麻耶雄嵩 の書籍リスト           

  
麻耶雄嵩に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 麻耶雄嵩 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。


価格: 1,680円
レビュー評価:3.5 レビュー数:3
兄弟とはこうも悲しくも切なくもあるのか、と感じさせる作品。
弟は兄を恨み、兄は弟を妬む。

しかし、小説としては駄作。重力ピエロのような重厚さは感じられない。悲しい性。それを利用するのも好ましくは感じられない。

ただ騙される。

騙されたい奴はかかって来い、といってみる。
...さらに詳しい情報はコチラ


メルカトルと美袋のための殺人 (講談社ノベルス)
価格: 798円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
◆「化粧した男の冒険」

  刺殺された男の顔に、なぜ死化粧が施されていたのか?


  いまや常套句として、一般にも通じるチェスタトンのとある逆説がモチーフ。

  もっとも、そうした論理の冴えもさることながら、翌日に予定している観劇に間に合わす
  ため、超法規的な「捜査」を展開するメルカトルの“銘”探偵ぶりこそ読みどころでしょう。



◆「彷徨える美袋」

  殺人の容疑者にされた美袋。

...さらに詳しい情報はコチラ

血文字パズル―ミステリ・アンソロジー〈5〉 (角川スニーカー文庫)
価格: 630円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
最初に読み終わった感想は「ん?」。
1作品1作品は各著者の味もよく出ているし、面白い。
特にメル&美袋では美袋くんのいじめられっぷりがいいし。
しかし、テーマは「血文字パズル」じゃないのかな?
ちゃんとソレっぽいのは有栖川さんだけのような気がしな
いでもない・・・。
でも、1本1本は素敵なミステリです。(若竹さんのは青春)
...さらに詳しい情報はコチラ

翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件
価格: 1,631円
レビュー評価:3.5 レビュー数:12
恐らくこの本を読んで、途中で分かったという人はいないと思います。というかわかる訳ない!
何もかも読者の想像を裏切ることは間違いないので、とにかく騙される事が好きな人は絶対読んだ方がいいと思います。
論理展開や、人間関係や、犯罪に至る心理など、「現実感」に煩くこだわる本格派好きの人にとっては許せない作品かもしれません。
小説なんて楽しく騙されるのがいいのだ!と思う僕は見事にハマって楽しめました。
...さらに詳しい情報はコチラ

痾 (講談社ノベルス)
価格: 819円
レビュー評価:3.0 レビュー数:3
 夏と冬の奏鳴曲から続けて読んだが、やっぱりわからない。
 というか、前作と考え合わせると、大事なことを忘れたまま、それで良しとして人生が続いていっていて、それで許されるのだろうかと思ってしまう。
 前作と同じく割り切れる話ではないが、前作よりはわかりやすい。それでも、一般的にはわかりにくいのレベルだが。
 しかし、人の精神に与える影響(ダメージとも言う)の大きさは素晴らしい。
 不条理な気持ちを味わいたい時は是非、夏と冬の奏鳴曲と続けてお読み下さい。想像以上に混乱すること請け合いである。
 一応、ほめているのだが。
...さらに詳しい情報はコチラ


価格: 1,680円
レビュー評価:3.5 レビュー数:13
 この人は世界に対して怨みでもあるのか?
 麻耶雄嵩は「夏と冬のソナタ」という、個人的にミステリのオールタイムNo1作品を叩きだした方なんだが、この蛍もなかなかにものすごい。
 なかなかに凝った叙述トリックでして、ラストのほうでは一瞬わけがわからなくなるかも。そして、衝撃のたぶんまったく無意味なオチ。
 相変わらずの麻耶雄嵩っぷりに、一瞬ぽかーんとしてしまうこと請け合い。こういうミステリはこの人にしか書けないでしょう。


 
...さらに詳しい情報はコチラ

あなたが名探偵 (創元クライム・クラブ)
価格: 1,680円
レビュー評価:3.5 レビュー数:3
 本格ミステリは全てすべからく犯人当てミステリではないが、逆は真なり――と、本格の中にはアリバイ崩しや倒叙ものもあるんだから当然でしょ、というなかれ、犯人当てというか「読者への挑戦」付きミステリにはその枠組みの中で洗練されたアノ手コノ手のワザがあり、何なら鮎川哲也の創元推理文庫から出ている短編集を読んでくださいませ、いやーホントにン十年も前にこんなことを考えたひとがいるなんて、ちょっとした感動を覚えますですよ。近年、この種の感動を覚えたのは愛川晶『カレーライスは知っていた』(光文社文庫)。文句ナシの怪作集。
 さて本書はこれらとくらべると、まーずいぶんスマートな出来(笑)。解答を公募し
...さらに詳しい情報はコチラ

名探偵の饗宴
価格: 1,680円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
建築探偵に、パンク探偵に、ロシア人(?)探偵などなど、個性的な探偵ばかりが集まった楽しい1冊です(1名、やたらと悩んでいる探偵がいますが・・・)。特に「ウシュクダラのエンジェル」は私のお気に入り。篠田さんの作品は、だんだん海外へ飛んできているので、いつか京介が、ジブリールと再会するのではないかと楽しみにしています。
...さらに詳しい情報はコチラ

木製の王子 (講談社文庫)
価格: 750円
レビュー評価:3.0 レビュー数:2
 2000年に講談社ノベルズとして出たものの文庫化。木更津・烏有もの。
 メタミステリと大仕掛けな設定が融合した作品。なかなか面白いと思う。
 容疑者たちの行動を細かい時間ごとにチェックして、いったい誰に犯行が可能だったかを割り出していく。のかと思いきや、まったく違う方向性をちらつかせ、最終的には思いもよらない真相へと到達する。このアンチミステリ感と、それを支えるトリックが読んでいて心地よかった。
 気になる烏有の結婚問題についても書かれていて良かった。
...さらに詳しい情報はコチラ

赤に捧げる殺意
価格: 1,575円
レビュー評価:3.0 レビュー数:2
「火村&有栖」(有栖川有栖)が、メルカトル鮎(麻耶雄嵩)が、狩野俊介(太田忠司)が!」とあるように、作家の代表的な探偵を知る上では参考になると思います。作家と作品との橋渡し的要素を含んだ一冊。
 霞流一のバカミスは、オススメです。読み終わった後に「そんな、バカな」と言いたくなるはずです。
 鯨統一郎の作品も、ファンタスティックに仕上がっています。
「青に捧げる悪夢」とは少しテイストが違うので、一つの独立したアンソロジィとして読まれた方がよろしいかと。
...さらに詳しい情報はコチラ

名探偵 木更津悠也 (カッパ・ノベルス)
価格: 860円
レビュー評価:3.5 レビュー数:6
 白幽霊というのがキーワードとなった短編4編の連作ミステリ。
 出張時のサラリーマンが、新幹線の中で気軽に読めるような正統派で軽い内容のミステリだ。
 麻耶氏特有の通常のミステリの枠にとらわれない(或いは破壊するような)「驚愕のエンディング」「破綻スレスレ」「もうダメ………」というカタルシスを味わいたい方には、やや物足りなく、肩すかしだと思う。
 名探偵木更津とワトソン役の香月の関係は、氏のデビュー作を読めば判ることだが、凄いのは香月である。一般的なミステリでは、ワトソン役というのは、ボケ役に徹し、読者への解説者・仲介者という役割であるが、本書の香月は、探
...さらに詳しい情報はコチラ

夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社ノベルス)
価格: 1,260円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
人によっては何でもないかもしれませんが、
人によっては今ある世界が逆転するほどの衝撃を受けるでしょう。
どうぞ、覚悟を決めてから読んで下さい。
...さらに詳しい情報はコチラ

Copyright (C) 2009 麻耶雄嵩 の書籍リスト All Rights Reserved.

inserted by FC2 system