高野和明 の書籍リスト           

  
高野和明に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 高野和明 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

13階段 (講談社文庫)
価格: 680円
レビュー評価:4.5 レビュー数:62
現役の刑務官が服役を終えた若者と組んで事件当時の記憶を失ったひとりの死刑囚の冤罪を晴らそうという話。
こういう重たいテーマを扱った作品によくありがちなのが
作者の「書きたい」という気合いがあまりにも前面に出すぎて読みながらなんとなく疲れてしまう・・というパターン。

しかしこの作品は、この国の死刑執行の現実、犯罪者と被害者の遺族との間柄など、
非常に難しい問題がリアルに描かれているにも関わらず、
「押しつけられてる」感じが全くなかった点が本当に素晴らしいと思う。緊張感はあるのだが圧迫感がない。


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幽霊人命救助隊 (文春文庫)
価格: 720円
レビュー評価:4.5 レビュー数:31
まあいろいろ矛盾はありますが、素直に楽しめます。感動もします。オススメです。
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グレイヴディッガー (講談社文庫)
価格: 700円
レビュー評価:3.5 レビュー数:14
どうしても較べてしまう。
じゃあ、較べてどうかということなのだが、13階段が出色の出来だっただけに
どうしても落ちる。
さーっと書いたなというのが見えてしまう。
ただし、筆力のアップは認める。
素材は一級。ただ、この素材を扱うにはまだちょっと早すぎたかなというのが正直な印象。
以上が2005年7月のレビュー。
幽霊人命救助隊が出た今、要注目の作家である。
あの線でいってくれるといいが、また裏切って欲しい気もある。
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K・Nの悲劇 (講談社文庫)
価格: 680円
レビュー評価:4.0 レビュー数:8
愛する女性の妊娠を知って、中絶の選択をした夏樹修平と岡部和也。現実に良くありそうな二つのパターン。そして、愛する男性の子供を生みたいと願う女性二人。
男のエゴか女性の母性本能か。セックスという行為と妊娠・出産という結果についての認識の欠如。中絶という行為に対する考え方の相違。
中絶ということに対して、二人の女性をシンクロさせて、憑依現象として表現し、間に医者を入れることによって、話の展開としては面白く読めるものだと思う。

現在の日本における性の問題と、少子化の問題に何気なくスポットを当てていると読むこともできるのではないだろうか?若者の性交渉
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夢のカルテ
価格: 1,365円
レビュー評価:4.5 レビュー数:6
他人の夢の中に入ることができるという能力はとてもおもしろかった。ただ、夢の中に入ったからといって、何でも思い通りになるわけではなく、あくまでそのサポートができるだけで思い通りになるかどうかは患者次第というところも現実感があってよかったと思う。ちょっと残念だったのは、刑事という職業柄健介の時間がとれないせいで、優衣との恋人という関係が物足りなかった気がする。また、今後二人の関係がどうなっていくのかももう少し見たかった。
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午前零時
価格: 1,365円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
すごい先生方が名前を連ねているのに、
なんだか地味な装丁だなぁというのが、
この本を手に取った第一印象です。
でもその理由が、読み始めてすぐに分かりました。

すべて”午前零時”がキーワードになっている、
画期的な短編集ではありますが、
「夜中=ホラー」の、安易な公式が成り立っているのは残念でした。
素人でも一番に思いつくジャンルですから、
もう少しひねった作品が読みたかったです。

私が一番興味を引かれたのは、
近藤史恵さんの「箱の部屋」です。 <
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13階段
価格: 1,680円
レビュー評価:4.5 レビュー数:33
おもしろかった。
テーマは重いが、先が気になってどんどん読みすすめられます。

映画にもなりましたが、映画はこの作品の根幹に関わる部分の解釈が全く違います。
主人公の人格や、なぜ事件を起こしたか、意味合いが違ってくる(より悪い方向に)。
なぜ原作通りにしなかったのか?理解に苦しみます。

映画だけ見て「いまいちだった」と思った人にこそ、読んでほしい。
本当はもっと素晴らしい作品なんです。
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6時間後に君は死ぬ
価格: 1,680円
レビュー評価:3.0 レビュー数:6
高野作品中の「最悪」
少女漫画の妄想みたいだった。
もっと構想練って書いて欲しい。
才能枯渇?
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幽霊人命救助隊
価格: 1,680円
レビュー評価:4.5 レビュー数:25
数年前に事故で2ヶ月ほど入院した時に
暇つぶしに買いました。

いや、表面上はSFって感じですが
読めば涙が止まりません。
自殺がテーマなんですが、一気に読ませて
しまう内容です。
この作家さんはこういった方法で伝えたい事を伝えられる
素晴らしい作家さんだと思います。
小難しい自殺に関する本を悩んでいる人や子供達は読めるわけ無いので
こういった形でこの主題に挑んでくれたことに感謝です。
できればいろんな人に読んでほしい内容です。
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K・Nの悲劇
価格: 1,785円
レビュー評価:3.5 レビュー数:12
フリーライターの修平は、幸福の絶頂にいた。著書がベストセラーとなり、その収入で若くしてマンションも手に入れた。愛する妻とも仲睦まじい。だが、その妻が妊娠し、将来を考え中絶を考えたとき、妻に新たなる人格が憑依して…。
『13階段』はミステリ、『グレイヴディッガー』は疾走感溢れるサスペンスと来て、今度はホラー。高野和明も随分と器用だなぁ…なんて思ってしまった。
ホラーと言っても、単純に幽霊がどうのこうのって言うわけじゃなくて、精神医学の「憑依現象」か、それとも「心霊現象」なのか、その辺りを行ったり来たりしながら加速度的に進行していく。その中に、妊娠中絶などの問題も盛り込まれており、考
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乱歩賞作家 赤の謎
価格: 1,890円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
 江戸川乱歩賞50回を記念して発行されたミステリ集第1弾の本書ですが、興味深い作家が揃っており、質の高いミステリ作品集です。特に正統派ミステリといえる長坂秀佳の「密室作ります」と、真保裕一の「黒部の羆」が印象に残りました。引き続き第2弾の「白の謎」、第3弾「黒の謎」、第4弾「青の謎」と発刊されるようですが、引き続き読んでいきたいです。
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グレイヴディッガー
価格: 1,785円
レビュー評価:3.5 レビュー数:15
???中世の魔女裁判期に登場した殺人鬼「グレイヴディッガー(=墓堀人)」をまねた大量殺人事件が発生した。煮えたぎった浴槽に浮かぶ変死体。偶然にもそれを発見してしまった主人公・八神は、謎の集団に追われることになる。今までの悪行をかえりみて挑もうとしている、人生初の人助け「骨髄提供」を全うするため、八神は逃げる。カルト集団や公安警察の手をかいくぐっての逃亡劇。はたして無事病院にたどり着けるのか…。

???現行の死刑制度に対する深い考察を交えた珠玉のミステリー『13階段』で、第47回江戸川乱歩賞に輝いた新鋭による受賞後初の長編。主人公の逃亡を主軸に連続殺人を扱った本書はスピード感と臨場感にあふ
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