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韓国を乗る韓国を食べる (徳間文庫)価格: 489円レビュー評価: 4.0 レビュー数:2 国民性を軽々しく云々するのは慎むべき所業ではあるが、やはりそういう表現を使ってみたくなることはある。
日本人は、韓国人より明らかに鉄道好きである。
むろんそれは、DNAレベルの話ではない。韓国に行ってみれば分かるが、韓国人の生活感覚では、鉄道は「めんどくさい」のだ。地下鉄は乗るまでに改札を通って深くまで降りないといけないし、乗り換えも邪魔くさい。だいいち駅自体、バス停に比べればたいてい遠いところにあるし…。
その点、バスなら、目の前の道路を走ってるのを捕まえて、目的地へ行くことさえ分かればそれに乗ってればいいし、都 ...さらに詳しい情報はコチラ |
改訂・受験殺人事件 (創元推理文庫)価格: 651円レビュー評価: 3.0 レビュー数:2 1977年に出た朝日ソノラマ文庫版の復刊。
スーパー・ポテト・シリーズの第3作。
これまた大胆なトリックに挑んでいる。究極の意外な犯人のひとつであり、それだけでも読む価値があるだろう。小説、キャラクター、プロット等も初期作品らしく良心的で、許せるレベルにあると思う。
また、この頃の作品には独特の「苦み」がある。青春の苦みというか、幸せになれないことへの悔しさというか。その読後感が良い。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
小説 どろろ (ヤングシリーズ)価格: 1,300円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 映画のタイアップか? 何と当時とほぼ同じ形で復刻。筆者も現物は初めて見た。ラストのどろろに対して多少・・・と著者の辻真先先生がよくコメントなさっていた。ある意味貴重なのでみんな買おう!ちなみに書評、DVD評ブログやってますのでよかったらあそびにきてください。サイトはhttp://694500.ameblo.jp/です。(フラユシュ) ...さらに詳しい情報はコチラ |
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仮題・中学殺人事件 (創元推理文庫)価格: 567円レビュー評価: 3.0 レビュー数:7 辻氏が最初に書いた長編ミステリ。1972年に朝日ソノラマの「サンヤングシリーズ」の一冊として出たもの。のちの1975年にソノラマ文庫化されて、売れたらしい。
スーパーとポテトの二人を主人公としたミステリで、のちにシリーズ化されて全六冊が出ている。
入れ子構造で、3つの物語がからみあっている。トリック、ミステリとしては他愛もない。しかし、どこか叙情性が漂っており、読後感は良かった。
のちの辻作品に比べると、ずっと良心的だし、面白い。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
TVアニメ殺人事件 (ソノラマ文庫 29-J)価格: 500円レビュー評価: 3.0 レビュー数:1 スーパーこと可能キリコがアルバイト先のバーで知り合ったアニメーターが、女装してオートバイに乗りコンクリートの壁に突っ込んで死んだ。警察では自殺と判断したが、スーパーにはどうしても自殺には思えない。その日はスーパーとデートの約束をしていたのだから。ある理由から、恋人で探偵のパートナー、ポテトこと牧薩次の協力を断り、一人で事件を調べ始めるスーパーだったが・・・。
ポテトとスーパーが活躍するシリーズ六作目。
書名からもわかるように、テレビアニメとその製作現場を舞台にしたミステリなのですが、著者がNHKのプロデューサーやアニメの脚本を手掛けていたことがあったそうで、アニメ製作 ...さらに詳しい情報はコチラ |
SLブーム殺人事件 (ソノラマ文庫 29-I)価格: 418円レビュー評価: 3.0 レビュー数:1 勤めている新聞社の社長の友人が選挙に出馬することになり、その応援を仰せつかった可能克郎は、渋々ながら山口県へと向かう。時を同じくして、山口線をSL C57が走ることになり、克郎の妹、キリコはSLの旅を楽しもうとボーイフレンドの牧薩次を誘って山口へと向かう。が、この二人の行くところ不思議な事件が待っている。殺人事件に巻き込まれ、犯人捜しをすることに。
行動力抜群の美女スーパーこと可能キリコと、そのボーイフレンドでもっさりした風貌のポテトこと牧薩次、二人が活躍するミステリシリーズ五作目。
スーパーとポテト、二人の掛け合いはいつもながら楽しく、なかなか先へと進まない二人の関 ...さらに詳しい情報はコチラ |
SFドラマ殺人事件 (ソノラマ文庫 29H)価格: 418円レビュー評価: 3.0 レビュー数:1 大学受験も迫った十二月、スーパーの兄、克郎の勤める新聞社から小説連載を依頼された、ミステリ作家志望のポテト。まずは文章力のテストと、テレビ用のSFドラマ「超人テルル」の撮影現場の取材へ行かされる。そこでまたもや不思議な事件に遭遇し・・・。ポテトとスーパーの探偵コンビのシリーズ四作目。
被害者が瞬間移動したとしか思えないような状況での殺人、撮影用のロボットの着ぐるみによる殺人、宇宙船のセットの中での密室殺人などなど、SF的な事件が次々と起こりそれなりには楽しめるのですが、前作までの三作(青春三部作)のような凝った仕掛けがないので、期待しているとどうしても物足りなさを感じてしまいます ...さらに詳しい情報はコチラ |
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