桐生祐狩 の書籍リスト           

  
桐生祐狩に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 桐生祐狩 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

夏の滴 (角川ホラー文庫)
価格: 780円
レビュー評価:3.5 レビュー数:13
正直言って、いまひとつ。主人公の小学4年生があまりに大人ぽくて共感できない。
また、一人称で語られる為、ともすればありがちな子供の妄想にも思えてしまう。
親の行動も理解できない。説得力が足りない(いくらなんでもそこまで
するかね・・・・・)多くの点が非現実的すぎて、話の中に入り込めない。
最後まで投げ出さずに読めた為、一応評価は2
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夏の滴 (文芸シリーズ)
価格: 1,575円
レビュー評価:3.5 レビュー数:7
歴代の日本ホラー小説大賞受賞作の中でもとりわけ目を見張る珠玉の異端ホラーである。
変哲のない小学生達の日常に徐々に忍び寄る大人達の仕組んだ壮大な陰謀。
その怖気立つ全貌が明らかになるまでの過程が実に長い。
だが、その長さこそが読者の焦躁を絶妙かつ巧妙にアジテートし、この作品を世にも頓狂な怪奇潭へと見事に昇華させているのだ。
子供達の失踪、主人公が遭遇する謎の薬…全てのファクターが一つに繋がるとき、読んでいる者は思わず驚嘆するだろう。
この書籍を初めて手にとるあなたは旋律のラストに瞠目せずにいられますか?
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剣の門 (角川ホラー文庫)
価格: 820円
レビュー評価:2.5 レビュー数:2
 取り扱ったサイコホラーっぽいイントロダクションなのだが、実質的な内容はまったく違うので、まず注意が必要。
 読んでいて、先の展開が気にはなるが、文章が若干稚拙であり、どこまでもどこまでも飛んで行く展開が個人的には気にいらなかった。
 舞台を広めるという方向は間違っていないと思うが、すっきりとアメリカ内だけで収めてほしかった。
 最後のシーン、やりたいことはわかるが、今までの展開に負けていて、キャラの思いがいまいち伝わりにくい。
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フロストハート
価格: 1,890円
レビュー評価:3.0 レビュー数:2
 「夏の滴」のおぞましい世界とまでは行きませんが、桐生さんならではの妖しい世界がまた展開されます。幻想的なダークファンジーのような場面があると思ったら、次にはいきなりわけのわからない場面になったり、意味不明(前半は何が何だがよくわからない物語だと思います。我慢して読み進めましょう。きっと不思議な気持ちを味わえます)ながら良く考えると不気味な会話など、妖しさは満点です。相変わらずラストも救いが無いし・・・・。
 ただやはり前作と比べると複雑になった分、怖さが減少。ホラー小説というカテゴリーには入ると思いますが、ちょっと異質な異空間物語といったところではないでしょうか。個人的には好きです、
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川を覆う闇 (角川ホラー文庫)
価格: 580円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
著者の出世作である「夏の滴」は日本ホラー大賞を受賞しているが、高く評価する人とそうではない人に別れている様だ。斬新な倫理観と猟奇性が特徴だった。作家にとって、受賞後第1作は、その実力の真価を問われる。それに相当するのが本書だ。

本書の表紙はゴミの山の様な猥雑なものだが、物語はゴミ捨て場の様なアパートの異様に汚い一室の話題から始まる。続くは汚穢に満ちた、ゴミまたゴミの描写の連続だ。さらに、清潔VS不潔といった、宗教性を帯びた物語へと続いてゆく。最後は戦闘的とまでなってくる。

何とも爽やかではない物語だが、著者は一定のメッセージを発している。
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小説探偵 GEDO (SFシリーズ Jコレクション)
価格: 1,890円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
ミステリ、耽美小説、翻訳ミステリ、ノワールバイオレンス、時代小説、SF、ファンタジーとあらゆるジャンルが描かれるのだが、それがうまく反映されているかといえばそんなことはない。いまいち乗り切れないのも、そこらへんが影響しているのだろう。かといって、まったくおもしろくないわけではなく、この作者の本は初めてなのだが、他の本も読んでみようかなという気になった。それというのも、名前から察するに作者は女性なのだと思うのだが、本書のところどころに顔を出す鬼畜系の醜悪さは他に類をみないもので、まずそれが目を惹いた。どういったらいいのか困るのだが、とにかく気持ちいいくらいブッ飛んでいて、こんなあけっぴろげな印
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物魂―ものだま (ハルキ・ホラー文庫)
価格: 588円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
この人が書くものは、小気味いい悪意があって人の道徳心を裏切ってくれるので気に入っている。しかし今回は個人的にはあまり良くないと思った。
相変わらず読み手をぐいぐい引きこむ力量はすばらしいと思う。次が気になって読むのが止まらなくなる。でも、特に終盤が、戯曲を書いていただけあって、場面と登場人物がころころ変わってテンポが悪くなり、水を差されたような気になる。
また、誰が主人公なのか判然としない。グループのほうなのか女性のほうなのか。どちらでも構わないが、どちらかをもっと詳しく書いたほうがいいと思った。ヒロインとおぼしき女性の背景が中途半端に投げ出されている。もっと焦点を当てて欲しかっ
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