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D-魔戦抄 新版 (朝日文庫 き 18-26 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 15)価格: 525円レビュー評価: 3.0 レビュー数:1 私はDシリーズのファンなので、なんの躊躇いもなくこの本を買いましたが、率直な感想としましては、なんだかごちゃごちゃしていたと思います。ストーリーは、ジェネヴェの村に黒死団という疑似吸血鬼率いる無法者集団がやってくるので、Dが雇われるというものです。面白いのは、Dが陽光症で弱っていたせいで安い給料で雇われてしまったり、またもや腹話術師扱いされたり、なんとDが冗談を言ったりしているところですね。 基本的に菊地先生の書かれる文章はこってりしていて、好き嫌いが分かれそうな文章だと思いますが、私はそういう作家の味みたいなものは嫌いじゃないです。が、この「魔戦抄」はちょっと…しつこいですね(^ ...さらに詳しい情報はコチラ |
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吸血鬼ハンター“D” 新版 (朝日文庫 き 18-1 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 1)価格: 525円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 吸血鬼ハンターD―人間と吸血鬼の混血児(ダンピール)である彼は、辺境を旅する孤高にして最強のハンターであり、この世のものとは思えないほどの凄絶な美貌の持ち主です。レーザーをも斬る剣技、誰もを圧倒する鬼気を放ちながら、どこか悲壮感を漂わせる彼は、まさに女ならば惚れこまずにはいられない魔性の魅力に満ちています。
無口で無愛想で無関心で、刃向かうならば女であっても容赦しない彼ですが、基本的には優しい人です。ふとした言葉や何気なくとった態度から、彼の中にある思いやりがうかがわれます。けれど、本人にその気はないのに、出会った人間をどちらかといえば不幸にしてしまうD。ダンピールゆえに人と ...さらに詳しい情報はコチラ |
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魔界都市ブルース 妖婚宮 (ノン・ノベル 849 魔界都市ブルース) (ノン・ノベル)価格: 880円レビュー評価: 3.5 レビュー数:6 小畑氏の絵について文句を言う気はありません。氏が過密スケジュールの中で懸命にせつらたちを描いているのはわかるし、私も氏のファン。せつらとメフィストはやはり末弥氏の絵が決定版だとは思いますが、別に新しい方が描いたっていいはず。新しいファン層を取り込むための祥伝社の販売戦略ということで、柔軟に考えています(ただ一つ苦言を呈するならば、氏はアダルトシーンを描くことから逃げないでほしい。読者の希望、魔界都市シリーズの傾向を考えるなら、そういった挿絵は不可避のはず。『小畑イメージ』が崩れるのでできないというのならば、そのときは菊地小説の挿絵師として失格です)。
問題は作品そのものの展開です ...さらに詳しい情報はコチラ |