西澤保彦 の書籍リスト           

  
西澤保彦に関する書籍をご紹介しています。






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世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)
価格: 630円
レビュー評価:3.0 レビュー数:6
 2003年に出た単行本の文庫化。
 西澤氏の特徴が良く出た作品。舞台はアメリカ、多国籍の登場人物、虐殺、推理ゲーム、衝撃の結末。
 なかなか意外性のある結末で、氏の作品のなかでも良作に位置づけられるものだろう。ただ、ちょっと残念に感じる点もある。まさか、こういう方向のラストになるとは思わなかった。確かに凄い結末だが、なんだか拍子抜け。いや、本当に悪い作品ではないのだが、がっかりというか。
 まあ、これも作者に完全にだまされてしまったということなのかな・・。
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黒の貴婦人 (幻冬舎文庫)
価格: 630円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
 2003年に出た単行本の文庫化。
 匠千暁シリーズの一冊。5つの短篇が収められている。
 ミステリとしての出来ははっきり言ってダメダメ。まともな推理にすらなっていないものが多い。その面では期待するなかれ。
 近年の西澤氏の悪いところが出てしまっている。まあ、長編でないだけ許せるか。
 魅力的なのはキャラクター。ずっとシリーズを読んできた人には、たまらない一冊だろう。ちなみに、このシリーズに関しては、順番に読んでくることを強くお勧めする。
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フェティッシュ (集英社文庫)
価格: 820円
レビュー評価: レビュー数:

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仔羊たちの聖夜(イヴ) (角川文庫)
価格: 650円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
 1997年にカドカワ・エンタテインメントとして出たものの文庫化。
 匠千暁シリーズの一冊。出版順とはやや異なるが、『彼女が死んだ夜』、『麦酒の家の冒険』につづく第3弾。時系列順に読み進めることを強く推奨する。
 本シリーズではレギュラー・メンバーの抱える心の問題が浮き彫りにされていく。本書と次作の『スコッチ・ゲーム』では、タカチの過去が取り上げられる。西澤氏の好きな暗い話だが、本シリーズではユーモアと酒が効いているので、そんなに重苦しいものにはなっていない。
 ミステリとしてはいまいち。テーマにひきずられて、無理を押し通してしまったような。結末の陰惨さは
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転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)
価格: 750円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
 2000年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 神麻嗣子シリーズの第5弾。短篇5本+αが収められている。神余響子が物語に関わってくるようになるきっかけなども書かれており、シリーズの読者としては嬉しい限り。響子と嗣子のかけあいも面白い。
 ミステリとしても上々。手を変え品を変え超能力が使われており、謎解きにも感心させられる。
 シリーズ全体にまぶされたトリックも、謎を深めている。最後が楽しみだ。
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黄金色の祈り 文春文庫 (文春文庫)
価格: 690円
レビュー評価:4.0 レビュー数:5
 1999年に出た単行本の文庫化。
 西澤氏には、ミステリの形式を取ってはいるが、本当に書きたいことは別にある、というタイプの小説が何冊かある。本書もその一冊。
 テーマとなっているのは、自身の半生である。中学時代から作家デビューの頃までが、ほぼ自身の体験をなぞるような形で書かれているのだ。さらに、重きを置かれているのは、辛くて痛い若者の内面であり、とことん嫌な奴として、自身の姿が綴られていく。そのあたり、迫力があり、非常に赤裸々に描かれており、随分と共感を覚えてしまい、苦しいほどであった。
 作者がどこかで書きたかったというか、告白したかったことなのだろ
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夢は枯れ野をかけめぐる
価格: 1,680円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
話の中心となる人物が48歳というだけで相当地味です。テーマも介護とか、老後とか地味ではあるけれど誰もが避けては通れない問題を扱い、それをうまくミステリーにしています。そして、今回は事件も地味です。主人公と同じくらい地味な謎の数々も同様です。なんていうか、紹介するのにこんな地味な内容も珍しいくらいですが、地味です(笑)
本編は短編を6編収録。それぞれにストーリーがリンクしており時系列に沿って話が進行していくので最初から一作づつ読んでいくことをお勧めします。読むうちに、あの人がこの事件とリンクして…というふうに徐々につながっていきます。しかし、この小粒な事件をスルメをかむようにじわじ
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殺意の集う夜 (講談社文庫)
価格: 620円
レビュー評価:3.0 レビュー数:6
 1996年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。ノン・シリーズの長編ミステリ。
 ユーモア・ミステリの一種と思う。馬鹿馬鹿しさ、無茶苦茶さに笑わされた。あからさまな伏線から、おおよその結末は予測できるものの、最後の謎だけは見抜けなかった。なかなか意表を突いた作品だと思う。
 ただ、殺人を詰め込みすぎて、個々の事件・犯人のディテールが描かれなかったのが残念。
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夢幻巡礼 (講談社文庫)
価格: 880円
レビュー評価:4.0 レビュー数:3
 1999年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 神麻嗣子シリーズの番外編。シリーズの作品を何編か読んでからの方が楽しめるだろう。
 警官でありながら大量殺人鬼という主人公の一人称で進む特異な物語。しかし、けっしてグロテスクでもなければ、不快な本でもない。むしろ主人公に格好良さを感じてしまうような作品であった。サイコキラーものとしては上々の一冊だろう。
 ミステリとしても秀逸。特にミスディレクションの使い方が上手い。すっかりだまされてしまった。そして驚愕の結末には、「なるほど」と手を叩いてしまう。
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生贄を抱く夜 (講談社文庫)
価格: 750円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
超能力者問題秘密対策委員会(通称チョーモンイン)の神麻継子とその周辺の人々が、超能力絡みの難事件に挑む超能力シリーズの7作目にあたる短編集。著者自身が「番外編的な色合いが強い」と言っている通り、おなじみの面々(神麻継子、保科匡緒、能解匡緒、神余響子)は登場するものの、どちらかというと脇役的存在。
7本の短編のうち「一本気心中」は神余響子と保科匡緒が、「共喰い」は神余響子と彼女の協力者である刑事・叶宮邦明が事件について話し合う形ですが、残る5本は事件の当事者である一般人や超能力者自身が主人公。中には超能力事件がメインにならない作品もあり、シリーズを通して読むときは良いアクセントにな
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瞬間移動死体 (講談社文庫)
価格: 700円
レビュー評価:3.0 レビュー数:4
 1997年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 ノン・シリーズの一冊で、西澤氏お得意の超能力を題材にしている。使われているのは、テレポーテーション。といっても万能ではなく、制限付きであるところがミソ。練り込まれたトリックで、あっといわせるラストもさすが。
 なのに、なんだかすっきりしない作品だった。良く出来ているのだが、面白くない。理由は分からないのだが・・。
 まあ、手を抜かずにきっちり構成された作品なので、読む価値はあるだろう。
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両性具有迷宮 (双葉文庫)
価格: 800円
レビュー評価:3.0 レビュー数:5
「人格転移殺人」「7回死んだ人」とかを読んでて、それなりにおもろかったから、これにも手を出したけど、なんかほんとに前記の作品と同作者か?と思えるほどの、サイテーなのだった。ミステリーっていうか、全然たいしたことないじゃん。ただのエッチ小説だよ・・・。森奈津子とか、僕はそっちの小説は興味ないから知らないけど、ぜんぜん、このいかれたばあさんがアレコレとえろいことばっかりしてて、読むのがしんどくなった。国立大教授のミステリー作家がこんなの描いちゃ品格落しますよ?
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