東野圭吾 の書籍リスト           

  
東野圭吾に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 東野圭吾 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

毒笑小説 (集英社文庫)
価格: 630円
レビュー評価:4.5 レビュー数:23
シニカルな「黒笑小説」に比べ、こちらはプッ・・!と吹き出してしまうような笑いがところどころで起きる。
が、中にはしんみりした作品や本業のミステリーも収められており、黒笑よりも幅広く楽しめる1冊ともいえるかもしれない。

思わず声を出して笑ってしまったのが「ホームアローンじいさん」。
家族が出かけた隙に孫のAVを観賞しようと企むのだが、このじいさんの行動がお笑いのコントばりにマヌケで、何度読み返しても笑える。

巻頭の「誘拐天国」も、おじいさんが主人公の話。
孫と遊びたいがばかりに誘拐してしまうのだが、とにかく
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同級生 (講談社文庫)
価格: 700円
レビュー評価:4.0 レビュー数:27
県立の名門高校を舞台にした本格学園推理。
事故死した"恋人"が妊娠していた―
彼女への自分の気持ちは果たして本当の愛情だったのか?その真偽に思い悩む「俺」西原荘一は、
彼女の死の真相を暴くべく、学園を相手に奮起する。

自分のことを思いながら死んでいった彼女への"償い"のつもりだが、それによって救いたいのは他でもない自分自身?
深く読むと、あの名作『手紙』に繋がるようなテーマが根底にあるように感じた。

学園に対して真っ向から立ち向かっていく主人公の描き方がなかなか魅力的で、
これがた
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放課後 (講談社文庫)
価格: 600円
レビュー評価:3.5 レビュー数:58
ガリレオや容疑者を読んでから・・・という人が今更こんな古い小説を読んで楽しいなど思うわけもないではないか!
この作品が書かれた時代は、まだまだ現在のような「ミステリー」とは違って、
いわゆる「推理小説」全盛期だった。
殺人トリックの技量と意外性を競い合っていた頃なのである。
その中でこの作品は、本当に驚きであった。
今では意外性もないストーリーかもしれないが、
当時はものすごい衝撃だったのだ。
そして、この数年後から、現在に通じる社会派ミステリーが続々と登場することを思うと、
東野圭吾のこの作品抜
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私が彼を殺した (講談社文庫)
価格: 730円
レビュー評価:4.0 レビュー数:37
『どちらかが彼女を殺した』の読者が自分で犯人を推理する形式が大変気に入ったため、こちらも続けて読んでみました。
今回は『どちらかが?』と同形式だと知っていたため、最初から気合を入れて隅々までチェックを入れつつ読んではいましたが、やはり袋とじ解説なしで自分でトリックを見破るのはお手上げでした。
容疑者が3人に増え、難易度は『どちらかが?』に比べ、格段にアップ。とはいえ、袋とじ解説は『どちらかが?』よりもこちらの方がわかりやすかったように思います。
単純に事件→解決を第三者として読むのもいいけど、読者が自分で犯人を推理する形式にもたまには挑戦してみたいという方
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レイクサイド (文春文庫)
価格: 520円
レビュー評価:4.0 レビュー数:49
東野作品(長編)にしてはわりと薄めの1冊。
ミステリーだが同時に様々な社会的問題を投げかけている作品。
三人称でかなり淡々と語られてゆくストーリーで、
雰囲気は仮面山荘?や白馬山荘?に似ていてあまりパっとしない。

舞台は湖畔の別荘、殺人事件は一件、と特に劇的な展開も派手さもない。
中盤から主人公が探偵役となって仲間内に隠された秘密と謎に迫ってゆく。
読み進むうちに徐々に明かされてゆく真実、回収されてゆく伏線、
登場人物達の絡み合った複雑な心情には衝撃を受ける。

だが、登
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パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)
価格: 780円
レビュー評価:4.0 レビュー数:55
パラレルワールド(2つの時間軸)がドンドン近づいていくのがドキドキ。
2つの世界がつながった瞬間の台詞と、僕好みのラストシーンにはテンション上がりました。
個人的には「容疑者X」よりおもしろいと思う。
この作品が好きな人には、映画「バタフライエフェクト」がオススメ!

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怪笑小説 (集英社文庫)
価格: 520円
レビュー評価:4.5 レビュー数:27
「毒笑小説」「黒笑小説」よりもまず先に出版されたのがこちら。
バカバカしすぎて呆れながらも、笑わずにはいられない9つの短編集。

後の2作とは違うところは、最後に東野さん自身のあとがきがある点であり、
しかもそれが各1編づつに、であるからこれはかなりおいしい。
ファンにとってはそれだけでも買う価値のある作品になっています。私自身、食い入るように読んでしまいまった。

さて中身だが、どれも万遍なく面白く、3作の中でまず先陣を切って出版されたこともあり、
巻末の真保裕一さんの解説ではないが「まだまだ猫
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名探偵の掟 (講談社文庫)
価格: 620円
レビュー評価:3.5 レビュー数:35
ミステリー小説のジャンルは、気軽に読める小説として支持され、映像化も含めて大衆化されているが、そのエンタテイメントとしての源泉の探求、発想のオリジナリティに対する読み手、受けて側の敬意と評価が、いかにないがしろにされてきたか、自動化されてきたかというジレンマへの痛烈なアイロニーでありかつ、極上のエンタテイメントに仕上がっている短編小説集である。
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犯人のいない殺人の夜 (光文社文庫)
価格: 580円
レビュー評価:4.0 レビュー数:8
殺人についてはこれは法律上、罪には問えないであろうものや過失致死か正当防衛ではないかというものも見られます。
しかし、この作品の最大のキモは「どうしてこんな悲劇が起きたのか」というもので、いわばミステリーとしての魅力よりもストーリーテラーの魅力だと思います。
無論、ミステリーとしてもトリッキーで意外な結末には驚かされます。
ただ、少々、後味の悪い部分がありますね。一部を除いては悲劇的な犯人ばかりですから。
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あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)
価格: 580円
レビュー評価:4.5 レビュー数:22
本作は、おそらく現在日本で最も売れている作家の、
小学校から大学卒業に至るまでの半生記です。

怪獣やブルース・リーなどといった、
当時の流行に胸をときめかせたり、
大人のさもしい魂胆に翻弄されたり見抜いたり…。
金がない中で女心を射止めるために奮戦し、
荒れに荒れた中学時代を巧みに生き抜き、
高校の文化祭では映画製作に没頭し…。
ご丁寧に(笑)浪人までしてくれたおかげで、
一大イベントである、大学受験にまつわるエトセトラもふんだんに盛り込まれています。
大学に
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魔球 (講談社文庫)
価格: 580円
レビュー評価:4.5 レビュー数:24
高校野球の天才ピッチャーを主人公にした青春ミステリー。
彼らの純粋さ、ひたむきさ、情熱や友情がとても丁寧に描かれており好感を持てた。
わりとマイナーな作品だがこれは多くの人に読んでいただきたいと思う。

冒頭に野球のワンシーンを持ってきているため、
あまりそちらに詳しくない人は一瞬怯んでしまうかもしれない。
しかし、そこを越えれば後は特に野球の知識がなくても問題はないので、
頑張って読み進んでもらいたいたい。

天才エースの野球にかける思いの裏には一体何が隠されているのか?
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天空の蜂 (講談社文庫)
価格: 880円
レビュー評価:4.0 レビュー数:36
執筆されたから12年たって読んでも、違和感のない作品でした。それだけ国の姿勢などが変わっていないということですね。
賛成派、反対派がそれぞれどのように意見を出しているのか、その矛盾点、原発の仕事をしている人たちの現状など単純な問題ではないということを記述してあるので、興味がない人、知らなかった人も意見を偏らされることなく読めると思います。

登場人物が多すぎる点、原発やヘリに関する説明やラストで犯人が投げかけた言葉の意味が、万人に理解できるか疑問が残る点で☆1つマイナス。
それは小説の限界なので仕方ないのでここは映像化といきたいところですが、政
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