飛鳥部勝則 書籍リスト           

  
飛鳥部勝則に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 飛鳥部勝則 書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

堕天使拷問刑 (ハヤカワ・ミステリワールド) (ハヤカワ・ミステリワールド)
価格: 2,205円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
 年間100冊ほどフィクッションを読みますが一番面白かったのがこの本です。実はもう小説のレビューを書くのはよしていたのですがこの本はレビューが少なかったので書いてみました。
 本格の持つ「いかがわしさ」が濃厚な作品です。主人公の思考は、とても中学生ではありえませんし、トリックも猛烈に胡散くさいものです。
 それでも、というよりそれゆえ、去年もたくさんあった面白い本の中でも1番面白かったといえます。三津田や京極でまだ満足できない方にお勧めします。
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蒐集家(コレクター)―異形コレクション (光文社文庫)
価格: 960円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
大変密度の濃い20人の著者の書き下ろし20作品が収められているが、このシリーズの常でもある。それぞれの作品には著者の個性が遺憾なく発揮され、ほとんどの作品で予想もしなかった結末が用意されている。我々読者は読む楽しみに加えて、衝撃的な結末を含めた読後の余韻にひたるのも楽しみの一つだ。そういう観点から思うに、もう少し収録作品数を厳選して少なくする方が手軽で読みやすいかも知れない。

コレクターというタイトルは読者を裏切らない。このタイトルから、ちょっとした切手などのコレクションなどを想像する方はほぼ皆無だろう。それよりもコレクターという言葉に狂気じみた響きを感じる。内容は
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冬のスフィンクス (光文社文庫)
価格: 700円
レビュー評価: レビュー数:

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砂漠の薔薇 (光文社文庫)
価格: 660円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
 2000年にカッパ・ノベルスとして出たものの文庫化。
 若い娘たちの心の闇と歪みを扱ったミステリ。
 グロテスクであり、狂気に満ちた世界が「醜く」描かれている。著者の持ち味は、この「醜さ」にあると思う。巻頭に掲げている著者自身の絵にあらわれているとおりだ。しかも、それは生理的な嫌悪感を引き起こす。現代美術の特徴のひとつであり、その意味では、絵画すら文学へと越境・融合した著者の力量は「本物」と言えるのだろう。
 しかし、好きにはなれない。読書体験として楽しめる本ではないのだ。
 また、ミステリとしての質もどうか。プロットには難があるし、トリック
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鏡陥穽
価格: 2,450円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
本格と幻想を行き来する飛鳥部だが、「ひとでなし」な話の中に、純粋な「愛」を感じることが多くある。彼が恋愛小説を書いたら私は涙が止まらないかもしれない。鏡の魔力にしても、本格の方のトリックにしても、たとえそれが陳腐であっても、彼の人物描写が作品を崇高なものにしていると思う。
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バラバの方を (トクマ・ノベルズ)
価格: 960円
レビュー評価:4.0 レビュー数:4
 ミステリに図像学を持ち込んだのが「ウリ」の飛鳥部氏だが、本書は上っ面をなでているだけでまったく面白くなかった。図像学を持ち込む必然性がないし、説明も曖昧。なにより、本書のメインテーマとなっている狂気の描き方があまりにも下手だ。狂気こそがプロットや結末の意外性を支えているはずなのに、まったく真実味がない。人間心理の深淵をのぞきこむのは、著者にはかなわぬことなのだろう。
 美術界のドロドロとした内面とか、おぞましい死体とかは楽しめた。
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砂漠の薔薇 (カッパ・ノベルス)
価格: 880円
レビュー評価: レビュー数:

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ラミア虐殺 (カッパ・ノベルス)
価格: 860円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
これは推理小説ではない。アドベンチャー? 推理なんかする必要もない。トリックと呼べるような物は簡単だし、犯人もなんとなく想像つくし。 推理小説として買うと後悔するので シドニーシェルダンのようなハラハラドキドキみたいな本として読むべきです。
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ヴェロニカの鍵
価格: 2,050円
レビュー評価: レビュー数:

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バベル消滅 (角川文庫)
価格: 650円
レビュー評価:2.0 レビュー数:1
 1999年に出た単行本の文庫化。
 新潟の小さな島を舞台にした、暗いミステリ。
 毎回、美術ネタで楽しませてくれる著者だが、今回のモチーフとなっているのは「バベルの塔」。ブリューゲルをはじめ、多くの絵画作品があり、それらが次々と出てくる。
 しかし、ミステリとしては駄作。有名な先例が思い浮かぶほか、ストーリーとしての必然性に欠ける。ほかの作品でもそうだが、人間の狂気を描こうとして、描き切れていない印象が強い。そのため、作品としての説得力に欠けるのだ。
 中学教師というのは、つらいもののようだ。著者の実体験なのか。
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