私が殺した少女価格: 1,325円レビュー評価: 4.0 レビュー数:16 1989年10月、早川書房よりリリース。著者の第2作にあたり、直木賞受賞作、しかも著者の自筆サイン入り(僕はサインにとても弱い)を手に入れたので相当期待して読んだ。
著者がよく言われるレイモンド・チャンドラーを意識しての文体については、チャンドラーの『長いお別れ』あたりのマーロウにこの沢崎が追いついているとはとても思えなかった。和訳後ですら訥々と湧き出るチャンドラーの輝く文章に比べ、筆者の文章は確かに読みやすく具体的だとは思うが、そこまでの輝きは僕にはなかった。そしてストーリーの結末にまったく意外性を感じなかった。
おそらくミステリー漬けに ...さらに詳しい情報はコチラ |
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彦龍のノリヒコさん価格: 1,050円レビュー評価: 4.0 レビュー数:4 坂東眞砂子さんの子猫殺し問題。
ほんとーに真剣に思い悩んでいた私。
ネットで知ったノリヒコさんの一言。
目からウロコでした。。。。。
なんだかんだと、すっかりノリヒコ信者になってしまった。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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MASHUP++価格: 3,360円レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 mashupについて書かれた本で、カラーで読みやすい。一見すると平易な内容に見えるが、難しい内容もサラリと書いてあるので、じっくりと自分で確かめながら読み進めることをおすすめしたい。
ただ、気になったのが、本に掲載されているのに、実際に動いているサンプルが見られない章がかなりあること(2007年9月現在)。3章から6章までが「リンク先がありません」とか「現在制作中」というのは、ちょっと問題があるのではないと思う。購入してがっかりしている人も多いのではないだろうか。
ただ、API等についての説明をしっかりとしてくれている著者もいて、その部分だけでも勉強になる。そういう意 ...さらに詳しい情報はコチラ |
原体剣舞連―加藤龍勇ファンタジー詩画集価格: 2,730円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 かつて加藤洋之&後藤啓介として2人組で活動していたイラストレーターの片割れ・加藤氏が、加藤龍勇と改名。3冊の絵本を出したのちに満を持して描き上げたファンタジー画集。よほどの宮沢賢治好きでないと読んだことがない「原体剣舞連」という詩を、少年剣士たちの自己との戦いに舞台を変え、いきいきと描いている。じっくりと眺めれば眺めるほど、カラダの中になんだか力が沸いてくる不思議な作品。流行の「癒し系」絵本とはまったく違うアプローチだが、ココロの深い部分が癒されていくというか……。宮沢賢治に興味がなくても、加藤氏を今まで知らなかった人も、手元に置いて時々じっくり眺めてみることをおすすめします。著者による「あ ...さらに詳しい情報はコチラ |
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