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卑弥呼の殺人 (ハルキ・ノベルス)価格: 1,260円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 邪馬台国の九州説、畿内説の位置比定論争に対し、古今の研究者の主張をふまえ、作者が渾身込めて邪馬台国の存在場所を提起する。殺人事件のミステリーというよりも、歴史ミステリー風の作品。作者の提起する邪馬台国の姿は、一読に値する。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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人形村の殺人 (ハルキ・ノベルス)価格: 1,400円レビュー評価: 3.0 レビュー数:2 厳しい評価をする人もいるようですが、読んでみてやはり面白かった。たしかに島田ミステリを踏まえてはいますが、彼独自の世界をつくっていると思います。ていうか、島田氏の『龍臥亭事件』よりは本作が面白いのではないかと思います。『龍臥亭』は津山三十人殺しをもとにしたミステリですが、本作にも津山三十人殺しは登場します。しかし、篠田氏の本領は「名張毒葡萄酒事件」「狭山事件」といった今だ真相がはっきりしてないといわれる事件を引き合いに出し、とくに「狭山事件」に関してはそれなりの真相を推理するという趣向に面白みがあるといえます。実際にあった事件をもとにしたミステリは数多く、また津山三十人殺しはかなりの数の小説 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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龍神池の殺人 (ハルキ・ノベルス)価格: 1,300円レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 篠田秀幸については、デビュー当時とはかなり評価が変わってきました。ハルキノヴェルズをメインにしてからの弥生原公彦シリーズの作風は、作品を数えるごとに筆が練れ、いつしか新刊を楽しみに待つようになりました。 ルーツは徹底して横溝ですが、細かいフックも多々あって楽しめます。実在の事件を絡ませてのストーリー展開は、賛否両論あるでしょうが、作者と出版社のあくなき挑戦と捉えています。常に次回作が期待できる作家として、僕の評価は高まりつつあり、この作品もその期待に添うものでした。詳しいことは全く知りませんが、本屋の在庫状況から判断すると、ちょっと制作部数が少ないのではないでしょうか?もっと多くの人に読 ...さらに詳しい情報はコチラ |
悪霊館の殺人 (ハルキ・ノベルス)価格: 1,700円レビュー評価: 3.5 レビュー数:3 登場人物が多いのにもかかわらず、
いまひとつ整理されて記述がされていない感じがした。
だから、自分の頭の中で組み立てをますます強要されてしまい、
終章まではうまく読みこなすことができなかった。
多くの読者は『館』と名が付けばある種の雰囲気を想像すると思うのだが、
それが十分に活かされてないのもあって、
小難しく感じてしまうのではないだろうか。
余計な会話も多く感じられて、
それを省いてゆけばもっとスッキリとした作品に仕上がったと思う。
だが、終 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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蝶たちの迷宮 (ハルキ文庫)価格: 980円レビュー評価: 2.5 レビュー数:3 別の方が書かれているのと同様の感想です。お金の無駄・時間の無駄でした。
先の展開が全く気にならず、読み終わるまで数ヶ月かかりました。とにかく最後まで読めば、このもやもやが少しは晴れるに違いないと思いながら我慢して読みましたが、駄目でした。
無駄に長く、分かりにくい。登場人物に魅力が感じられない。つまらない・疲れたという感想だけで、内容について全く記憶に残っていません。
素人には難しい作品です。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
幽霊病院の惨劇 (ハルキ・ノベルス)価格: 1,040円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 少年時代がかわいくて、とても面白かったです。 それにしても、物語の始まりが怖いですね。。。 舞子墓苑は、私の母校(S高校)に近く、怪談話をよく聞いていたので、かなりリアリティがありました。 舞子墓苑は怖くて未だに近付けません。 でも、物語のラストは怖くなくてホッとしました。 作者からの挑戦状、難しかったです! 今後シノ君シリーズは出ないのでしょうか? また、先生の作品にシノ君が登場することを楽しみにしています。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
幻影城の殺人 (ハルキ・ノベルス)価格: 1,700円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 とにかく、とても面白かったです!! 最後まで犯人がわからず、ドキドキしました。 ハルキ・ワールドも実在するのかと思うほど、本格的で楽しかったです。 ユニバーサルスタジオのように実現したらよいですね〜。 弥生原シリーズは大好きなので、是非TVドラマ化して欲しいです! これからもステキな作品を楽しみにしています。 ...さらに詳しい情報はコチラ |