西澤保彦 の書籍リスト           

  
西澤保彦に関する書籍をご紹介しています。






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世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿
価格: 1,680円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
 いわゆる「安楽椅子もの」の連作短編集。しかし探偵役は市の臨時相談窓口の職員?という設定で、舞台は某県の櫃洗市。
 市内の大学構内、病院、警察署内、はたまた路上に臨時開設された神出鬼没の「市民サービス課臨時出張所」の市役所職員(?らしき人物)が、その場に居合わせた不思議な体験をした人の謎を解決するというストーリー。
 全部で7編のストーリーだが、「スクランブル・カンパニー」が一番気に入った。
 超絶美女と平凡な男という組み合わせが「匠千暁シリーズ」に通じるものがある。
 この作者独特の超能力やモンスター、超常現象は出てこないので、その手がお好きな方は他の作品をどうぞ。
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念力密室!―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)
価格: 700円
レビュー評価:4.5 レビュー数:5
 1999年の講談社ノベルスの文庫化。短篇5本+αが収められている。
 『幻惑密室』、『実況中死』につづく「神麻嗣子」シリーズの第三弾。しかし、刊行順とは別に、シリーズ最初の作品は本書に収録されている「念力密室」。第2作が『幻惑密室』、それからまた本書の短篇2点を挟んで、第5作が『実況中死』。ちゃんと順番で読んだ方が良いらしい。面倒なのでとりあえず本書を通読した私は、ちょっと後悔した。
 トリックはなかなか。良く練られているし、説得的で無理がなかった。キャラクターも魅力的。ただ、ストーリーがいまいち。無理に身内ネタに持ってくる必要があるのか。
 超能力その
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腕貫探偵 (ジョイ・ノベルス)
価格: 860円
レビュー評価:1.0 レビュー数:1
これは私には無理でした。もうミステリじゃなくてSFをお願いしたい。
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人形幻戯 (講談社文庫)
価格: 680円
レビュー評価:3.0 レビュー数:3
 2002年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 神麻嗣子シリーズの第6弾。短篇5つ+αが収められている。
 だんだんミステリからは離れていく神麻シリーズだが、本書で主眼となっているのは、なんのために超能力を使うに至ったかという動機の部分。どんでん返しがあったり、底知れぬ悪意があったり。
 ただ、意表をつこうとするあまり、無理な展開や雑な物語になっているようにも感じる。
 かなり不満の残る一冊であった。
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ナイフが町に降ってくる (祥伝社文庫)
価格: 590円
レビュー評価:3.5 レビュー数:3
 1998年に祥伝社ノン・ノベルとして出たものの文庫化。
 いつもながらの奇想天外なミステリ。設定による縛りも良く効いていて、楽しめる一冊だった。しかし、ミステリとしてはどうしようもない。発想は確かに凄いが、その設定ゆえに犯人は最初から明らか。あとは動機への関心で読んでいったが、結末の下らないことといったらなかった。
 西澤氏は傑作も多い代わりに駄作の駄目ッぷりもひどい。これは後者。
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実況中死―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)
価格: 700円
レビュー評価:4.0 レビュー数:2
2001年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 神麻嗣子シリーズの第二弾。ただし作中の時間軸でいうと3番目に当たる。順番を良く把握した上で、時間軸に沿って読み進めていくことをおすすめする。
 内容は良く練られている。大仕掛けなトリックで、あっと驚かされる。どこかアンフェアな気もするが、まあ、どんでん返しを楽しむべき一冊だろう。
 しかし、シリーズものでこういうトリックを使ってくるとは思わなかった。
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幻惑密室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)
価格: 700円
レビュー評価:3.0 レビュー数:5
 1999年の講談社ノベルスの文庫化。
 「神麻嗣子」シリーズの第1弾。しかし、刊行順とは別に、シリーズ最初の作品は『念力密室』に収録されている「念力密室」。順番に読んだ方が良い。
 トリックはなかなか。設定や超能力が活かされており、ひねりも効いている。しかし、結末についてはガッカリだった。確かに、これしかないというのは分かるのだが、納得できない。
 とはいえ、最近の作品に比べると、きちんと考えて執筆された一冊。
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いつか、ふたりは二匹 (ミステリーランド)
価格: 2,100円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
まずファンジーでありながら、事件の背景は物騒な昨今をベースにしている。妙にリアルである。そのリアル感と猫に乗り移ることができる少年という甘いファンタジー的な設定の対比が面白い。小学校6年生にして老成したような主人公と、猫に乗り移っているときの友達のピーター(セントバーナード)との会話も子供同士の会話とは思えない。ピーターの言動もジジ臭いのだ。

いつ子供たちの身にふりかかってもおかしくない事件の中に、彼らを取り巻く環境の不安定さや、彼らの抱える精神的な問題がきっちり描かれている。

この本のタイトルの意味は最後にわかる。ピーターは年寄りみたいな
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絶海 (ノン・ノベル)
価格: 900円
レビュー評価: レビュー数:

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死者は黄泉が得る (講談社文庫)
価格: 700円
レビュー評価:4.0 レビュー数:4
 読み終わる直前までこれは凄い、なんという大作だ、と思っていたのだが、
最後の1文で「ん???」となってしまった。
西澤保彦にしては珍しく最後に謎が残るように構成している。

 そこからまた一時間程かけて斜め読みしてようやく、仕掛けに気付けた。
そして全体として見た時の物語の形相が一変した。そういう物語だったのか、と。

 展開の面白さやトリックの奇抜さもさる事ながら、
何度でも読み返したくなるような、奥が深い作品に仕上がっている。

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笑う怪獣 ミステリ劇場 (新潮文庫)
価格: 500円
レビュー評価:4.0 レビュー数:2
ミステリとSFが上手く調和している。
またお馬鹿なギャグも良い。電車の中でついついニヤニヤしてしまう。
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大密室
価格: 700円
レビュー評価:4.0 レビュー数:6
◆「神は密室」(千街晶之)


   「これまで読んできた密室トリックとは違って……まるで世界が、
    世界を守るためによってたかって一人の人間を抹消するかのようなもの」
                           (有栖川有栖『46番目の密室』)



 著者は、一見抽象的な言い回しである上の記述が、
 密室ミステリの本質を鋭く衝いていると指摘します。

 すなわち、歴代の密室ミステリの名作群においては程度の差こそあれ、
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