闇の中の怨霊―グイン・サーガ(46)価格: 469円レビュー評価: 2.0 レビュー数:2 毎巻欠かさず読み続けてきた「グイン・サーガ」を、この巻で投了しました。
陰惨なストーリー展開と、ある種の登場人物への作者のまなざしに打ちのめされました。
弱いもの、醜いもの、蔑まれているもの、虐げられたもの・・・そうしたものたちへの共感が、以前の作者にはありました。少なくとも私はそう感じていました。
時の流れとともに、人は変わるのですね。作者も、読者も、ともに。
そのことが悪いとは言えません。
ただ、悲しい。それだけです。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
ノスフェラスの戦い―グイン・サーガ(3)価格: 567円レビュー評価: 4.5 レビュー数:2 部族間争いを続けるセム族を、モンゴールとの戦いのためにまとめあげるグイン。
執拗に未開の地へと足を踏み入れるモンゴールの真の目的とは、
ノスフェラスにある「瘴気の谷」の謎を解明し、そこにモンゴールの砦を築くことだった。
圧倒的な劣勢の中、セム族をまとめ、奇怪な生物を操り、モンゴールに奇襲をかけ、対等に戦うグイン。
今ここにノスフェラスの戦いが始まった。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
魔宮の攻防―グイン・サーガ(91)価格: 567円レビュー評価: 3.0 レビュー数:4 この作品のファンを続けて長いのですが、見切りをつけるべき作品だったと思いました。栗本薫氏の作品は全て適当に書かれているとしか思えないほど質が落ちたと思います。後付け設定の多さ、無個性なキャラクター、ひらがなと統一性のない文体等 私は一読者としてこの作品を読むことをお勧めはしません。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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アルゴスの黒太子―グイン・サーガ(6)価格: 567円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 この6巻からがグイン・サーガの本当の始まりであるわけですが、
1?5巻の「辺境編」から打って変わって、この巻から「陰謀編」に突入します。
後々物語の中核を担う人物が出てきていますが、
特に重要なアルド・ナリスやスカールの登場と共に、物語は盛り上がりを見せていきます。
まぁ、この「陰謀編」は10巻までまったりと進んでいくので、
大きな戦いが起こるのは11巻以降の「戦乱編」からになります。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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豹頭の仮面―グイン・サーガ(1)価格: 567円レビュー評価: 4.0 レビュー数:24 読み始めたのは高校生のとき、当時は本編が18巻ぐらいだったから、割とリアルタイムに読んできたと思う。最初はのめり込みました。終らない物語を書きたいという栗本氏の発言にも大いに共感できる年齢だった。あとがきから読む、なんていう邪道を覚えたのも、このシリーズだった。なのでこれから読む方には一応お勧めします。
ただ、当時はわからなかったのは、読書量がふえると感想も変わるということ、何より自分も年をとっていくという事実だ。その点、書き続けている栗本氏はすごいと思うが、途中で1年に1冊とかいうペースになって、その間、当然別の本を読むわけで、いつの間にかナリス様がガキに、ヴ ...さらに詳しい情報はコチラ |
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陽気な幽霊―伊集院大介の観光案内 (講談社文庫)価格: 620円レビュー評価: 2.0 レビュー数:1 今回の作品の登場人物の一人に、「薬師寺 京子」という女性が
登場するのですが・・・・
とある作家の、女性主人公をもじったキャラとしか思えません。
話を読み進めれば、栗本氏が明らかに、その作品なりキャラを知った上で書いているのが、
薬師寺嬢への、細々とした描写から分かります。
さすがに他作家さんの、アニメ化されるような人気作品の主人公だけに、
あからさまな表現はしていないのですが、読み手が表現の端々から受ける「薬師寺京子」
というキャラへの印象は決してよくありません。
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