進化論 異形コレクション (光文社文庫)価格: 860円レビュー評価: 4.0 レビュー数:2 一般に知られているダーウィンだけでなく、突然変異と自然淘汰など、あるいは呪術的な淘汰や、人工的に進化を促すなど、今回も予想を超えた物語が詰まっていました。
教科書にも載っていないような、最新の科学にも触れている作品も多々ありますが、文系出身のボクでも楽しめる一冊でした。
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帰還―異形コレクション (光文社文庫)価格: 840円レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 これまで廣済堂から出ていた競作ホラー・SF短編集「異形コレクション」の、出版元を光文社に変えての第一冊目。今回は「帰還」帰ってくる、ということテーマに秀作が並んでいる。 私が特に気に入ったのは中井紀夫「深い穴」(現代日本に南洋から太平洋戦争で出征した「若いまま」帰って来た兵士と周囲に起こる違和感)と、久美沙織「失われた環」(失恋したばかりのOLの生活のディティルから畳み込むように「失せ物」の辛さが描かれる)。 今回は、激しい恐怖というよりは、じわじわと怖さ、苦しさ、亡くした痛みを思い出させる一冊になっている。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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玩具館―異形コレクション (光文社文庫)価格: 880円レビュー評価: 4.5 レビュー数:2 中々多様なテーマなので、おそらく1つ2つは「これは」というものがあると思います。
「玩具」というテーマに誘われる人ならば尚更。
逆に遊ばれてみたいという人は是非(笑)。損をすることはまずないと思います。
個人的には「綺麗な子」が断然好み。
イラストも好きな人はかなり好きだと思います。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
GOD―異形コレクション〈12〉 (広済堂文庫)価格: 800円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 半年ほど前から異形コレクションに出会ってずっと、
トイレの中では、これ読みっぱなし。
俺様の好みとしては、RPGでも小説でも、映画でも、
現実離れしてようが、突拍子もない世界観でも、
リアリティがあって、その設定の世界観がしっかり構築されてたら、
ええ。
しかもそのイメージが、全く新しい出会いであったり、
インパクトの強いモノやったら、なお、よし。
だいたい異形コレクションシリーズで、一つか、二つ、
うならされるような短編にであう ...さらに詳しい情報はコチラ |
教室―異形コレクション (光文社文庫)価格: 940円レビュー評価: 4.0 レビュー数:2 怪談実話は、時に怪奇小説の恐怖を越える時がある。教室のように、その宝庫といえる場所では特にそうだろう。しかし、それはいわば新鮮な素材の生の味である。たとえば、竹本健治の『開かずのドア』のような言葉の名匠の、巧緻にして繊細な料理の一品に接すると、その複雑で贅沢な味わいは、実話の追随を許さない。専門の料亭でしか堪能できないプロの味である。さまざまな恐怖料理のつまったこの一冊から、新しい教室の怪談が生まれるだろう。語るのはあなたである。評価「4」は、包丁の切れ味に、やや鈍い作があるためである。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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