高里椎奈 の書籍リスト           

  
高里椎奈に関する書籍をご紹介しています。






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世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

黄色い目をした猫の幸せ―薬屋探偵妖綺談 (講談社ノベルス)
価格: 945円
レビュー評価:4.5 レビュー数:12
それは何の変哲もない、ただの箱に見えた。幾分、湿った感触の、大きめの段ボール箱。湿っているのは昨日の雨のせいだと思った。だが開けた瞬間、そんな考えは消しとんだ。中にあったのは遺体だった。首も手足も切り落とされた、血塗(ちまみ)れの子供の遺体だった……。おなじみ「深山木薬店」の3人が恐怖の事件の謎に挑む!!

薬屋探偵シリーズ第二弾のこの作品、題名がとても良いんですよ。
一見、内容が見えそうな題名なのに、どこか遠くで薄れている。
そういう表現の題名なんです。
内容も、ハラハラドキドキの場面の中に、ふんわり優しい表現が入り混じっていて、
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蒼い千鳥 花霞に泳ぐ―薬屋探偵妖綺談 (講談社文庫)
価格: 790円
レビュー評価:3.5 レビュー数:3
 2002年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
「薬屋探偵妖綺談」シリーズの第8弾。
 今回は秋と座木の、過去の姿が描かれている。リベザルは出てこない。
 シリーズの「現在」とは、二人の立場や関係が微妙に違っており、これまで思わせぶりに隠されてきた秘密や謎がちょっとだけ明かされたりもする。ファンには嬉しいだろう。
 叙述トリックを使うことで新味を出しており、それなりに楽しめる一冊であった。ただ、改善の余地は少なくないと思う。特に結末の物足りなさはどうにかして欲しい。せっかくのトリックが、カタルシスなくズルズルと解かれてしまうため、残念
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ユルユルカ―薬屋探偵妖綺談 (講談社ノベルス)
価格: 882円
レビュー評価:3.5 レビュー数:3
 「薬屋探偵妖綺談」シリーズの第11弾。
全体は3部に分かれていて、最初が高遠刑事が主人公となる物語。つづいて妖怪の世界の事件。最後に、両者が溶け合って大団円となる。
 面白いことは面白いのだが、どこか物足りなさが残った。思うに、高里氏が書きたいことと、読者が読みたいものとのあいだに齟齬があるのではないか。著者が力を入れて描写している場面やメッセージに、どうしても関心が持てないのだ。そして、読んでいてここはどうなんだというところが、おざなりに終わってしまったりする。
 なんだかなあ。
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深山木薬店説話集 (講談社ノベルス)
価格: 903円
レビュー評価:4.0 レビュー数:3
本編未読の方は先に本編を読まれた方がいいです。
本編を何作か読んだ方は、ネタバレ部分にタイトルで注意書きがあるので、そこ
を避けて読めばいいだけなので楽しめると思います。

私は、秋の日記、一つのテーマに関する3人各々の視点の話、秋とリベザルの出
会いの話が好きです。

本編では余り秋自身の内面って描かれないので、特に秋の日記と、秋視点のお話
の部分が興味深かったですね。
まず、短いとはいえ、秋が3日坊主にならず二週間も日記を書いたなと感心しま
した。
(書いた
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本当は知らない<薬屋探偵妖綺談> (講談社文庫)
価格: 790円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
「充実した毎日を。映画の様な人生を」
謎の文句が書き込まれたサイトの管理人と、その常連が姿を消している、と知ったシャドウは、その調査を開始する。
一方座木は、ヘラに、自分が住んでいる病院の患者が次々と行方不明になっている、という報告を聞いていて…

ストーリーは少しダークな印象ですが、シャドウの二人、ゼロイチ、カイ、?李、柚之介、直也など、過去に出てきたキャラクターの総出演に、思わずうれしくなってしまいます。

やはりお気に入りはリベザルでした。
安っぽいセリフや行動なのに、不思議と彼の一生懸命な様
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金糸雀が啼く夜<薬屋探偵妖綺談> (講談社文庫)
価格: 680円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
2000年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 「薬屋探偵妖綺談」シリーズの第4弾。
 今回はミステリとファンタジーが半々。ミステリとしてはいまいち。魅力的な謎を提示するのは上手いのだが、解決があれではなあ。
 ファンタジーとしては、平凡の域を出ていないと思う。どこかで見たような話だ。
 とはいえ、物語としてはなかなか面白い。凝ったプロットになっていて、ラストでカタストロフィがあり、きちんと話がまとまってくるのが印象的だった。
 相変わらず、登場人物に魅力がない。このシリーズの最大の欠点だ。
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虚空の王者 フェンネル大陸 偽王伝 (講談社ノベルス)
価格: 882円
レビュー評価:4.0 レビュー数:2
 「フェンネル大陸偽王伝」シリーズの第3作。
 前作よりは良いと思うが、物語の進行が唐突な点は相変わらず。読んでいて違和感を感じ、最後まで納得できない気持ちが残る。なかでも人物造形に一貫性がなく、説明不足なのではと思う。
 シリーズの1作目では、もう少し骨太な物語という印象を得ていたのだが、うーん、なんだかなあ。
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風牙天明―フェンネル大陸偽王伝 (講談社ノベルス)
価格: 1,134円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
これまでのところ、フェンベルク達の行動は局所的な変化をもたらしてきたが、世界の潮流の前ではその影響は微々たるものでしかなかった。しかし今後はこれまでバラバラだった影響が結び付いて大きなうねりになる、そういった風向きの変化を予想させる内容です。

筆者は先を見越して執筆しているようで、今巻では田舎の国にてのフェンベルク達の束の間の休息を描写して和やかな雰囲気を演出し、然るのちにシリーズの核心に触れる部分を持ってきていて、そのコントラストが鮮やかです。

ところでこのシリーズは“王道ファンタジー”と銘打たれているが、ところによっては“高里椎奈の”が頭につく
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緑陰の雨 灼けた月<薬屋探偵妖綺談> (講談社文庫)
価格: 790円
レビュー評価:3.5 レビュー数:3
 2000年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 「薬屋探偵妖綺談」シリーズの第5弾。
 登場人物の魅力がいまいちなのは相変わらず。
 ミステリとしても、本書はいまいちだった。結末に新鮮さが感じられない。かなり早い段階で真相に気付いてしまうと、あとが長い。
 ミステリとファンタジーの融合が上手く行っていないのではないか。
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白兎が歌った蜃気楼(薬屋探偵妖綺談) (講談社文庫)
価格: 840円
レビュー評価:4.0 レビュー数:2
 2001年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 「薬屋探偵妖綺談」シリーズの第6弾。
 今回の妖怪は座敷童子だという。というか、各巻ごとにテーマとなる妖怪がいたのか・・。
 陰惨な事件であるが、その陰惨さをまったく感じさせないような小説であった。このあたり、著者の文体ということもあるのだろうが、いただけない部分だ。他の本でも、この上滑り感がマイナスとなっているのではないか。
 ミステリとしては、ひねりがあって面白かった。
 しかし、あの唐突な結末はどうなのか。
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悪魔と詐欺師―薬屋探偵妖綺談 (講談社ノベルス)
価格: 924円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
作者の、とてもよく出来ていて尚且つ全貌が何処にも見えない、そんな文章に誘われて読み進める。
そんな感覚で、全てを読み終えてしまえるような一冊です。
予想していた事柄は全て裏切られ、予想もしない結末が見事に綺麗に収まる
そうして、読み終えた後、振り返って何処か悲しくなる。

「悪魔」と「詐欺師」 タイトルに込められた意味を悟ったとき、言い知れない切なさが襲いました。
全ての謎が明かされるわけではない。ミステリーというよりは、ファンタジーに近い小説です。
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小説 のだめカンタービレ
価格: 1,000円
レビュー評価:2.5 レビュー数:9
私は原作の方ではなく、テレビの方で見たのですが、見ていて大変心傷つきいたたまれなくなり、大変不愉快な気持ちになりました。それは暴言の数々が気になったからです。いくら才能があるからといって、ああも「へたくそ」などといったような暴言や、人を傷つけるような讒言を吐いていいものでしょうか。主人公ののだめはまだましですが、千秋真一などは、いくら才能があっても思いやりのかけらもない、冷酷な人間に見えました。もちろん千秋だけではなく他の人の讒言も目立ちました。一体何様のつもりなのかといった暴言を吐く人物が多いように感じました。一昔前の体育会系でもあるまいし、本当の音楽界がこうも人を傷つける暴言の嵐だとする
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