真保裕一 の書籍リスト           

  
真保裕一に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 真保裕一 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

覇王の番人 上
価格: 1,785円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
 冒険・ミステリー作家の真保氏が歴史小説、しかも本能寺の変で織田信長と屠ってしまった明智光秀を主人公にしたストーリーを書いた。
 歴史小説は基本的に史実どおり進むので、その中にいかに著者の個性を引き出すかがポイントになる。今回の真保氏の力量やいかに?
 明智光秀が清々しく潔く描かれている。またサイドストーリーとして光秀に仕える忍び・小平太が絡んでくる。展開が面白い。実に見事である。☆☆☆☆☆にしたいのだが、下巻もあるので、読破した後に総評としてみたい。
 新しい明智光秀像を描ききっている。上巻としては合格点である。すばらしい。
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覇王の番人 下
価格: 1,785円
レビュー評価:2.0 レビュー数:1
 真・明智光秀像を開拓すべく、真保氏の意欲作が本作で完結となったが、サイドストーリーとして走ってきた、陰の主人公・小平太の完結はまずまずであった。
 しかしながら、メインの明智光秀にいたってはイマイチというべきであろうか?著者が苦労した様子は伺い知れるが、結果的にパッとしなかった。ラストをぼやかす部分は理解できるが、途中で投げ出すようなやり方は読んでいてツラカッタ。
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奪取〈上〉 (講談社文庫)
価格: 750円
レビュー評価:4.5 レビュー数:23
なかなかやりますな、真保裕一さんは。
前から気になっていましたが手にしていませんでした。やっぱり長すぎるのがネックでした。
でも、先日中古で「奪取」を上下巻買いました。中古だったら長すぎて飽きて読まなくなっても諦めがつくかなと思って買いました。
しかし、この判断は間違っていました。
初めからスピード感溢れるストーリー展開で最後まで一気に読んでしまいました。「あ?、新品で買えば良かったなぁ」と後悔です。
話の内容としては「偽札造り」での復讐劇なのですがユーモア有り、恋愛有りで偽札だけで終わってないのもいいです。
ただ製紙技
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奪取〈下〉 (講談社文庫)
価格: 750円
レビュー評価:5.0 レビュー数:14
偽札づくりに青春を捧げる若者の話。
主人公たちのその半端じゃない情熱と結束力に気づいたらどんどん引き込まれ、
そして、その危なっかしさにドキドキハラハラ。
途中から登場する謎の「じじい」のキャラがまた最高にいい。

友情あり、恋(?)あり、笑いあり、涙ありの、エンターテイメント小説であり青春ドラマ。
印刷や製紙の技術や細かい説明のくだりは少々退屈だが、その部分はナナメ読みしてもじゅうぶんついていける。
気合いを入れて読むミステリーとは違い、むしろ休憩や息抜きに気軽に手にとってほしい作品。
頭を空っ
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ホワイトアウト (新潮文庫)
価格: 820円
レビュー評価:4.5 レビュー数:55
ダイハードのようなストーリーでした。

文章も読みやすく、
ストーリーも楽しめました。

結末は少し物足りないような気が・・・。

著者の作品は、
他に『奇跡の人』を読んだことがありますが、
個人的には『奇跡の人』の方が好きでした。

とはいえ、
今作品もよくできていたと思うので、
評価は星5つとさせていただきました。

『ホワイトアウト』の映画版は観たことがないので、
そのうち観てみたいと思います。
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灰色の北壁 (講談社文庫)
価格: 600円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
 真保裕一の本領発揮といったところだろう。登山の描写となると実にうまい。
 例えば、「黒部の羆」では、冬山に関わる人々の山にかける熱き思いを描き出している。山は時に高揚感や達成感を与えてくれる。しかし同時に、少しでも気を抜けばその牙をむき、襲いかかってくる。そんな山の怖さと魅力がこの小説からは伝わってくる。そして彼らは山の素晴らしさを後輩たちに語り継いでいくのだ。山を愛する者たちの営みは続く。
 「雪の慰霊碑」は、息子を山で亡くしたある男が、その現場である山に登る話である。山で一人、死んだ息子と対話する男。このような設定では、まさに真保流の文体がぴったりくる。 ...さらに詳しい情報はコチラ

ダイスをころがせ!〈上〉 (新潮文庫)
価格: 620円
レビュー評価:4.5 レビュー数:7
選挙ものの小説はこれまでにいくつか読みましたが、それらのどれとも違うテイストで楽しめました。お金もコネも限られている状況でどう知恵を絞って準備、競争するか、有権者を集めたミニ集会、街頭演説、マスコミへのPR等々選挙運動をどう進めるか、とても具体的な課題が次々に浮上。主人公と立候補者、その他支援者との人間模様も面白いプロットで描かれている。「資金繰りを1円単位で情報公開する」という試みは小説ながら、なるほどそれは面白いと思わされました。気持ちと理想のみを掲げて選挙を戦う姿勢は、青臭いと言ってしまえばそれまでですが感情移入させられる部分も多々ありました。



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ダイスをころがせ!〈下〉 (新潮文庫)
価格: 580円
レビュー評価:3.0 レビュー数:4
上巻にぐいぐい引き込まれ、下巻も最後までハラハラさせられつつ、感情移入しつつ読みましたが、最後のこの終わり方には疑問を感じます。入り組んだ人間関係も、選挙結果もそのまま置きざりにされて、ぱたっと話が終わるのです。ものすごく楽しみながら上下巻読んで、これで終わり?と思わざるを得ません。最後以外は圧巻の内容だったのに大いに残念。
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防壁 (講談社文庫)
価格: 600円
レビュー評価:4.0 レビュー数:8
危険の伴う職に就いている主人公をフィーチャーした短編集。警察SP、海難救出、不発弾処理、消防など、よく知らない職業を垣間みれるのが面白い。こういう特殊な仕事をこなしながら、家族や恋人、同僚との(よくありがちな)問題を抱える主人公たち。身近でない職業と身近な問題、仕事に対する強さと身近な問題に対する弱さ、といったコントラストが面白い。
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黄金の島〈下〉 (講談社文庫)
価格: 770円
レビュー評価:4.0 レビュー数:7
 ヤクザの世界。一般の社会からは遠いが、そこには彼らなりの論理があり、文字通り命を賭して権力争いをしている。そんな世界でミスをし、海外へ追いやられたあるヤクザが主人公。
 舞台となるのはベトナム。主人公は最初タイに行くが、そこで命を狙われ、ベトナムへ逃れる。そこである若者のグループと知り合い、彼らを中心に話は展開していく。
 どのジャンルに入れたらいいのか迷う、ボーダーレスな小説だ。ミステリーではないし、サスペンスにしては話の展開がおとなしすぎる。あえて言えば、「逃亡小説」というところだろうか。もっとアクションシーンを入れるなど、小説の特徴をはっきりさせれば、ずっと面
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ストロボ (新潮文庫)
価格: 540円
レビュー評価:4.0 レビュー数:14
なんだかな。微妙。
面白くない訳ではないけど、常に男目線。
ま、僕も男なんですが。
女性の事を、いいように解釈している様としか思えない。
感動した。とか、いい話だった。とか、

僕には到底共感できませんでした。

残念。
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クレタ、神々の山へ
価格: 1,680円
レビュー評価:4.0 レビュー数:4
クレタ島という島の物理的な位置は知っていたため、突き抜けるような青空にエメラルドグリーンの海と、すっかり地中海のリゾートアイランド、避暑地というイメージを抱いていたけれども、クレタ島が世界中のトレッカーや山好きを魅了してやまない島であることも分かった。(とはいっても、文中の記述によると日本人には全く知られていないようだが。)
ただ単に山をトレッキングして自然を楽しむだけではなく、廃墟となった教会や遺跡跡などを巡ることによって、かつてそこに存在した古代人の叡智に思いをはせたり、ストーリーを自分なりに構築したりして想像を働かせることによって、さらに楽しめるということであろう。 ...さらに詳しい情報はコチラ

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