奥泉光 の書籍リスト           

  
奥泉光に関する書籍をご紹介しています。






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世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

石はきれい、石は不思議―津軽・石の旅 (INAX BOOKLET)
価格: 1,575円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
題名どおり、石の魅力がこの中に閉じ込めてあります。
子供時代から、ずっと気に入った石を収集(拾ってただけ?)してきた
自分にとって幸せな出会いでした。
石好き、私以外にもいたなんて。

【石は水に濡れ、陽を浴びて、ひときわ輝きを増す】の1文を目にし、
『そーなんだよぉぉ!』と膝をたたきまくってしまいました。
やはり水に濡れたときが一番きれいですね、石は。(ウットリ☆)

また、石拾いの方の、授かりものと云う気持ちが本当に良くわかりました。
波にさらわれるのかもしれないのに、
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グランド・ミステリー〈上〉 (角川文庫)
価格: 760円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
この物語は、最近のジェットコースター・ミステリに慣れた読者には少々重荷かも知れない。しかし、筆者の饒舌なレトリックが醸し出す、呪術的なムードに囚われ、それらが描き出す重層的な物語のラビリンスに一旦足を踏み入れたならば、もう下巻まで、正にジェットコースター、息つく暇もない豪華絢爛たる物語世界を、あなたは体験することになる。奥泉光が純文学とエンターテイメントを正にアウフヘーベンした大傑作と、私は思う。
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プラトン学園 (講談社文庫)
価格: 820円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
孤島に設立された私立学園。そこに赴任してきた新卒の木苺くん。そこ『プラト
ン学園』のイントラには、『プラトン学園』そのものが精巧に描出されており、
疑似体験ができるソフトが入っていました。なんだか腹にイチモツ持っているよ
うな胡散臭い教師たち。事故死したはずの教師・石黒から届く謎のメッセージ。
学園そのものにも何か大きな秘密が隠されている予感……読み始めて早々提示され
る疑問の数々。その数々の謎が、現実とパソコンのソフト内の虚構の学園を行き
来しながら少しずつ明らかになっていく!

……って、なら
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石の来歴
価格: 1,223円
レビュー評価:4.0 レビュー数:6
ミステリーと言うべきか、ホラーと言っても良いのか。夢と現実、過去の戦争と戦後の現在が交錯しながら、読者をひきつけるストーリー展開と心理描写は一級品である。
その後の奥泉光の作品と比べると、オーソドックスとか保守的と言われるかもしれないが、純文学のテーマ性を魅力あるストーリーに込めたこの作品は大好きである。
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ノヴァーリスの引用 (集英社文庫)
価格: 480円
レビュー評価:4.5 レビュー数:5
一見ミステリーであり、ミステリーのディスコースに従って展開するようであるが実はそうではない。謎があれば、それが解明されなければいけないという常識や典型をくつがえす。そうは言っても、伏線をほったらかすわけではなく、きちんと回収していく。ミステリーのそれとは異なるが、ラスト一文には衝撃をおぼえる。感想はすごい!の一言に尽きる。
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芥川賞全集〈第16巻〉
価格: 3,400円
レビュー評価: レビュー数:

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クリスマスのおはなし
価格: 1,680円
レビュー評価: レビュー数:

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戦争文学を読む (朝日文庫)
価格: 756円
レビュー評価: レビュー数:

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鳥類学者のファンタジア
価格: 2,415円
レビュー評価:4.0 レビュー数:9
 読んだとき、ちょうど主人公と同じ年(36だったかな)で、生活も何となく同じで、多分見てくれも似ていて親近感を持った。主人公はジャズピアノ弾きなので、ジャズに造詣の深い方は一層楽しめるだろうが、大したものは知らなくても別に困らなかった。
 この冴えないおばさん主人公が、やはりピアニストだった祖母のいる時代にタイムスリップし、それはナチが支配する時代だったりするのだが、そこで一番困ったのがポケットに入っていた「武富士」のティッシュの説明だったりするので爆笑した。これはどこの地図だとか、聞かれても困るわな。
 そんなこんなで、どこかで有名になっちゃったロンギヌス物質だの、
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鳥類学者のファンタジア 上 (1) (KCデラックス)
価格: 620円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
奥行きを感じさせるタイトルに惹かれ購入しました。実際は小説のコミック化です。

第二次大戦中、ナチス支配下のベルリンへタイムスリップという大きな起点に始まり、オルフェウス、ピュタゴラス、ロンギヌスといった単語が目白押し。神秘思想、儀式が宇宙の真理に肉薄する様を描きつつ、割と何となく過ごしてしまう主人公の様子は、大抵の作品なら馬鹿馬鹿しく映りがちだが、キャラ立てのよさもあり心地よかったです。

下巻を早く読みたくなる、久々の傑作です。いずれは原作も手に取りたいですが、恐らく「うまくコミックにしたな」と思うのではないでしょうか。
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グランド・ミステリー〈下〉 (角川文庫)
価格: 740円
レビュー評価:2.5 レビュー数:3
同作者の『葦と百合』に並ぶ大作であり、傑作でもある。

それらはともに、現代からは全く省みられることのなくなってしまった社会的理念が中心となっている。
片方は左翼的理念であり、片方は汎アジア主義(というか戦前戦中のイデオロギー)である。
そして、それらを過去の遺物と見なしてる我々にたいして、冗談じゃねえぞ、と。
何軽々しく超えたつもりになってるんだよ、忘れてんなよ、そんなに過去のことじゃないだろ?と。
直接こう描かれているわけではないが、これらの小説を読みながら響いてくるのは、そんな声なのである。

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鳥類学者のファンタジア 下 (3) (KCデラックス)
価格: 620円
レビュー評価:4.0 レビュー数:2
下巻はさらに急展開の連続になります。このあたりは、尺に収めるので精一杯だった感もみられ。話の規模もとても広大かつ深遠なものになってゆきます。
音楽とはどういったものかといった(普通は考えもしない)基礎論や道具と使い手の話題などは、非常に興味を引かれるところでした。

そんな激動と堅苦しい理屈の中を、すいすい流れに乗る魚のように自分のペースでゆくフォギーの様子は、まさに彼女が主役でこそ読みやすく仕上がっているのだなと思わされました。
私はせいぜい、日本人奏者と歌手に少しふれている程度のにわかですが、ジャズについてもっと知りたくなる一冊でもありました。...さらに詳しい情報はコチラ

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