サイファイ・ムーン価格: 1,680円レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 相変わらず、昔懐かしいSFを思い出させつつ、あっという間に読み終えさせてしまう海原SF。(「今回のような小説は『サイファイ』小説というジャンルなのだ」とあとがきで書かれていましたが)
デビュー時の傑作「二重螺旋の悪魔」等の主人公は一人と言うのと違って、月をキーにそれぞれ特殊な力を持つ三つの短編の主人公が四つ目の話で一緒になるという仕掛けにも、何となく、昔のドラマにあったようなワクワク感を思い出させます。ただ、短編だった分各主人公への突込みが少なかったような・・・。次回作(あるいは今回の話の続編)に(更に)期待。
「アルジャーノンに菊の花を」も掲載されていて、こちらは、 ...さらに詳しい情報はコチラ |
ソリトンの悪魔〈上〉 (ソノラマ文庫ネクスト)価格: 840円レビュー評価: 4.0 レビュー数:2 一度読み出したら最後まで止まりません。 良い意味で日本らしくない、スケールの大きなSF系ファンタジーです。 少し都合主義な展開もありますが、ジェットコースターのような展開にはハリウッド映画に共通するものを感じます。 未知の生命体との遭遇、恐怖、感動、ふれあい。。最後はわりとハッピーエンドで安心して読めます。 追記。イラストを変えて出版した方が、別の客層をゲットできて良いと思うのですが。。あと、この本が原作のアニメはできが悪いです。原作を見事に壊しています。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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カムナビ〈下〉 (角川ホラー文庫)価格: 900円レビュー評価: 3.0 レビュー数:4 上巻より「トンデモ」が極端に走った感がありますが、文章はうまくて一気に読ませる力がある本でした。
こういう本は、主人公への感情移入だとか合理性よりも、一気によませるかどうかがポイントだと思ってます。そういう意味では面白い本です。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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二重螺旋の悪魔〈上〉 (角川ホラー文庫)価格: 840円レビュー評価: 5.0 レビュー数:3 二重螺旋の悪魔(上下巻含めての評価です)について述べたいと思います。
この小説に出会ったのは私が高校生の頃でしたが当時の私にはものすごく衝撃を受ける作品となりました。
これは、とある暗号を解いてしまった研究者の物語です。
インプロンという細胞が人間にはあるが、まったく何の意味もない細胞で何のためにこの細胞があるのかはまだ解明されていない。
しかしこの細胞の配列をある暗号解析に当てはめるとそれは淡白質を作り出す設計図となる。
しかもこのたんぱく質は生きている???
そこから始まる未曾有のバイオハザード。
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カムナビ〈上〉価格: 1,680円レビュー評価: 3.0 レビュー数:9 SFはダメ、サイファイだとぶちあげて制作されたこの作品ですが。まだまだSF的論理構築にとらわれて、はがゆい感じに進行しています。
いっそ伝奇にしちゃったら良かったのに。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
カムナビ〈下〉価格: 1,995円レビュー評価: 3.0 レビュー数:4 上巻より「トンデモ」が極端に走った感がありますが、文章はうまくて一気に読ませる力がある本でした。
こういう本は、主人公への感情移入だとか合理性よりも、一気によませるかどうかがポイントだと思ってます。そういう意味では面白い本です。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
二重螺旋の悪魔〈下〉 (角川ホラー文庫)価格: 840円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 主人公は一緒です。 話がまったく変わってしまうとかそういうことはないのです。 しかし、最初に読んだとき、これは違う人物の目から 通してみているのではないかと思うほど、 非常に急展開をし、また、 上巻でのような個人的な主観から見たものではなくなって、 全体的なものの見かたになっています。 しかしながら、この作品で書かれている状況は、 未来世界では起きるかもしれません。 書かれている年代はあくまで21世紀1桁のことです。 これが実際に起こったら非常に・・・。 と思わせるような理論と科学の知識は上巻から健在です。 まったくすごい作 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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