魔女の隠れ里―名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社 青い鳥文庫)価格: 609円レビュー評価: 4.5 レビュー数:5 前半と後半のコントラストはすばらしいと思います。
前半は心があたたまるような謎。ごく普通の家庭の話です。後半は一転して不気味な桜の村でのミステリ。
今回は、魔女の動機。村で起きた過去の事件。そして死体隠しゲームの真意。そこから亜衣が気づいてしまったもの。夢水の気遣い。あたりまえの生活がどれほどかけがえのないものかに気づく。などが見所のように感じます。
文中には明示されていませんが、最後の謎は児童書の括りでは限界描写なのだと思いました。
このシリーズは子どもだけでなく大人でも楽しめるものです。中でも上位にくる作品だと思 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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名探偵夢水清志郎事件ノート VOL.6 (6) (KCデラックス)価格: 450円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 夢水清志郎シリーズ第6弾は、青い鳥文庫の原作でも異色である大江戸編です。
お馴染みのメンバーや新登場のキャラたちが幕末の世で赤い夢をみる...
いつもの話と比べて教授はかっこよさ5割増しでした。
幕末という日本の転換期を、教授という人間が眺めたとき、語ったとき...そんな姿が素敵でした。
大江戸編のこれからを待つにあたりまして...梅太郎さんをよく覚えておく必要があります。
教授と笑顔で語りあい、非常に大切な時間を過ごした彼。
次巻が楽しみです。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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人形は笑わない―名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)価格: 651円レビュー評価: 4.0 レビュー数:3 今回は呪われた人形塔の謎を解く。
それと平行して
亜衣の所属する文芸部がその人形塔で映画を撮る、というお話。
レーチこと麗一が今作では大活躍、といいたいところだが、
今回に限っては
レーチの行動が本当にうざい。
もちろん自分にとっては、だけど。
やはり脇役は脇に徹していないとダメなんだな、と。
謎自体は、それってあり?っていう感じで
謎解きもあまり受け入れられないものでした。
今回果たしかに人は死ぬんだけど、
その謎も解いてしまえば、 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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ギヤマン壺の謎―名探偵夢水清志郎事件ノート外伝 (講談社 青い鳥文庫)価格: 609円レビュー評価: 4.5 レビュー数:2 今回は何故か江戸時代に舞台を移し、
夢水の名探偵振りが描かれています。
作者本人が言うように
時代考証なんて無視しまくっているような気もしますが、
エンターテイメント作品だし、まぁいいか。
江戸時代を舞台にしても夢水は現代と変わらずです。
普段はぼ?っとしているけれど
謎解きは天下一品。
今作でも大いに困っている人を謎を解くことで
幸せにしていきます。
すごくゆるい雰囲気で
緊迫感がまったくない感じですが、
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赤い夢の迷宮 (講談社ノベルス)価格: 945円レビュー評価: 3.5 レビュー数:2 児童文学のはやみねさんだし、文体がいつも通りということもあって、大分先入観があったのが見事に打ち砕かれました。
トリックは普通にミステリ読んでる人なら解けると思いますが、それが全てじゃないのがこの本の恐ろしい所。確かに殺人事件も起きて探偵も助手も存在するのに、それがまるで仮面のように剥ぎ取られた最後の真実。どちらかと言えば井上夢人さんみたいな広義としてのミステリな印象を受けました。
カバー折り返しのサービスが憎い、いい作品だと思います。
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夢水清志郎に挑戦! 超 名探偵ものしりクイズ (青い鳥おもしろランド)価格: 1,000円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 前作の「名探偵ものしりクイズ」に続く第二弾。「生き物」、「科学」、「歴史」、そして、前回にはなかった「名言」の4つのジャンル別クイズになっています。びっくりするようなクイズやためになるクイズまでさまざまなクイズが楽しめます。
そして、今回は夢水清志朗の新作短編小説がふくろとじで登場!このスペシャル短編小説もかなりおもしろく仕上がっています。
この本は夢水清志朗の新作短編小説も読め、クイズでたくさんの知識を学べて一石二鳥となる本ではないでしょうか。 ...さらに詳しい情報はコチラ |