浦賀和宏 の書籍リスト           

  
浦賀和宏に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 浦賀和宏 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

生まれ来る子供たちのために (講談社ノベルス)
価格: 924円
レビュー評価:2.0 レビュー数:1
シリーズ9の作目,本作にて最終巻となります.

主要人物らの名前がついたいくつかの章では,彼らの視点から物語が描かれており,
それぞれの物語が迎えるそれぞれの結末には,なんとも表現しがたい感情を抱きます.
ただ,どれもこれまでを振り返ることが多く,最終巻にしても多すぎのように感じます.

また,終盤には主人公をはじめとし,物語の謎なども明らかになっていくのですが,
正直なところ,それらがわかるころにはもはや繋がりなどはどうでもよくなっており,
いくつもの物語の『結末』に,希望や絶望,さまざまな思い
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地球人類最後の事件 (講談社ノベルス)
価格: 998円
レビュー評価:2.0 レビュー数:1
シリーズの8作目になります.

これまで謎だった人物や組織,過去などが明らかになるものの,
あまりに一気で突飛な内容には,大きく置き去りにされた感覚で,
こういう背景があるなら,もう少し早くから描いてほしかったです.

また,主人公があることについて執拗なこだわりを見せる場面も,
あまりにくどく,何度も繰り返されるのにうんざりしてしまいます.
語られる思想や社会批判も言葉が並ぶだけで,ただ不快になるばかり.
シリーズの序盤なら,思春期や境遇などからと共感もできたのですが….
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浦賀和宏殺人事件 (講談社ノベルス)
価格: 735円
レビュー評価:4.5 レビュー数:8
YMOの記述が多いので、嫌いな方は辛いと思います。
私は「ライディーン」とその前にヒットした曲くらいしか知りませんが、嫌いというわけではないので読むのが苦痛ではありませんでした。
しかし、購入してまで読みたいかと問われると返答に屈します(借りて読んだので)。
それで中身は、叙述のトリックと呼べる物があり、今までに読んだ「記憶の果て」の次の作品から「とらわれびと」までの安藤シリーズ、「彼女は存在しない」「火事と密室と、雨男のものがたり」よりは面白かったと思いました。

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ファントムの夜明け (幻冬舎文庫)
価格: 630円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
 死別した双子の妹が持っていた不思議な、というよりは"異常な"能力。それが自分にも宿ったのかと、自分も異常者なのかと苦悩するヒロイン。彼女の過去を丁寧に描いてゆくだけで前半は進行して行くのだが、後半で一気に進展し、彼女は"能力者"として、孤独な一歩を踏み出そうとする。果たしてその顛末は…? という物語。ある意味スティーブン・キングの「デッドゾーン」に通じる超能力者の苦悩の物語だが、作者の才能はプロットよりも、あくまでストーリーテリングの文章力にあり、今作でもそれが存分に堪能できる。ゆえにこそ、幕切れの切れ味は素晴らしい。こういう作品をこれからも書き続けて欲しい。萌えがどうたらなんてのは、書か
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さよなら純菜 そして、不死の怪物 (講談社ノベルス)
価格: 998円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
主人公の持つ『力』が,ここに来てハッキリと見えだし,
その『力』により,大きく動き出したラストにかなり驚き.
シリーズ5作目にして,ようやくはじまったような印象です.

その反面,大きな流れについてはまだよくわかりません.
『力』の存在にはじまり『敵』などについて謎が多いままで,
動きはじめた物語とともに,このあとが大いに気になります.

また,これまでの葛藤や出会いなどを知っていると,
より,本作ラストへいたる感情がわかると思いますので,
できるだけ,過去作も読まれておく
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堕ちた天使と金色の悪魔 (講談社ノベルス)
価格: 945円
レビュー評価:2.0 レビュー数:1
シリーズの7作目になります.

前作が,ヒロインである少女側の視点で展開されていたのに対し,
本作では,これまでどおり主人公の少年側の視点に戻って進みます.

また,前半部の時系列が前作と並行,つまり前々作のつづきのようで,
前作で少女が見た場面が,本作では少年側から描かれていたりするなど,
前々作から,ふたりがなにを考えていたのか,2冊で1冊のような作品です.

ただ,プロローグにはじまり,合間合間に入ってくる別場面,キーワードと,
気になる伏線を多く撒いておきながら,結
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上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)
価格: 1,040円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
恋、特に片思いをしたことある人には心打つ最後1頁だと思います。

もちろん主人公の心理描写のプロセスが深いからこそ、最後1頁で私は心を打たれたのだと思います。
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記憶の果て (講談社文庫)
価格: 1,000円
レビュー評価:4.0 レビュー数:2
推理小説ですが,この1冊で金田一くんのように謎は全部解けたにはなりません。
一番のなぞの
「きみはだれ?」
に納得のいく結論がでるだけです。

小説は主人公の徹底的な心情の吐露の中で進みます。

(息子が無愛想でなにを考えているのかわからないというお母さんはご一読の価値ありです。無口にぼそっとしている間にこんなことを考えているのかもしれません。)
そのモノローグたるや,赤頭巾ちゃん気をつけての薫ちゃんに負けていない連射速度です。
青春小説というと
突き進む絶え間ないモノローグ
→事件
→成長

が定番の構成ですが,その意味でいうならば...さらに詳しい情報はコチラ


世界でいちばん醜い子供 (講談社ノベルス)
価格: 903円
レビュー評価:2.0 レビュー数:1
シリーズの6作目になります.

ずっと少年側だった視点が少女側に移って物語は進んでいきます.
これにより少女の内面が語られ,かなり新鮮な印象もあるのですが,
その内面をさらけ出している自問自答が延々とつづくのは退屈でした.

ほかにも,1作目から語られていた過去への決着があるのですが,
これまでのイメージからすると,ちょっと扱いが弱く感じますし,
ミステリなのに,真相が単調でわかりやすかったのも残念なところ.
またその結末もやや呆気なく,もっと掘りさげてもらいたかったです.
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火事と密室と、雨男のものがたり (講談社ノベルス)
価格: 998円
レビュー評価:2.5 レビュー数:4
 「上手なミステリの書き方教えます」を店頭で見つけた時に浦賀和宏に興味を持って、読んでみようと思ったらシリーズ物だったので遡ってみたら、間違えて「火事と密室と、雨男のものがたり」を読んでしまったというまぬけな話。2作目なんですね、これ。

 メフィスト賞ものには本格推理もあれば、そうじゃないものもあるので意外ではないのですが、これは読んでいて正直しんどかった。不死身の力を得ている八木と、雨を降らすことができる南部。いじめられて登校拒否になった者とそうでない者。力一杯、精一杯、「自分が悪いんじゃない」と言う(もしくは思う)んやけど、読んでいて何か引いてしまいます。 ...さらに詳しい情報はコチラ

透明人間―UBIQUITY (講談社ノベルス)
価格: 1,155円
レビュー評価:4.0 レビュー数:5
前半はかなり退屈ですが、後半は良いです。
ただ、最後、透明人間についての描写が出てきますが、
これはどうでしょう。
私は、これはいらないのではないかと感じました。
主人公が前向きに生きていくところで普通に終わっても良かったのではないかと……。
「学園祭の悪魔」がシリーズで1番嫌いですが、本作は後味が良かったので好感を持てました。
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ファントムの夜明け
価格: 1,680円
レビュー評価:4.0 レビュー数:2
特に恐ろしくもなく、悲しくもなく…。
かといっておもしろくなかったともいえず。

どのようにと上手くいえないが
読み進みにくい文章というのがはじめの印象。

途中からはぐいぐいと読んでいけたが
今ひとつ強く感じることがなかった。
男性が女性の主人公を描くことの限界か、という感じでした。
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