稲見一良 書籍リスト           

  
稲見一良に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 稲見一良 書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

ダック・コール (ハヤカワ文庫JA)
価格: 672円
レビュー評価:5.0 レビュー数:7
いったいどうすれば、こんな文章が書けるのだろう。
どの文章ひとつとっても、気高さと美しさにあふれている。
この作品は山本周五郎賞受賞作だが、稲見一良の名を冠した賞の創設を望みたい。


頁をめくるたびに、ひとつの短編が終わるたびに、私は深いため息をつく。
この人の作品があまりにも少ないことに。
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ソー・ザップ! (角川文庫)
価格: 540円
レビュー評価:4.0 レビュー数:4
『もっとも危険なゲーム』に匹敵するかっちょよさ!
『もっとも危険なゲーム』のあの名場面も再現されてます。
『もっとも危険なゲーム』は1対1だが、
こちらは1対4の戦い。
『もっとも危険なゲーム』の4倍面白いとも言える。
野暮な事を書いて読む楽しみを削ぎたくないので、
こんなもんで…。
読むべし!

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セント・メリーのリボン (光文社文庫)
価格: 500円
レビュー評価:5.0 レビュー数:6
「焚火」
「花見川の要塞」
「終着駅」
「麦畑のミッション」
「セント・メリーのリボン」
の五作が収録された珠玉の短編集。
ハードボイルドと流布されているが、
戦争ファンタジー(戦争メルヘン?)の「花見川の要塞」が大傑作。
これは長編で読みたかったな。
同じく戦争物の「麦畑のミッション」もイイ!
望月三起也や松本零士や新谷かおるや島本和彦の戦場マンガや、
仮想戦記ものが如何にくだらないか痛感できます。
「終着駅」は並。
「焚火」「セント・
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男は旗 (光文社文庫)
価格: 520円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
この作品を含め、稲見さんの作品は全て読みました。
もう10年くらい前になります。
最初は父に薦められてでした。
特にこの「男は旗」は大好きです。
比較的読みやすく、軽く読めますが、何度読んでも胸がわくわくします。

いつか、ジブリで映画化されないかなぁと密かに思っています。
実写化は厳しいけど、アニメだったらイメージどうりに作れるんじゃないかな。
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ガン・ロッカーのある書斎
価格: 1,427円
レビュー評価: レビュー数:

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孤愁
価格: 1,529円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
ハードボイルド系オムニバスとしては、たいへんよい一冊だと思います。私は風間一輝作品をすべて読んでからの読書となりました。私は短編には物足りなさを感じるのですが(読み終えたあとの充足感が無い)、作家の感性を手っ取り早く感じとるのにはよいと思います。そこでなんとなく気に入った作家は、代表作とか処女作とか読み進めることができますので。繰り返しみたくなりますが、本書の内容は好きです。同趣向のオムニバス「夢を撃つ男」は風間作品以外はさほど興味を抱けませんでしたが、本書はよいです。
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帖の紐―稲見一良エッセイ集
価格: 1,223円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
セントメリーのリボン復刊を受けて、読み返してみた。
超の付く辛口である。
容赦ないといっても過言ではない。
ただし、この本のすごいところは、辛口のむこうに、
稲見一良の優しさがみえるところだ。
入手困難な本であるが、古本屋で見かければ、値段・程度を顧みず手に入れたい本である。
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遺作集 花見川のハック (角川文庫)
価格: 520円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
本書のベストセリフ
「世間には、悪事を働いてのうのうと生きてる人間が少なくありません。
政治屋から暴走族の類まで、
やっている事に大小の差はあるが、
この連中が世の中のペスト…
害虫である事には違いはない。
地位を利用して巨万の金で私腹を肥やす者から、
弱者に苦痛を与える事だけがおもしろいという暴力狂まで多種多様だが、
共通するのは被害に泣く人たちがいる事だ」

・石の鳥獣 まえがきにかえて
・オクラホマキッド
・マリア
・花見川のハック
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猟犬探偵 (光文社文庫)
価格: 500円
レビュー評価:4.5 レビュー数:7
行方不明や盗まれた猟犬の捜索を専門に行う
私立探偵竜門卓シリーズを四編収めた短編集。
『セント・メリーのリボン』 の表題作も竜門ものだが、
クロニクル的に後のエピソードが収められているので、
これを読む前に『セント・メリーのリボン』 を先に読む事をお勧めする。
セント・メリーが再登場するエピソードも収録されてまっせ!
私がこの短編集で一番巧いと思ったのは、
ハードボイルドファンタジィとでも言いたくなる一個目の作品である。
短編として見事な落ちのセリフで綺麗にまとまっています。
残り3つ
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ダブルオー・バック (新潮文庫)
価格: 448円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
オープンシーズン

アーリィタイムス・ドリーム
銃執るものの掟

の四編で構成されたオムニバス。
ストーリーの核になるのは00buck弾を装填したショットガンである。
同じ銃が出てくるが、銃の所有者は代わっていく物語である。
大藪晴彦の「凶銃ワルサーP38」と同じパターンだが、
個々の人物の造詣は稲見一良氏の方が遥かに巧い。
クレー射撃の選手、中学生の少年、バーのマスター、余命幾許も無い老猟師へと
銃が流転していきます。
一番気に入ったのは、銃の流
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男は旗 (新潮文庫)
価格: 448円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
数は少ないながらも傑作ぞろいの稲見作品の中でも、一,二を争う超おもしろ冒険譚。動けなくなり、ホテルとして利用されている船「シリウス号」に一クセ二クセある人々が集まった。シリウス号は人手に渡ろうとしている。そんな奴らにこの美しい船を渡してなるものか!動けないなら動くように直しちゃえ。目指すは財宝の眠る宝島!

どうです、読みたくなったでしょ?稲見作品には男の友情、自然との触合い、自分を見つけるため・守るための戦いがよく描かれる。言葉にするとこれほど陳腐なものは無いのだが、読んでいる間はそんなことに気付くこともなく、物語の中に没頭できる。超一流の物語作家・稲見一良の作品の数々、
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猟犬探偵 (新潮文庫)
価格: 420円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
名作中編『セント・メリーのリボン』の続編となる、行方不明になった猟犬の探索を生業とする“猟犬探偵”竜門卓を主人公とした4つの短編からなる短編集。
今回は猟犬だけでなく、なんとトナカイや引退した競馬馬などをも探すことになる。
竜門は、行動やアクションそのものはアウトローで荒っぽいが、ストーリー展開はなぜか人生の哀愁が漂い、各編とも、読み終わったあと胸にズンと来るものがあった。

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