井上夢人 の書籍リスト           

  
井上夢人に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 井上夢人 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

あわせ鏡に飛び込んで (講談社文庫)
価格: 700円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
表題作を含む10編の短編集で,収録作はすべて90年代に発表されたものです.

『男と女』を扱った編が多く,サスペンスのようなゾッとする結末であったり,
ブラックな雰囲気の漂う,なんとも言えないあと味の悪さや切なさが印象的です.
また,コンピュータや珍しいアイテムの出てくる編などは星新一さんの作品に近く,
これら以外にも粒が揃っていて,笑えないと思いつつもついニヤリとしてしまいます.

ほかにも,各編の冒頭には執筆時のエピソードが現在の視点から添えられおり,
巻末のほうでは大沢在昌さんとの対談を収録
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ミステリを書く! (小学館文庫)
価格: 690円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
現代ミステリの最前線で活躍する作家達へのインタビュー集。各作家がどのような経緯を辿ってミステリ作家になったのか、がよくわかる良質のインタビュー集です。ミステリを書く気のない人でも充分楽しめます。
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おかしな二人―岡嶋二人盛衰記 (講談社文庫)
価格: 940円
レビュー評価:4.5 レビュー数:5
プロのミステリー作家になるのがいかに大変かがわかる。
アイデアで一儲けできないかという徳山諄一と、結婚し子供もでき定職を持ちたいという井上夢人のコンビが、乱歩賞をとれれば金持ちになれるという誤った(?)思いこみで、賞取りに挑戦する。落選に落選を重ね、5年間にわたって挑む。その熱意と持続力はすごい。
この受賞までの、盛衰記の「盛」の部分は躍動していて、面白い。
受賞作、「焦茶色のパステル」の創作アイデアが実作になるまでも、細かく書かれており、ミステリー作家を目指すものには参考になる。
さて、プロのなってから、アイデア提出の遅い徳山に、井上は悩まさ
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プラスティック (講談社文庫)
価格: 680円
レビュー評価:4.0 レビュー数:11
 日本ミステリーの傑作中の傑作。ミステリーという枠を外し、現代小説としても最高峰なんじゃないでしょうか?トリック自体はどんな人でも半分以上過ぎたら分かってしまいますが、だからつまらないわけではなく、後半からが面白くなってきます。作者の井上夢人氏がトリックで「アッ」と驚かせようと意図しているとは思えず、54のファイルや複数主人公による進行もストーリー上の必然で、圧倒的な文章力も有ってか、主人公の不幸な過去や哀しみが上手に表現され、一言の台詞すら無い本当の主人公が浮き彫りになってくる構成は圧巻というしかありません。ラストの1ページは賛否両論が色々と有るだろうけれど、私はクールなラストに大感動しま
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オルファクトグラム〈上〉 (講談社文庫)
価格: 860円
レビュー評価:5.0 レビュー数:4
姉の殺害事件をきっかけに、後遺症で犬並みの嗅覚を持った
主人公が、'嗅覚'で犯人を追っていく・・・

設定だけで、斬新で魅力的。
単行本発売時に雑誌にっていた載ったわずかな紹介文の記憶
だけを頼りに、タイトルも作者すらわからないまま、
ずっと探し続けていた本でした。
そして、諦めずに探し続けた甲斐があったと感じた1冊です。

ミステリーとしてのストーリーもさることながら、
五感の一つである嗅覚をここまで文字で表現した
小説があるだろうか?というくらい、
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オルファクトグラム〈下〉 (講談社文庫)
価格: 770円
レビュー評価:4.0 レビュー数:3
大変面白いです!
異常ほどの鋭い嗅覚を視覚で表現するところなんて、とても不思議な気持ちにさせられました。
しかし、自分の彼氏があんなだったらちょっといやですけどね。
絶対うそつけないし(笑)
でも、犯人との対決のところなど、ちょっとご都合主義的なところもあるし、
恋人とのシーンもあまりにも甘い甘いラブストーリーって感じで、
ツッコミどころはあるけれど、でも、とてもおもしろかったです。
ちょっと変わったミステリーを読みたいひとにはお勧めです。
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ダレカガナカニイル… (講談社文庫)
価格: 980円
レビュー評価:4.0 レビュー数:5
結果的に時空を越えた壮絶な一人芝居を演じぜざるえなかった女と、その憑代にされた男との哀しき悲恋の物語。
それは、自分で自分の尾を飲み込む輪廻の輪の虜となったウロボロスの悲劇でもある・・

ラスト数ページで全てをひっくり返すどんでん返し。

実は誰々の正体は・・という「衝撃の結末物」には、いわゆる小説が小説であるが故のトリックを使ったものが少なくない。すなわち、読者は登場人物を想像はしても直接目にすることはないという特性を利用したものだ。映像化すれば全てが露呈しトリックがトリックの体をなさない。
有名なところではアイラ・レ
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風が吹いたら桶屋がもうかる (集英社文庫)
価格: 560円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
始まりと終わりの言い回しも、中身も同じようなにも関わらず、
飽きさせないオムニバス。
是非シリーズ化してほしいんだが、氏は嫌がるんだろうな。
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パワー・オフ (集英社文庫)
価格: 840円
レビュー評価:4.0 レビュー数:7
本書は、1994年8月に雑誌掲載されている。レビューアーの記憶が確かなら、PC9801とAT互換機(いわゆるDOS/Vパソコン)がしのぎを削っていた時代の事だ。コンピュータウイルス等というものは、ほとんど存在しないし、インターネットなんてものは一般の人は全く知らないような、そんな時代だった。「コンピュータウイルスって、人間に感染するの?」という素朴な主婦の会話をレビューアが喫茶店で小耳に挟んだのは本書の初稿が雑誌に載ってから数年も後の話である。そして、今なお、知っている人に言わせればとんちんかんな「コンピュータウイルスって、子供にうつる?」という疑問はポピュラーなのである。さてさて、井上夢人
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おかしな二人―岡嶋二人盛衰記
価格: 1,631円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
まったくの素人から 小説家を目指し
作品を作る楽しさや辛さ。
そして 二人で小説を書く 難しさや楽しさ。

この本を、もう何度読んだかわかりません。
夢に向かって突き進む様子がとても
励みになりました。
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あくむ (集英社文庫)
価格: 510円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
ドラマ“世にも奇妙な物語”が好きな人は多いと思うけど、あのシリーズは駄作も少なくない。その点、この短編集「あくむ」はハズレなし。何気ない日常の一コマから、予想もつかない恐怖が展開する怖さと面白さ。難しいことは抜きにして、とにかく楽しんでほしい一冊。
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もつれっぱなし (講談社文庫)
価格: 650円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
ふたりの男女の会話のみで構成された短編集.

紹介文などでもこの『会話のみ』という部分が強調されていて,
どれだけ珍しいことなのだろうと読み出してみたのですが,
特に変わった印象はなくさらりと読むことができました.

が,これは騒ぐほどたいしたものではないということではなく,
珍しい手法にも関わらず,それを意識させないということなのですね.

状況の描写も第三者ではなく,ふたりの会話の中で説明がされるのですが,
『いかにも』的な印象がまったくなく,自然とその世界がイメージさ
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