってしまうパターンが多かったように思います。
巻末の解説にあったように、本作の"予告編"をとっかかりにして、
その先の物語を想像するのが、正しい楽しみ方なのかもしれません。

収録作では、「ある映画の記憶」と「国境の南」が好きです。
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puzzle (祥伝社文庫)
価格: 400円
レビュー評価:3.5 レビュー数:22
どうせなら超常現象でしたで済ませてほしいラストだった。もっときちんと科学的根拠を積み上げてほしいものだ。SFやファンタジーだとしても納得できない終わり方で、ガックリさせられた。どなたかも書かれていたが、物語の導入部はさすがにこの人ならではの上手さなのだが、ラストに近づくにつれてプロットの甘さが露呈する。「月の裏側」とも共通する、「辛い」恩田作品の一つだと思う。ある意味印象に残る一冊だった。
「夜のピクニック」や「黒と茶の幻想」のようなタッチの作品こそこの人の持ち味だと思う。
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黒と茶の幻想 (下) (講談社文庫)
価格: 650円
レビュー評価:4.0 レビュー数:8
こちらは、蒔生と節子の視点で語られる物語です。

蒔生のお当番で、物語全体を貫いていた梶原憂理の謎が解けます。
ただ、かなり最初のほうで、事情はだいたい察せられるかなあ、という気もしました。
ありきたりではあるのですが、ひとまず彼の話で物語全体の山場が終わるかな、という感じでした。

ラストは節子。
彼女の視点で、旅の一行はJ杉までたどり着き、終わりを迎えます。
彼女なりの語り口であらわされる自然の大きさと、蒔生を中心としたどろどろとした人間関係の中、唯一外側にいたかのように見えた彼女
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MAZE (双葉文庫)
価格: 550円
レビュー評価:4.0 レビュー数:28
 「豆腐」の中に,カメラを搭載したラジコン・カーを入れて,中の様子を撮影してみる。すると,濃い脛毛を生やした足が一瞬写り,その足はすぐに見えなくなってしまった。
 その後起きる怪奇現象が怖かった。特に,砂漠地帯の真ん中で女性などいるはずがないのに,女性の笑い声がして・・・というところには,思わず「うわっ」と声を出してしまったくらい,驚いた。
 謎解き部分の出来については不評が多いようだが,前半の雰囲気作りは非常にうまいと思った。

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夜のピクニック
価格: 1,680円
レビュー評価:4.0 レビュー数:142
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『「本屋大賞」事務局(http://www.hontai.jp)』より、恩田陸さ
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ネクロポリス 下
価格: 1,890円
レビュー評価:3.5 レビュー数:12

非常にいいですね。
この洒落ていてどこか不気味な世界観を作り上げた作者は素晴らしいと思います。
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上と外〈上〉 (幻冬舎文庫)
価格: 680円
レビュー評価:3.0 レビュー数:4
リアリティに乏しいのと多少ご都合主義の所があるが、及第点だろう。
最後の文章
『だったら俺にだった、この世界が動かせないはずはない。
なぁ、そう思うだろう?』
は、ちょっと逞しくなった練君を応援したくなります。若いって、いいわ。
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クレオパトラの夢 (双葉文庫)
価格: 600円
レビュー評価:4.0 レビュー数:5
キャラクターがいい

頭脳明晰、中性的でなんともいえぬ魅力をもつ主人公恵弥が北海道のある街に降り立った。それは不倫の果て、かけおちした妹和見を連れ戻すため、というのは名目でこの二人に、和見の不倫相手、そしてその妻、そして謎の男多田が絡み、謎の「クレオパトラ」をめぐって物語は進んでいく。
なにより面白いのは、非常に賢く洞察力のある登場人物たちの腹の探り合いと心理作戦。だまされたつもりが実は裏をかいていたり、あるいはその逆だったり、悪人でもなく善人でもない人々。

実生活ではあまり友達にはなりたくないような小憎たらしい登場人物たちにどん
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ミステリを書く! (小学館文庫)
価格: 690円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
現代ミステリの最前線で活躍する作家達へのインタビュー集。各作家がどのような経緯を辿ってミステリ作家になったのか、がよくわかる良質のインタビュー集です。ミステリを書く気のない人でも充分楽しめます。
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ねじの回転―February moment (下) (集英社文庫)
価格: 480円
レビュー評価:4.5 レビュー数:13
1936年2月26日の陸軍若手将校による憂国のクーデター「二・二・六事件」とタイムトラベルの組合せは、宮部みゆきの名著「蒲生邸事件」(1996年)と同じですが、そちらの方が小説として優れていました。

本書は恩田陸が「二・二・六事件の意義」、「日本は米国の属州であるという考え」、「AIDSとそれさえ利用する資本」、「どの国ももはや止められない米国の度重なる戦争遂行」等の壮大なテーマ(課題)に、SF的要素を用いて文学という武器で果敢に挑戦した意欲作ですが、

個人的には著者の思いを描ききれておらず(伝わってこず)、消化不良に感じました。「二・二・
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ねじの回転―February moment (上) (集英社文庫)
価格: 500円
レビュー評価:4.0 レビュー数:14
1936年2月26日の陸軍若手将校による憂国のクーデター「二・二・六事件」とタイムトラベルの組合せは、宮部みゆきの名著「蒲生邸事件」(1996年)と同じですが、そちらの方が小説として優れていました。

本書は恩田陸が「二・二・六事件の意義」、「日本は米国の属州であるという考え」、「AIDSとそれさえ利用する資本」、「どの国ももはや止められない米国の度重なる戦争遂行」等の壮大なテーマ(課題)に、SF的要素を用いて文学という武器で果敢に挑戦した意欲作ですが、

個人的には著者の思いを描ききれておらず(伝わってこず)、消化不良に感じました。「二・二・
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七つの黒い夢 (新潮文庫)
価格: 420円
レビュー評価:2.5 レビュー数:14
少し期待外れに終わった。
冒頭の乙一の独特なミステリーに一気に読み進んだが、あっという間の結末。
え、この後は?これで終わり?? みたいなもやもや感が強く残る。
他の作品も同じですっきりしない終わり方。
超自然現象なのか、人間の怨念なのか、怖さの対象がばらばらで絞り込まれていない。
はっきりしない、現実とのずれと違和感がテーマのようであるが。。
前半の作品はまだ読めるが、後半になるほど、不気味さもなくなり、残念である。
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