加納朋子 の書籍リスト           

  
加納朋子に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 加納朋子 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

てるてるあした (幻冬舎文庫)
価格: 630円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
以前から購入を検討していたのですが、文庫が出るまで待とうとしていて二日前にようやく購入しました。


親の夜逃げのために一人で今まで聞いたこともなかった「佐々良」という田舎町にやってきた主人公の照代。初めの彼女は本当にひねくれていて、わがままなどしようもありませんでした。しかし、久代さんやさやさんや佐々良の町に住む周りの人たちに接していくうちに少しずつですが人間的に成長していきます。


読後はどこか穏やかというか心が浄化される感じがしました。個人的には照代の元に時々届く差出人不明のメールが凄く印象的でした。文自体は非常
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初恋アニヴァーサリー(記念日) (講談社青い鳥文庫スペシャル短編集)
価格: 1,050円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
六名の女性作家の方たちが「初恋」をテーマにして書いた短編集です。
「泣いちゃいそうだよ」、「若おかみは小学生!」シリーズの番外編も入っています。
そして、名木田恵子さん、倉橋燿子さん、そして青い鳥文庫初登場の八束澄子さんと加納朋子さんと豪華な方々が勢ぞろいです。
まだ初恋を体験していないという方も、もう初恋を経験したという方も夢中になれる一冊。
六名の女性作家さん一人ひとりの個性が出ていて、とてもおもしろい作品に仕上がっています。
ぜひあなたの初恋をこの本で発見してみてください。
ピンクの表紙も「初恋」にちなんでかわいい
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ななつのこ (創元推理文庫)
価格: 546円
レビュー評価:4.5 レビュー数:18
ファンタジーのようなミステリーのような不思議な小説、「ななつのこ」に心魅かれた短大文学部在学中の入江駒子が、その作者佐伯綾乃に生まれて初めて送ったファンレターがきっかけに、二人の間に文通が始まる。
駒子の手紙には、彼女の身の回りで起こった不思議な「事件」が書き添えられていたが、綾乃からの返書には必ず、鮮やかな推理と解決が記されているのだった…。

テレ朝の深夜ドラマ「てるてるあした」の原作者、加納朋子のデビュー作にして、第3回鮎川哲也賞受賞作。同名の小説中小説である「ななつのこ」の7つのお話を「お題」として謎が展開する短編7つから成る連作長編。
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螺旋階段のアリス 文春文庫 (文春文庫)
価格: 500円
レビュー評価:4.0 レビュー数:16
◆「最上階のアリス」

  仁木の大学の先輩である真栄田は、学究肌で社会性ゼロの男だったが、
  妻である淑子の献身的な支えもあり、発明によって巨万の富を得た。

  しかし、その妻の様子が最近おかしいという。

  なんでも、頻繁に〈お使い〉を頼んでくるというのだが……。



  切ないホワイダニット。
  
  アリスは発明家である真栄田を、おかしな発明ばかりして頻繁に落馬
  する「白の騎士」になぞらえ
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レインレイン・ボウ (集英社文庫)
価格: 560円
レビュー評価:4.0 レビュー数:6
小説は作者のメッセージやコンセプトを表現するための手段なのかも知れませんが、それ以前に、物語そのものや、文章そのものの面白さがないと魅力的な作品にはならないと思います。
日常の小さなミステリーをつむぐこの作品群には、文章芸術の基本とも言うべき語りの魅力を随所に感じます。また空想したり、文章を綴ることをこよなく愛する作者の姿が目に見えるようで好感が持てました。そのなかで、普通のことが普通に起こることがどれほど幸せなことなのか、シンプルですが大切なメッセージも静かに伝わりました。
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月曜日の水玉模様 (集英社文庫)
価格: 520円
レビュー評価:4.5 レビュー数:11
小田急線町田から千代田線二重橋前まで通うOL陶子。誰の周りでも起こりそうな些細な事件に巻き込まれていく陶子。途中で明らかになる悲しい生い立ち。でも土曜日と日曜日で少し救われた気持ちになります。全体的に暖かいほのぼのした内容です。
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スペース (創元クライム・クラブ)
価格: 1,785円
レビュー評価:4.0 レビュー数:10
 加納朋子さんのデビュー作「ななつのこ」から続く駒子さんと瀬尾さんのシリーズ。最初「ななつのこ」を読んだ時には、ふんわりとした書簡形式のやり取りがいいなぁと思いつつも、北村薫さんの円紫師匠と私シリーズのようでなんとなく印象が薄かったんですね。どうしても駒子さんと私のイメージが重なってしまって。
 「魔法飛行」以来、しばらくでてないなぁと思っていたら、やっぱりそうでした。久方ぶりなんですね、駒子さん。

 で、この「スペース」。前2作とは違って、瀬尾さんに駒子が送った手紙が妙に長くてビックリ。でもすぅ?っとふんわりとしてしまう話は今までと変わらなくて楽しく読
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虹の家のアリス (文春文庫)
価格: 600円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
この方の本を拝見すると、いつも思う。

やさしい、おはなし。

この世界が、物足りない人もいるだろう。

飛び交う暴力や、汚い言葉の、見当たらない物語。納得できなかったり、怖かったりはしても、かならずどこかに、救いがある。

今回の結末で、え、そうなの?と、思うことがあった。わたしとしては、納得はいかなくても、このやさしさが、この方の持ち味なんでしょう。

でも、それを選ぶの、ありさ・・・?
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魔法飛行 (創元推理文庫)
価格: 588円
レビュー評価:4.0 レビュー数:11
 『ななつのこ』に続く、「駒子さんシリーズ」第2作。
 それなりに面白い本だとは思うのだが、前作ほどには心が動かなかった。つくづく続編とは難しいものだ。

 この『魔法飛行』は、前作『ななつのこ』にあった、二つの強力な「長所」を自ら手放してスタートしている。一つは、作中に出てくる童話とのオーバーラップがなくなったことであり、もう一つは、謎解きをしてくれる手紙の主が、瀬尾さんだと最初からわかっていることである。
 その結果、駒子さんと友人たちとのユーモアただよう学生生活の部分も、魅力的ではあるのだが、妙な具合にリアルに見えてしまい、ちょっと鼻につ
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いちばん初めにあった海 (角川文庫)
価格: 560円
レビュー評価:4.5 レビュー数:16
 1996年に出た単行本の文庫化。
 「いちばん初めにあった海」と「化石の樹」の2本の中篇が収められている。
 著者の4冊目の作品である。
 いかにも加納さんっぽい物語に仕上がっている。強烈な毒が含まれつつも、ふんわりと優しい雰囲気に包まれ、やがては幸せな結末が訪れるという。
 物語の全体にトリックが仕掛けられているのも、この人らしい。ちょっとビックリするような手法であり、感心させられた。人によっては、トリックが存在することに気づけないかも知れない。気を付けながら読んで欲しい。
 ただ、あまり好きになれない小説であった。ベタベタしす
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ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)
価格: 2,100円
レビュー評価:5.0 レビュー数:4
ミステリーランドを続けて読んでいるのですが、
おもしろかった!やっぱり上手いなあ。

今までの主人公にない活動的タイプの男の子が主人公なのもよいですね。
ちょっと頭が良すぎる気もしないでもないですが。

パックという存在も素敵。
そもそも死体の出てこないタイプのミステリーを書く作者
だからこその作品かしら。

タイトルだけがすごく奇抜な気がしてしまうのが気になりますが・・・
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モノレールねこ
価格: 1,600円
レビュー評価:4.5 レビュー数:10
殺伐とした世の中。目を覆いたくなるような事件が連日起こり、将来の先行きも不透明で不安な時勢。そしてストレス一杯の世界。
そんな中この本に納められている一つ一つのお話は、心にとても明るいものを残し、世の中すてたものじゃない、と実感させてくれるやさしさ満ち溢れる小品集。
表題のモノレールねこ。ブスな猫がつなぐ友情、そしてほのぼのとした結末。
パズルを通じて母と心を通わせる娘、できの悪いおじさんやとんでもない父親との交流、不思議な共同生活を通じ芽生える愛情と新たな関係、そしてザリガニの一生。
すべてちっちゃな宝箱に入れたいような、とても大切にしたい作
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