ホラーを書く! (小学館文庫)価格: 690円レビュー評価: 4.5 レビュー数:3 日本人作家のホラー小説好きな人ならば、読んで損は無いでしょう。作家のバックグラウンドや嗜好が垣間見える部分もあり興味深いです。巻末に付いているホラー小説の年表は、なかなか貴重なデータベースだと思います。これを眺めているだけで次に読みたい本が見つかるかもしれません。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
アジアン怪綺 (光文社文庫)価格: 980円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 小説のみならず、マンガやイラストなど、複数ジャンルの作家によるホラー短編作品集、異形シリーズの第28弾は「アジアン怪綺(ゴシック)」。その名の通り、アジアを舞台にした様々な怪異が語られます。 インパクトのあるカバーは、水木しげる氏所蔵の仮面で、今回は各作品の扉に氏がアジア各国で集めたという仮面や像が使われており、異国情緒を漂わせています。 さて、アジアというテーマはなかなかホラーと相性がいいのか、今回は中国を舞台とした怪奇話をはじめ、アヘン漂う魔都上海・香港の怪しくも魅惑的な話や、韓国の支配階級の家における怪異譚という珍しいものなど、地理的に比較的に近い場所を舞台としたものから、更に ...さらに詳しい情報はコチラ |
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酒の夜語り (光文社文庫)価格: 900円レビュー評価: 4.5 レビュー数:2 お酒をたしなめない方でも取り込まれる作品集
酒の依存性を描いた作品、酒の歴史の一部を描いた作品、酒に酔って脳・体・家庭をが異型に変化してゆく作品。
確かに、どれもハズレはなかった。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
魔地図 (光文社文庫)価格: 880円レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 毎巻、ひとつのテーマ(キーワード)で、多数の作家の書き下ろし短編を編纂している「異形コレクション」の第32弾です。今回は公募作が2編収録されています。今回の私のお気に入りは、中世日本の陰な世界を舞台にした朝松健「応仁黄泉図」、ノスタルジックな梶尾真治「その路地へ曲がって」、ブラックなテイストの石神茉莉「迷界図」といったところです。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
妖女 (光文社文庫)価格: 900円レビュー評価: 4.5 レビュー数:2 異形コレクションはほぼ全巻持っていますが中でもこれの冲方丁は素晴らしかった。
コレで一気にファンになっちゃいましたね。
異形コレクションの中でもこの巻はかなり良い出来のものが集まっていると思います。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
心霊理論―異形コレクション〈38〉 (光文社文庫)価格: 960円レビュー評価: 4.5 レビュー数:3 異形シリーズはほとんど読んでいます。
全部が全部面白いとは言わないけれどコレはかなり楽しめた一冊でした。
筆がのってる藤崎信吾、八杉将司、平谷美樹、あたりに知的好奇心をそそられ
平山夢明、遠藤徹あたりでクライマックスに達する構成も見事。
特に姉飼の遠藤徹氏、平山夢明に一歩もひけを取っていない出来だと思いました。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
伯爵の血族 紅ノ章 異形コレクション 37価格: 880円レビュー評価: 4.0 レビュー数:2 いろいろな形態や状況、時代での吸血(鬼)が楽しめる本です。
21編の短編が入ってます。
ほんと、これだけ異なる吸血(鬼)の姿が良く思いつくなぁぁ、、と思うぐらい、
いろいろな吸血(鬼)が出てきます。
ストーリーも、似たものがなく、はずれがなかったです。
吸血鬼というと、あまり怖い印象がなかったのですが、・・・怖かったです。
というか、気味悪かったというか・・・です。
また、「吸血鬼」という名で思い浮かぶ、優雅さ、強さ、ミステリアスさ
などの魅力も十分味わえ ...さらに詳しい情報はコチラ |
アート偏愛 (光文社文庫)価格: 1,000円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 芸術を愛するあまり、闇の領域に囚われてしまった者の物語が揃いました。
音楽、絵画、文芸etc.
世に芸術と呼べるものは、数多くありますが、それらがいかに人の情熱や執念が
注がれているものなのかが垣間見れます。
それだけに、『闇』に近い存在で、ホラーやファンタジーなどの小説の題材にしやすいともいえますが、
それがぴったりとハマった時、作品自体の持つ凄みと相まって、極上の小説が生まれるということも
知りました。
(岸田劉生画伯の『麗子像』の迫力や、ムンクの『叫び』などは解説しなくても理解いただけるかと。)
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獣人 ―異形コレクション (光文社文庫)価格: 980円レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 表紙はちょっと気持ち悪いけど内容的には結構おもしろかったです。寝る間も惜しんで読んでしまったくらい。 いかにも小説っていう感じの話もあれば”これ、まじでありそう・・・”って感じの話までとても楽しめました。 早速妹も読んではまってます。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
夏のグランドホテル (光文社文庫)価格: 940円レビュー評価: 4.5 レビュー数:3 再び、あのグランドホテルに「チェックイン」できることをとても嬉しく思う。 ヴァレンタインの一夜を舞台に豪華作家陣が腕を振るった前作同様、今作は8月1日、星祭(ケルトの祝祭だという)の夜に、瀟洒なリゾートホテルで繰り広げられる物語が楽しめる。 同月同日、同じ場所という設定は共通でも、作家それぞれのテイストは全く異なり、最後まで読者を飽きさせない。 肌に粟を生じさせる怪奇譚あり、幻想的なラブストーリーあり、さらには本格推理ありと、作家はもちろん、編者の井上雅彦氏の手腕のほどがうかがえる。 私が個人的に気に入ったのは高野史緒氏の「ミューズ」なのだが、あなたはどうだろうか? ...さらに詳しい情報はコチラ
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