貴志祐介 の書籍リスト           

  
貴志祐介に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 貴志祐介 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

新世界より 上
価格: 1,995円
レビュー評価:4.5 レビュー数:31
上下2巻で1000ページを超える作品だが、ページをめくる手を止めることが出来ない面白さだった。長編にありがちな中だるみもほとんどなく、この奇妙でダークな新世界を巡る少年少女たちの冒険に引きずり込まれていった。

物質文明が滅んだ千年後の世界。人類はほんの僅か生き残り、小さな集落が広い日本列島に数箇所あるだけとなってしまった。
人類は「呪力」という超能力を得て、平和で貨幣経済もないユートピアにも似た共同体を作っていた。
しかし、新世界は管理教育、情報操作、洗脳、そして歴史の隠蔽、改ざんといった闇の部分ももっていた。世界を維持するには、真実は隠され
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新世界より 下
価格: 1,995円
レビュー評価:4.5 レビュー数:17
どうやらSFらしいという予備知識だけを元に読み始めました。
物語は、今から1000年先の日本。
たぶん核戦争後、人口は激減し、あちこちにコロニーを作って人々は生活をしている。
近代的機器を排除し、「呪力」と呼ばれる超能力を使って生活する。
未来の話でありながら、懐かしいようなかつての田園風景を思わせるような街。
「呪力」を身につけていく子供たち。
何やら訳のわからない世界が徐々に明らかになっていく不思議な感じにゾクゾクし、一気に引き込まれました。
この世界観を零から創り出す作業が出来る頭脳に感服です。 ...さらに詳しい情報はコチラ

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
価格: 700円
レビュー評価:4.5 レビュー数:83
あり得ない設定に、最初は引き気味でしたが、読んでいくと辞められない。
結局、悔しいけどおもしろい->悔しいくらいおもしろいという評価になりました。
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黒い家 (角川ホラー文庫)
価格: 700円
レビュー評価:4.5 レビュー数:97
手に汗を握りながら読み、また、背筋がぞ?っとした一冊でした。
本当にこわい。
こんなものが書ける作者ってすごい・・・。
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天使の囀り (角川ホラー文庫)
価格: 820円
レビュー評価:4.5 レビュー数:54
傑作だ。
この「天使」は人間のマゾヒズムを極限まで増幅させる存在だと思う。
マゾヒズムぐらい不条理で不可解な衝動はない。しかし人間は大なり小なりサディストであると同時にマゾヒストでもある。性的嗜好として明確に顕在化してなくても、痛み・ストレス・失敗・苦労・不安・恐怖・屈辱・罪責感・後悔・劣等感・拘束・奴隷的隷従のなかに、人は倒錯的な安堵感と快感を感知する傾向がある。
なぜこのような衝動が進化の過程で人間に芽生えたのか。
脳の進化した人間にとって、生はあまりに過酷で苦しく耐え難く感じられるから、痛みや屈辱が感知された時、それを緩和する為の脳内物質
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青の炎 (角川文庫)
価格: 700円
レビュー評価:4.5 レビュー数:118
そもそもこれはミステリーなのだろうか?
倒叙ミステリーの傑作と言われているが、主人公である少年の犯行の詳細は全て一人称視点で記述されており、読者が推理する要素は何も無い。
これといって“探偵役”との緊迫した駆け引きがあるわけでもなく。
これをミステリーと言うのには疑問を覚えざるを得ない。
青春物の要素を持ったサスペンスとして分類するのが妥当だろう。

肝心の内容であるが、基本的にはよく出来ている。
ラストの余韻溢れる描写も秀逸だとは思う。
しかし、今ひとつ主人公に感情移入が出来ない。

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硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)
価格: 780円
レビュー評価:4.0 レビュー数:19
物語は密室で起きた殺人事件から始まり、ヒロインである女弁護士と主人公の探偵(的なキャラクター)
この二人が中心となって、様々なやり方で一つずつ事件の推理を行っていきます。
構成は前後半で問題編・解答編の2パートに分かれています。この作家さんには初となる推理小説。

以降は個人的な感想です。
トリックは作中で様々な方法を2人が模索し、つぶしていくにもかかわらず、
なるほど!と思えるものでしたし、やはり文章が読みやすく非常に引き込まれました。
この作家さんの作品に今までにいななかったタイプの主人公とヒロインで、
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狐火の家
価格: 1,575円
レビュー評価:3.0 レビュー数:7
貴志祐介と言えば「黒い家」の作者だ。

その貴志祐介の本だからこっちも相当怖いのだろうと思ったら拍子抜けというか、4編の短編集で、すべて「密室殺人事件」を美人弁護士と元プロの泥棒で今はセキュリティの仕事をしている男が解決するというストーリー。

4編ともそれなりにしっかりとした推理小説になっていて、まあ読む分には退屈しないが、あの「黒い家」の作者なわけだから、もう少し何とかならんものか…と期待してしまう。それくらい「黒い家」はインパクトがあった。

→皆さん、黒い家を読んだ事がない人は絶対に読んだ方が良いです。多分あれが
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十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA (角川ホラー文庫)
価格: 700円
レビュー評価:4.0 レビュー数:23
「天子の囀り」「黒い家」など強い刺激に慣らされてしまうと、
こちらの作品はホラー色は弱めに思うかもしれません。

とはいえ、ドラマチックに盛り上げる構成力や、
著者お得意の学術的な表現は健在。
この作品では心理学をメインに知的要素が多く含まれていて、
稀有なエンターテイメント作品に仕上がっていると思います。
(もちろん貴志作品全般に言えることですが。)

あとは個人的な好みとなってしまいますが、後半にオカルト要素が
強くなってしまったため、リアリズムが減少してしまったように
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天使の囀り
価格: 1,785円
レビュー評価:4.5 レビュー数:54
傑作だ。
この「天使」は人間のマゾヒズムを極限まで増幅させる存在だと思う。
マゾヒズムぐらい不条理で不可解な衝動はない。しかし人間は大なり小なりサディストであると同時にマゾヒストでもある。性的嗜好として明確に顕在化してなくても、痛み・ストレス・失敗・苦労・不安・恐怖・屈辱・罪責感・後悔・劣等感・拘束・奴隷的隷従のなかに、人は倒錯的な安堵感と快感を感知する傾向がある。
なぜこのような衝動が進化の過程で人間に芽生えたのか。
脳の進化した人間にとって、生はあまりに過酷で苦しく耐え難く感じられるから、痛みや屈辱が感知された時、それを緩和する為の脳内物質
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硝子のハンマー
価格: 1,680円
レビュー評価:3.5 レビュー数:34
話が長くて読むのにとても時間がかかってしまった。介護ロボット「ルピナスV」や介護ザルが犯罪に使われた可能性について事細かに描いていくのは大変な労力だと思うが、検証していく様子を読み進めるのは大変だった。そのわりには真相は意外とあっさりとしていてちょっと物足りなかった。犯人の過去の事情には同情できるが、あえて殺人を犯す必要があったのかというのも疑問に残る。また、結局、社長が死んでいた部屋で副社長が1分・2分の間に何をやっていたのかは明かされなかったのが気になるが、おそらく横領に気付いていて、宝石を捜していたのではと思った。
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クリムゾンの迷宮
価格: 1,155円
レビュー評価:4.5 レビュー数:83
あり得ない設定に、最初は引き気味でしたが、読んでいくと辞められない。
結局、悔しいけどおもしろい->悔しいくらいおもしろいという評価になりました。
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