梶山季之 の書籍リスト           

  
梶山季之に関する書籍をご紹介しています。






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世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

せどり男爵数奇譚 (ちくま文庫)
価格: 819円
レビュー評価:5.0 レビュー数:4
 本を蒐集する魔にとり憑かれた人間の面白くてぞっとする話を、笠井菊哉氏こと、せどり男爵が語っていく形式の短篇が六つ。幻の女ならぬ幻の本を求めて執念の鬼と化した人たちの話の数々。久しぶりに再読したのですが、実にスリリングでぞくぞくさせられる恐さがあって、これはやっぱり面白いなあと堪能させられた次第。話のいくつかは雰囲気のある推理小説の趣があり、「本」という魔物に憑かれた人間を描いた連作短篇ミステリーと言ってもいいでしょうか。
 単なる愛書家というよりも、一線を越えた領域に足を踏み入れてしまった桁外れの蒐集狂たち。彼らの鬼気迫る執念のもの凄さに魅了されました。いや、これがフィクション
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赤いダイヤ〈上〉 (集英社文庫)
価格: 800円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
時代設定は昭和30年代、日本経済が飛ぶ鳥を落とす勢いで発達していこうとする時代に、小豆相場に魅了される人間模様を描いている。
平成の経済小説にくらべ少し物足りなさを感じるが、今の経済ではけっして味わえないようなストーリーになっていて面白かった。
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赤いダイヤ〈下〉 (集英社文庫)
価格: 840円
レビュー評価: レビュー数:

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女の斜塔 (集英社文庫 43-F)
価格: 754円
レビュー評価: レビュー数:

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族譜・李朝残影 (岩波現代文庫)
価格: 840円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
朝鮮半島は京城に生を受けた梶山ならではの佳品三篇。相手(朝鮮人)よりも優位又は高みに立つことにより生じていた主人公の日本人としての「同情」心が、様々な事件を経て「贖罪」心にまで昇華する様が見事に捉えられている。1950?60年代に書かれたとは思えない瑞々しさと今日性を有する作品群である。(また、朝鮮の古俗や慣習に関する一種の情報小説としても読める。)一読をお勧めします。

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女の斜塔 (1981年) (集英社文庫)
価格: 630円
レビュー評価: レビュー数:

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虎と狼と 下  角川文庫 緑 360-27
価格: 438円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
出張先でやたらともてまくり、様々な性癖をもつ彼女らと関係を重ねるうちに、いつの間にやら大口の契約を手にするという出来すぎた一編。
しかしながら梶山お得意の軽口を連発する軽妙な文体のおかげで、厭味をまったく感じることなくスイスイと読み進めることができる。

ただし女性の性格などの描写を中心に差別的表現が頻発し、軽口といった次元ではすまないところもある。
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梶山季之と月刊「噂」
価格: 2,415円
レビュー評価: レビュー数:

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文豪の味を食べる ~作家・落語家・芸能人・画家・音楽家が愛した店~ [マイコミ新書] (マイコミ新書)
価格: 882円
レビュー評価:5.0 レビュー数:2
文豪? 巨匠? はぁ? 死語でしょ、そんなん。そんな絶滅種の跡を2008年辿るってほとんど考古学者のお仕事になってるんです。巨匠達の映画(例えば)はコアな上映会でももう観ることは出来ず誰かの文章から推しはかるだけ。まして彼らの楽しんだ食事の時が今に甦るわけもなく。。。 今はほとんど「遺構」と成り果てた店にポツンと座り、あった筈の時を手繰り寄せるオカザワ氏を読者は憧れるべきでしょうか。案の定、一口食べるのがやっとの料理を前にして途方に暮れる氏を嗤うべきなのでしょうか。
「新進気鋭のイタリアン」等の所謂グルメ評論を知性において一歩も二歩も突き放す問題作。極めて良質でちょっとロマンティ
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赤いダイヤ(下) (ウィザードノベルズ (2))
価格: 1,050円
レビュー評価:5.0 レビュー数:2
 主人公木塚慶太の自脱未遂の場面から物語は始まり、俄か相場師森玄一郎、不良外人ウイルスン、フランス人形に似た超美人井出美子、金貸しジョー、腹黒い東穀取理事長松崎辰治、新聞記者小野敬一などなど、個性的な登場人物たちがテンポよく登場し、面白い物語を紡いでゆきます。
 赤いダイヤと称される小豆を仲立ちとして、森玄・木塚の買い方と松辰の売り方とが対決するというわかりやすい構図、そこに使われる権謀術数、エンターテインメント小説のお手本のような作品です。
 物語の舞台は昭和29年から30年にかけての東京穀物取引所のある蠣殻町です。当時の商品相場の手振りの様子が描かれいたり、小豆に
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赤いダイヤ(上) (ウィザードノベルズ (1))
価格: 1,050円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
梶山氏の実質的な処女作で力を出し切っています!

★木塚慶太が自殺未遂しようとしている所を
大陸浪人の森玄が助ける?ところからグイグイと
物語に引き込まれていきます。
木塚氏自身が相場を張るのは下巻からです。

★ヒロイン役の井戸美子
彼女の悪女ぶりがたまらなく魅力的です。
 
当時の通貨事情を考えて、小説の中の金額を10倍として
読んでみるとリアリティーが湧きます。
買いが勝つか売りが勝つか?
本当なら冷害で暴騰してもいい小豆相場なのに
売り方はあの手この手で対抗してきます。
その衝撃の悪魔の手口とは?

山崎種ニ氏が
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