宇神幸男 の書籍リスト           

  
宇神幸男に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 宇神幸男 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

美神の黄昏 (講談社文庫)
価格: 840円
レビュー評価:1.0 レビュー数:1
「神宿る手」から始まるシリーズをここまで読んできて、最後の最後でなんともやりきれない読後感に納得のできない想いだ。作者の意図としては人間の欲望や善悪を超えたところにそびえる「芸術の至高・勝利」を描きたかったのかもしれないが、長きに渡って物語世界を登場人物たちと共有してきた読者としては、彼等(彼女等)が虫けらのように殺され、その殺人を指揮した首謀者が受ける報いが、たかが「芸術家のしての絶望」では到底カタルシスが得られない。最も人間的な行為が極限まで高められたものが「芸術としての至高」であるはずのものがどこかですりかえられてしまったようで、ネオナチのごとき狂信的チンピラを芸術的行為の対抗馬(ある
...さらに詳しい情報はコチラ

ニーベルングの城
価格: 1,631円
レビュー評価: レビュー数:

...さらに詳しい情報はコチラ

神宿る手
価格: 1,325円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
宇野功芳氏の著作を読んでいて、偶然この作家の存在を知り、読んでハマりました。現実にはクラシック音楽は注目度が極度に低く、このような事件が仮にあってもまるで騒がれることはないでしょうが、読んでいる間は自分が本当のスキャンダルに巻き込まれたように小説世界に遊ぶことが出来ました。クラシックの知識は全く必要ないので(もちろんあればあったで楽しめますが)量産型の少々中身の薄いミステリーに飽きた向きに是非進めたい構成のしっかりした「濃い」作品です。こういう小説はそう簡単には書けないし、出会えないでしょう。
...さらに詳しい情報はコチラ

クラシック人生の100枚―異論・反論vs返答付 (Ontomo mook)
価格: 1,260円
レビュー評価:3.0 レビュー数:8
宇野さんは好きです。音楽の好みも結構同じことが多いです。そういう方は、おそらく講談社の「宇野功芳著 クラシックの名曲・名盤」は持っていると思います。とすると、それと内容はほとんど変わりません。したがって、私は買ってから、しまったと思いました。持っていない方は先にそちらを買うか、文春新書の「クラシックCDの名盤」(宇野・中野・福島 著)を先に買うことをお薦めします。

...さらに詳しい情報はコチラ

神宿る手 (講談社文庫)
価格: 509円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
宇野功芳氏の著作を読んでいて、偶然この作家の存在を知り、読んでハマりました。現実にはクラシック音楽は注目度が極度に低く、このような事件が仮にあってもまるで騒がれることはないでしょうが、読んでいる間は自分が本当のスキャンダルに巻き込まれたように小説世界に遊ぶことが出来ました。クラシックの知識は全く必要ないので(もちろんあればあったで楽しめますが)量産型の少々中身の薄いミステリーに飽きた向きに是非進めたい構成のしっかりした「濃い」作品です。こういう小説はそう簡単には書けないし、出会えないでしょう。 (単行本の方に書いた自分のレビューを転載しました。)
...さらに詳しい情報はコチラ

消えたオーケストラ
価格: 1,427円
レビュー評価: レビュー数:

...さらに詳しい情報はコチラ

美神の黄昏
価格: 1,733円
レビュー評価: レビュー数:

...さらに詳しい情報はコチラ

髪を截る女
価格: 1,427円
レビュー評価: レビュー数:

...さらに詳しい情報はコチラ

水のゆくえ
価格: 1,458円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
 「水」にちなむ様々なイメージがそこここにちりばめられ、さながら、この作品に重要な小道具として登場する水琴窟の音(「ね」)を聴いているかのような恋愛小説。おそらく、著者の作品のなかでは、「神宿る手」をもしのぐ最高作ではないかしら、また、「恋愛小説」というジャンルのなかでも、かなりのランクインを果たすのでは、と思っています。あまり評判になっていないのは残念です。

 ただ、結末部分は、それまでの「甘美な恋愛小説」を、台無しにしてしまう展開で、もし、違った「悲劇」を描いていただけたら、もっとすばらしいものになったのではないでしょうか。最近、とんと音沙汰のない著者の作品を待ちのぞみつつ。
...さらに詳しい情報はコチラ


ニーベルンクの城 (講談社文庫)
価格: 693円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
この小説の世界の緻密な仕立ては大変なもので、この緊密な構成のままで舞台をヨーロッパまで広げ、さらには過去の偉大な実在の音楽家たちのエピソードまでつなげてしまうとはもう驚きの一言です。ミステリー小説であるために少々陰惨な描写もあり、作品世界のリアリティーが凄いだけに読むのがつらいところもあるのですが、逆に言えばそれだけ圧倒的な描写力であるわけで、読み出すとやめられない強力な作品です。この後どうなっていくのかフィクションなのに心配になってしまうというのはそれだけ優れた作品なのだと思います。
...さらに詳しい情報はコチラ

ヴァルハラ城の悪魔 (講談社ノベルス)
価格: 882円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
ちょっとありえない設定なのに、夢中で読まされてしまいます。浮世離れした一家と、主人公の女の子の対比が面白い。主人公の魅力、ちょっとエッチなサロメのクライマックスシーン等読みどころ満載。しかし何と言ってもラストのどんでん返しが最高。この作家の作品だとクラッシック音楽の知識を必要と思う人が多い(そもそもこの人を知らない人が多い?)かもしれませんが、そんな人こそ是非読んでほしいと思います。ただ、主人公の女の子のセリフ等「今」風にしようとし過ぎたことが作品の風化を早める恐れがあり、なるべく早く読んだ方がよいと思います。
...さらに詳しい情報はコチラ

消えたオーケストラ (講談社文庫)
価格: 591円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
力作「神宿る手」に続く第2弾ですが、トリックが大胆で面白く、夢中で読まされました。ただ、音楽や演奏家に対する愛情が、無関係な人の死を招くところが、少し割り切れない面を残すのですが、この作品世界を作り出すための手間のかかり方は半端でない。こんな作品一生に何作も書けないのではないかと思ってしまうのですが、この後もシリーズが続きます。この作家の健筆を今後も期待しています。もっともっと皆で応援したい作家です。是非読んでください。
...さらに詳しい情報はコチラ

Copyright (C) 2009 宇神幸男 の書籍リスト All Rights Reserved.

inserted by FC2 system