森博嗣 の書籍リスト           

  
森博嗣に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 森博嗣 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

封印再度―WHO INSIDE (講談社文庫)
価格: 820円
レビュー評価:4.5 レビュー数:13
 儀同世津子の土産話として、50年前の密室死の現場に残された、取り出せない鍵の入った壺とその鍵で開ける箱の話を聞いた西之園萌絵は、現場となった旧家を訪ね、現物を見せてもらう。その後、50年前に亡くなった香山風采の息子、林水も、父と同様の状況を残して死体で発見される。萌絵から話を聞いた犀川創平は、嫌々ながらも事件に巻き込まれていくのだが…。密室と家宝の謎に関係はあるのか、果たして自殺なのか、他殺なのか?

 提示された謎に対して、問題を分割し、状況を再現する仮説を立て、実際に検証するというのが、解決へのステップ。この際に作者は、問題を、論理的に解決できる問題(=どうやっ
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夏のレプリカ―REPLACEABLE SUMMER (講談社文庫)
価格: 770円
レビュー評価:4.5 レビュー数:16
 西之園萌絵の高校時代の友人である簑沢杜萌は、二年ぶりに帰省する。しかし、実家には両親も、姉もいない。ただ一人、兄は自室にいるようだが、鍵がかかっていて会うことは出来なかった。翌朝、まだ誰も帰宅しない家の中で、仮面をかぶった男に監禁される。両親と姉は別の場所に監禁されているらしい。
 その後に殺害される二人の監禁者と、逃亡した一人。一体誰が殺したのか。そして兄はどこへ消えてしまったのか。

 「幻惑の死と使途」と同時期に発生した事件。前作では西之園萌絵の内情が分かるのに対して、こちらは同時期の犀川創平の思考を追跡することが出来る。それぞれは全く関係しない事
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スカイ・クロラ
価格: 1,995円
レビュー評価:4.5 レビュー数:38
自分としては珍しくネタバレを気にして読んでみましたが(失敗でしたが)、
なんとも意味の分からない話でした。あえてトリッキーな構成にしているのか、
最後の最後で明かされるキルドレの設定に唖然とするしかありませんでした。
面白いという人にどこが面白いのか教えてもらいたいくらいです。

文章のテンポはよく、盛り上げ方がうまいとは思うんですが・・・。
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幻惑の死と使途―ILLUSION ACTS LIKE MAGIC (講談社文庫)
価格: 820円
レビュー評価:4.0 レビュー数:15
 過去に一世を風靡した奇術師有里匠幻が、大脱出マジックのテレビ収録中に殺害された。ちょっとした縁で収録を見物に来ていた西之園萌絵は、大学院入試の直前にもかかわらず、トリックの解明に夢中になる。一切が謎のまま、有里匠幻の遺体が葬儀の最中に消えるという事件が発生。謎はさらに深まっていく。いったい誰が、何のために奇術師を殺害し、遺体まで隠したのか。

 本作と「夏のレプリカ」は同時期に起こった事件をそれぞれ分離して紹介しており、こちらは主に西之園萌絵が関わった方の事件。前作までの変化・成長を引き継いでおり、本作においてそれはますます助長されています。
 今回は奇
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どちらかが魔女 森博嗣シリーズ短編集
価格: 1,890円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
今まで出された短編集の中から、S&Nシリーズ短編をセレクトした短編集です。シリーズを未読の方だと、ネタばれになってしまう部分もあるので、出来ればS&NシリーズとVシリーズを一通り読んでからの購読をオススメします。
作中の時間枠に沿って、作品が収録されていまして、それぞれ独立した短編なのですが、通して読むと連作として最初から作られたようなきれいな重なり方をしています。特に最初の「ぶるぶる人形にうってつけの夜」と最後の「刀之津診療所の怪」の仕掛けは、それぞれ別の短編集に納められているときより、格段に判りやすくなっているので、シリーズが好きな方にはとてもオススメです。
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今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)
価格: 800円
レビュー評価:4.0 レビュー数:22
 避暑にやってきた笹木は、散策中に西之園のお嬢様に遭遇する。自分の別荘に戻りたくないと言う彼女を、仕方なく滞在中の別荘に連れてきたのだが、その晩に、双子姉妹が密室で死体が発見されるという事件が起きる。笹木の視点で描かれる事件後の人々。繰り出されるトリックの数々。事件の真相は?

 シリーズ5作までは自己に内在する論理の発露としての事件だったのに対して、6作以降は他者から見た自己の認識に対する干渉としての事件に移り変わっているように思える。
 シリーズはそれぞれ完結して事件間のつながりは全くないのだけれど、それぞれの作品が後の作品の伏線として機能している部分
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クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky
価格: 1,890円
レビュー評価:4.5 レビュー数:11
このシリーズの内容は本当に好きなのですが、
カバーの左下にくっついてくる
「スカイクロラ 映画化決定」みたいな宣伝が邪魔で不愉快です。

このシリーズのハードカバーの装丁は非常に綺麗で、
本の中身と外観とどちらからも潔癖な感性が感じられます。
それゆえ本棚にあるこのシリーズを見るだけで、
「綺麗なものだけ見ていたい」そういう感情を抱かずにはいられないものでした。

しかし最近付き始めた、その綺麗な空の中にあまりに無粋に浮かぶ宣伝文句。
空の中にまで「重い汚れ」が入ってきたみ
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詩的私的ジャック (講談社文庫)
価格: 730円
レビュー評価:4.0 レビュー数:16
 二つの大学の構内で、二人の女子大生が死体で発見された。それぞれ自らの所属する大学ではない方で。発見された場所はどちらも内部からロックされた状態にあり、死体は衣服をはがれた上で、腹部に文字が刻まれていた。それぞれが事件関係者とちょっとした知り合いだった関係上、犀川や西之園はまたも事件の渦中に巻き込まれていく。一体なぜ犯人は密室を構築したのか。
 シリーズ第一作と第三作が似た雰囲気を持っているように、第二作と第四作にあたる本作品も似た雰囲気を持っている。事件現場が大学構内であるということだけでなく、極めて論理的に構築された密室が、一般に非論理的と考えられる動機によって作られていると
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森博嗣の道具箱―The Spirits of Tools (中公文庫)
価格: 1,000円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
森博嗣という作家。その独特な感性にとても心がときめきます。
文章や、英語のカタカナ表記などへのこだわりも素敵だと思いますが、道具ひとつひとつについても深く愛情をお持ちなのだなぁと楽しく読みました。
森博嗣邸にお邪魔して「これはなんですか?」と質問してみたくなる本です。

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議論の余地しかない―A Space under Discussion (講談社文庫)
価格: 600円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
 森博嗣の文庫最新刊です。 
 ジャンルとしては、森作品に出てくる森的哲学思考の言葉と写真を繋いだ、名言集のようなものです。「君の夢 僕の思考」の次の巻にあたり、森博嗣のこのパターンの本ももう何冊目かになりますね。ハードカバーというか大判で買おうとは思いませんが、文庫ならほどよくいい感じです。
 森博嗣さんという人は、文系とか理系とかのジャンルでわけての理系思考だからちょっと人と思考パターンが違うというわけではなく、そもそもの物の味方とか考え方がちょっと人と違うというのがよくわかるシリーズです。特にそれが優れているというわけでもなく、ただただ違うんだと自分は認識してい
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アンチ・ハウス
価格: 2,940円
レビュー評価:5.0 レビュー数:7
1800万円のガレージを建てたなんて(他人に対してではなく自分に対して)恥ずかしいという、この一行こそこの本の肝でしょう。1988年の長岡鉄男さんの「ホームシアターを作る」と併読されることをお奨め致します。この2冊とも、夢は実現させるためにあるということを実感させます。
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