逢坂剛 の書籍リスト           

  
逢坂剛に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 逢坂剛 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

裏切りの日日 (集英社文庫)
価格: 560円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
百舌シリーズの序章と言える物語。
「百舌の叫ぶ夜」で、倉木が津城を全面的に信用出来ない理由として
挙げた「ある事件」のことが書かれています。

なので、ちょっと若い津城が登場します。
でもやはり彼はこの時から一癖も二癖もある不気味さを醸し出してい
ます。

物語の軸になるのは、ほぼ同時に起こった二つの事件。
手際よく人質をとりビルを占拠した犯人が、身代金を現場に残したま
ま忽然と消えた事件と右翼の大物の射殺事件。
この二つの事件のつながりやそのカラクリは、その後
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カディスの赤い星〈上〉 (講談社文庫)
価格: 680円
レビュー評価:4.0 レビュー数:5
 読んでいて非常に苦痛。話が面白くないわけではない。どでかい賞も取った作品に何を言わんやだが、だからこその失望。 主人公がキザで、スポーツカー好きな所などは、大沢在昌等の作品好きにはたまらないかもしれないが。 島田や船戸のファンはスルーするのが懸命か。 何かジャニーズの歌を延々と車中で聞かされた気分だ。 つまり、苦痛ってこと。
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銀弾の森―禿鷹〈3〉 (文春文庫)
価格: 630円
レビュー評価:3.0 レビュー数:3
2001年度のこのミスで3位、2000年の文春で16位を獲得した「禿鷹の森」、評価が低かった「無防備都市」に続く「禿鷹」シリーズの第三弾。
一言で言えば、waste of the time and moneyで、「無防備都市」よりはマシという程度。
本作の内容は、渋谷のシマをねらう三大勢力がしのぎを削る中、敷島組の若頭が、渋谷署の悪徳警部補「禿鷹」の謀略で南米の組織「マサダ」に殺される、という話なのだが、そこから抗争に発展するわけでもなく、大きな謎があるわけでなく、淡々と話が進行する。こんな、小規模の話でそれなりに読ませる本にする作者の筆力はさすがであるが、なんせ迫
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無防備都市 (文春文庫―禿鷹の夜)
価格: 660円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
前作の「禿鷹の夜」に続く禿鷹シリーズ第2作、ということになる。逢坂 剛の代表作である“百舌シリーズ”は、一旦完結した後「甦る百舌」で再登場を果たしたが、禿鷹シリーズはまだ始まったばかりなので、これまでのパターンで行くともう1冊、ないし3冊は刊行されるのではないかと思う。
主人公の禿富は、まさに極悪非道な刑事なのだが、前作にも増してその極悪ぶりは徹底している。私には実にうってつけの主人公像だ。どうもこういう男には弱いのよね…。朝、駅の書店で購入し、昼休みと帰りの電車で余すところ50頁ほど。帰宅して30分で読み終わってしまった。
逢坂 剛は、この時代を嘲笑うような暗黒のヒーローを生み
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逆襲の地平線 (新潮文庫)
価格: 620円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
『アリゾナ無宿』に夢中になり、期待して読みました。
結果は『アリゾナ無宿』にあったハラハラ感やワクワク感が
殆ど無く、長い旅行記を読んだような気分。
続編への布石がいくつか出てきた為次回作が気になるところだが、
本作はただの「つなぎ」のようなものに感じた。
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斜影はるかな国 文春文庫 (文春文庫)
価格: 990円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
スペインを舞台にした長編サスペンスです。(←イギリス、日本も出てきますが)
内容にはあまり触れない方がいいと思うので、結論をいうと「おもしろい!」。
長すぎず、短すぎず、あっと驚かされる事実もあり、十分堪能できて満足しました。

スペインやフランコ時代のことをよく知らない人でも、難しいことはありません。(私の場合は知らなかったこともあり、新しい興味がわきました。)
続きが気になったしまうので、1日半で読み終わりました。
ただちょっと都合よすぎるかな〜と思う部分もあったので、星4つ。
これからこの人のほかの本も読んでみようと思います。
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しのびよる月 (集英社文庫)
価格: 620円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
逢坂 剛の小説としては軽くて楽しい短編シリーズです。
御茶ノ水署生活安全課の上司と部下である斉木斉と梢田威は小学校の同級生。
迷コンビが、今日も行く!
感想はもうこれだけで充分かな? 後は読んでのお楽しみ。

御茶ノ水署生安課シリーズ、このシリーズは3冊読みました。
 1『しのびよる月』
 2『配達される女』
 3『恩はあだで返せ』
まずは、この1冊目からどうぞ、お勧めします。

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牙をむく都会(上) (講談社文庫)
価格: 700円
レビュー評価:2.0 レビュー数:1
映画祭の企画とスペイン内乱終結60周年記念行事のコーディネーターを同時に引き受けた探偵に元シベリア抑留者から告発を手伝って欲しいとの依頼があって・・・と、かなり錯綜しているようですが、実際にはストーリーだけを追うのであれば、この1/3程度の作品でしょう。
映画祭の作品選考に絡んで開陳される蘊蓄の記述の長いこと長いこと。スペイン内乱の概要もこの作品には必要と思えません。これらが作品全体のリズムを壊しています。後者はまだしも、前者はまったくストーリーと関係なくて冗長性を高めているだけなのですが(1940?70年代位の西部劇のコアなファンには楽しめるでしょうが)、これはもしかしたらこの
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牙をむく都会(下) (講談社文庫)
価格: 700円
レビュー評価: レビュー数:

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水中眼鏡(ゴーグル)の女 (集英社文庫)
価格: 580円
レビュー評価:3.5 レビュー数:3
日本を代表するミステリー作家「逢坂剛」をお手軽に堪能できる、
サスペンスと意外な逆転劇が秀逸な3編です。読むのが遅い私でも
半日で一気に読める読み易さ。
逢坂剛はいい作品とそうでない作品の差が激しい気がしますが、本作
はもちろん「上」の部類の作品です。
ただ、サイコサスペンスに偏った作品集のため、ある程度傾向が読め

てきてしまうのが唯一残念。
しかし、15年以上前の作品ということを考慮すれば、いやはや恐る
べしというところでしょう。
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デズデモーナの不貞 (文春文庫)
価格: 480円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
逢坂剛は、私の中では“実に器用な作家”という位置付けで、社会派正義系の小説から、暗黒小説、サイコもの、果ては恋愛小説まで、どれも高い完成度の作品を提供してくれるが、この「デズデモーナの不貞」は、中でも異色作と言えるのではないかと思う。どこに位置付けるべきなのだろう。
「まりえ」という女がママを務めるバー“まりえ”は、池袋西口の界隈にある小さなバー。細い路地を入り、証券会社の看板のある角を曲がるとすぐのところにあり、鈴のついたドアを開けると、L字型のカウンターだけの細長い店に入る。
カウンターの中には、年齢不詳、長い髪を無造作に背中に垂らしたママがいる。ドレスはいつも黒。決して愛想
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燃える地の果てに〈下〉 (文春文庫)
価格: 620円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
1999年版 このミス2位(1位レディージョーカー、3位理由、4位屍鬼、というすごい年!!)
2000年文春ベスト10 1位

スペイン・フラメンコ・ギター といえば作者の3点セットと言っていいくらい得意の分野であるが、おそらく、この作品がベストだろう。
個人的には、本作、「百舌の叫ぶ夜」。「カディスの赤い星」が作者のベスト3だと思っている。
本作品を初めて読んだときの驚愕は忘れることができない。まず自分の記憶を疑い、次に誤植を疑ってしまったほどである。しかしながら、この作品をこのトリックのみで語ることはできない。事故で失った原爆を秘密保持のために回収しようとするアメリカ
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