麻耶雄嵩 の書籍リスト           

  
麻耶雄嵩に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 麻耶雄嵩 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

螢 (幻冬舎文庫)
価格: 720円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
衝撃作を出す著者が、なぜ今になって嵐の山荘ものを?どんなネタ、仕掛けがあるのか…。
今までの作品のイメージで読んでたら、やられました…(人により賛否両論ですが)。
嵐の山荘ものが好きな方なら是非読んでみてください。
個人的には『鴉』『神様ゲーム』より衝撃を受けました。
このミスにもランクインされた作品なので、未読の方は今回の文庫版で是非!
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翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫)
価格: 770円
レビュー評価:3.5 レビュー数:12
恐らくこの本を読んで、途中で分かったという人はいないと思います。というかわかる訳ない!
何もかも読者の想像を裏切ることは間違いないので、とにかく騙される事が好きな人は絶対読んだ方がいいと思います。
論理展開や、人間関係や、犯罪に至る心理など、「現実感」に煩くこだわる本格派好きの人にとっては許せない作品かもしれません。
小説なんて楽しく騙されるのがいいのだ!と思う僕は見事にハマって楽しめました。
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神様ゲーム (ミステリーランド)
価格: 2,100円
レビュー評価:4.0 レビュー数:17
こんな高い本を子供が読むか!と、まずは価格設定に異を唱えながらも買ってしまいました。
文章は子供も読めるように書かれているので非常に読みやすいです。
途中もミステリーにありがちな、ダラダラ推理で話を引き延ばしたりする時間かせぎはなく、
衝撃のラストまであっという間です。
僕は途中まで「やっぱりな?」と思って読み進めましたが、最後のページで本当に唖然とし
ました。これは子供どころか大人でもトラウマになりそうな結末です。
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まほろ市の殺人 秋―闇雲A子と憂鬱刑事 (祥伝社文庫)
価格: 400円
レビュー評価:3.5 レビュー数:5
▼あらすじ

  真幌市では、この春から十一件も連続して殺人事件が発生していた。
  ミステリー作家・闇雲A子によって「真幌キラー」と名づけられたこの連続
  殺人犯は毎回、必ず死体の左耳を焼き、その傍に何らかの小物を遺していた。

  奇怪な犯行を繰り返す殺人鬼の正体とは?



▼感想

  《見立て》殺人の《ミッシングリンク》もの。

  犯人が遺留品を残すのは、捜査を撹乱させるためでなく、むしろ、
  一刻
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鴉 (幻冬舎文庫)
価格: 800円
レビュー評価:4.0 レビュー数:5
 単行本(1997年)→新書版(1999年)→文庫(2000年)。
 新書化、文庫化の速度が異常に早い。まあ、それだけの面白さがあるとは思うのだが、倫理的にはどうなのか。
 けっこう大掛かりなトリックが仕掛けられており、さすがに感心させられた。ただ、こういうトリックは他の作家にやって欲しかったというのが、率直な感想。というのも、文章に魅力がなく、ストーリーもつまらないからだ。この人の話で500頁以上も読まされるのは、苦痛でしかない。といって、この物語には膨大な頁数が必要なのも事実だし。
 アンチ・ミステリとしてもあまり評価しない。
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痾 (講談社文庫)
価格: 660円
レビュー評価:2.5 レビュー数:3
 1995年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 メルカトル鮎・シリーズの一冊で、『夏と冬の奏鳴曲』の続編となっている。順番に読むべき。シリーズの今後を予感させる作品でもある。
 トリックで読ませる作品ではなく、人間の暗い情念を淡々と説明抜きで描いたような作品。話としては面白いが、ちょっと残虐すぎる気も。特に猫好きの人は読まない方が良いと思う。
 最後まで読んでもタイトルの意味が良く分からなかった。
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夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)
価格: 980円
レビュー評価:3.5 レビュー数:14
京極夏彦の「姑獲鳥の夏」(文庫)の解説に作品名があったので、興味が沸いて蒸発しないうちに呼んでみました。
まぁ、話の大筋はあらすじなり他レビューなりで既に充分に書かれていることなので省略させていただきますが、

先ず(何よりも先に)、絵画に基づく(または纏わり付く)思想だの哲学だの宗教的理念だの信仰心だの、やや新古典というか近代美術というかを基盤に引いてる美学だの、他に地盤の崩れに眩暈を起こさせるような(素晴らしい)設定(ここではややアンフェアなどんでん返しと解釈されているのだろうか)に浪漫を感じない方、一切興味の無い方(頭の柔らかい本格狂いを除いて)には
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メルカトルと美袋のための殺人 (講談社文庫)
価格: 650円
レビュー評価:4.0 レビュー数:6
◆「化粧した男の冒険」

  刺殺された男の顔に、なぜ死化粧が施されていたのか?


  いまや常套句として、一般にも通じるチェスタトンのとある逆説がモチーフ。

  もっとも、そうした論理の冴えもさることながら、翌日に予定している観劇に間に合わす
  ため、超法規的な「捜査」を展開するメルカトルの“銘”探偵ぶりこそ読みどころでしょう。



◆「彷徨える美袋」

  殺人の容疑者にされた美袋。

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名探偵 木更津悠也 (光文社文庫)
価格: 580円
レビュー評価:3.0 レビュー数:2
 2004年にカッパ・ノベルスとして出たものの文庫化。
 京都の住宅街に出没する白い幽霊を軸に、4つの事件が語られている。
 4篇の出来はそれなり。面白かったのは「交換殺人」。いろいろバリエーションのあるテーマだが、ひとひねりあるプロットで楽しめた。
 「白幽霊」もまあまあ。犯行の構図が巧みにズラしてあり、それに気が付くと一挙に事件が解決して爽快。
 しかしながら、本書を特徴づけているのは、物語全体に巧妙な仕掛けがある点。やな感じのトリックだが、これはこれで面白い。私は気に入った。メタ・ミステリとしては、成功している部類ではないか。
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化粧した男の冒険-メルカトル鮎の事件簿- (秋田コミックスサスペリア)
価格: 540円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
◆「化粧した男の冒険」

  刺殺された男の顔に、なぜ死化粧が施されていたのか?


  いまや常套句として、一般にも通じるチェスタトンのとある逆説がモチーフ。

  もっとも、そうした論理の冴えもさることながら、翌日に予定している観劇に間に合わす
  ため、超法規的な「捜査」を展開するメルカトルの“銘”探偵ぶりこそ読みどころでしょう。



◆「彷徨える美袋」

  殺人の容疑者にされた美袋。

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気分は名探偵―犯人当てアンソロジー
価格: 1,575円
レビュー評価:5.0 レビュー数:4
◆「ヒュドラ第十の首」(法月綸太郎)

  妹を死に追いやった、妹の不倫相手を捜していた蟹江陸朗が殺害された。
 
  蟹江は当初、不倫相手について「ヒラド・ノブユキ」という名前しか知らなかったが、
  独自に調査をしていくことで、三人にまで絞り込み、それぞれと接触したらしい。

  三人のうちの誰かが、蟹江を殺害したのか?


  蟹江の部屋を物色した犯人が使用したとおぼしき
  ゴム手袋とラテックスパウダーが付着した軍手三枚。

  
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あいにくの雨で (講談社文庫)
価格: 620円
レビュー評価:3.5 レビュー数:4
 1996年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 著者の長編第4作だが、メルカトルとかは出てこない。埼玉だか京都だかの郊外の高校生たちを主人公に、連続殺人の謎を追うという物語になっている。
 トリックには重点を置いていないようだ。むしろ、犯人の意外さと、(犯人解明の)気持ち悪さを主眼にしている。その点では著者の狙ったとおりの効果が出ていると思うが、読んでいて面白いものではない。陰鬱さと納得できなさが残る。
 人間不信になりそうだ。
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