石持浅海 書籍リスト           

  
石持浅海に関する書籍をご紹介しています。






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世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

顔のない敵 (光文社文庫 い 35-5)
価格: 560円
レビュー評価: レビュー数:

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扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫)
価格: 630円
レビュー評価:4.0 レビュー数:5
まさにコロンボのようですが、いきなり殺人シーンから始まり、そのトリックがわかってしまってからスタートします。
その後犯人周辺の状況が明かされていき、犯人対探偵役の構図がゾクゾクする臨場感で語られていきます。
手に汗握るようなストーリーではありませんが、その対決はなかなか奥が深く、小説としては手頃の長さの心理戦で非常に読み応えがあります。
結末の恐ろしさ(女性の?)もゾクっとするものがあり、普通のミステリーにはない面白さ。
ちょっと動機として弱いかなあとも思いますが、犯人の頭の良さと潔癖症を考えると、それもいいかなあと納得。
手ごろに
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心臓と左手 座間味くんの推理 (カッパ・ノベルス)
価格: 880円
レビュー評価:3.5 レビュー数:4
テロ対策を任務とする大迫警視と探偵役・座間味くんの
会話だけで話が進む〈安楽椅子探偵もの〉の連作短編集。


◆「貧者の軍隊」

 一般人には決して危害を加えない正義の素人テロ集団「貧者の軍隊」。
 彼らのアジトにおいて、一人のメンバーが密室のなかで死んでいた―。


 密室の形成過程がいまいちイメージできなかったです。
 ホワイダニットの皮肉っぷりこそ、著者の持ち味。



◆「心臓と左手」
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君の望む死に方 (ノン・ノベル)
価格: 880円
レビュー評価:3.0 レビュー数:6
話をこねくり廻し過ぎで、なんだか疲れました。3分の1程度まではガンガン読み進め
たのですが、途中から妙に状況説明!状況説明!!みたいになって、飽きてしまいま
した。結末も結末?って感じだし、スキッと感のない作品だと思います。

「扉は閉ざされたまま」の続編だった事を知らずに読んだのですが、中途半端に、何かの
続編ですよ?といったニュアンスがあり、少しイラ!っと来ました。
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セリヌンティウスの舟 (光文社文庫)
価格: 520円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
登場人物の関係性が美しいです。
 
壊してはいけない大切なガラス細工を、必死に守ろうとして起こった事件です。
手段は許してはいけないと思いますが、最後まで繊細な美しさで私は魅了されました。

なぜ彼女は自殺したのか、でもなく、誰が彼女を殺したか、でもなく…。
曖昧なまま、話が進んでいくのではっきり、犯人?や、動機が知りたい方には不向きかも。

物語の美しさを、あるがままに受け入れると、読後に何か綺麗なものが心に残ります。

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Rのつく月には気をつけよう
価格: 1,470円
レビュー評価:4.0 レビュー数:7
大学時代からの飲み仲間、夏美・長江・熊井の3人は長江のアパートで定期的に集まって飲んでいる。最近は毎回誰かがゲストを招くという趣向。もちろん美味しいお酒と肴ありき。
装丁からお酒の話かな?思っていた。食事会というのではなく飲み会という設定が良かったです。

毎回迎えるゲストの恋愛話が実は酒の肴となっているのでしょう。
ゲストとの会話から悪魔的頭脳をもつ長江が隠れた真実を解き明かしていきます。
短編7本の中盤はちょっと設定が甘かったような気がしますが
最終話の「煙は美人の方へ」はとてもよかったです。
わたしが描
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耳をふさいで夜を走る
価格: 1,680円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
一晩の間に三人を殺さなければならない・・・。
本来は計画的に進めようと思っていた3つの殺人を急遽一晩で行わなければならないというイレギュラーさが、この物語にスピード感を与えています。

美しいまでに論理的な推理が展開される石持作品が好きな私にとっては、ちょっと残念な展開でした。
また、所々の描写がグロテスクなのと、読後感があまりよくないので、苦手な人は多いかもしれません。


それでも、物語の核である「覚醒」には色々考えさせられます。
果たして覚醒したのは誰だったのか・・・。
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水の迷宮 (光文社文庫)
価格: 660円
レビュー評価:3.5 レビュー数:7
完璧と言えます。
あまりにも完璧すぎて、
すっきりしない感。

やな言い方をすれば、
都合が良すぎて、
良い人しか出てこない。
言わば、
推理小説でありながら、
悪人が出て来ない。
犯罪にも関わらず、
書き手が罪悪感を感じていない。

だから、
すっきり誉められない。
あまりにも、
立体的にしすぎて、
影が多すぎる。

鮮やかな推理と、
人間の良心を信じた
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賢者の贈り物
価格: 1,575円
レビュー評価:3.5 レビュー数:3
10編あるどのお話も、一度は目にするか耳にするお話をモチーフにしていて、
「何故?」をキーワードに主人公たちがグルグル悩み、そして、色々考えつつ、
その「何故」を解くという、ちょっと変わったミステリィです。
ひとつの事柄から、いろいろなことが考えつくということがよく判って面白いし、
また、間違ったことを考えた場合は、必ずそこには矛盾があって、冷静に考えると
それが判るのに、ふとそのことを見落としそうになって、ちょっと危うかったり、
なかなか読ませてくれます。
一番好きなお話は、「泡となって消える前に」ですが、
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温かな手
価格: 1,470円
レビュー評価:5.0 レビュー数:2
帯に地球最強の名探偵兄妹とか書かれてて「はあ?」とか一瞬思ったけど、著者を信じて購入。
短編7つは連作ですので、最初から読むのがおススメ。いずれも完成度の高い論理展開と鮮やかな謎解きで痛快にさえ感じる。舞台もさまざまで飽きさせない。ともすれば、失笑しかねない設定の探偵役の正体だが、見事に描き切っておりさすがと思わせる。まさに「石持ワールド」か。一度でも著者の作品を読んだことがあれば分かっていただけると思う。
ちょっと棘があるけど、実は温かいみたいな。
以前は、人物の心理描写に独特のものがあり、入り込みにくい部分もあったが、今作ではすんなり入り込めた。素晴ら
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アイルランドの薔薇 (光文社文庫)
価格: 580円
レビュー評価:4.0 レビュー数:7
文章の表現など、まだまだ向上の余地は多いと思うが、設定・ストーリーの展開・人物描写など、情景が浮かんできて、映像として(?)楽しむことができた。
まぁ日本人が活躍というのはちょっと出来すぎではあるけれど、次回作に期待できる作品だろう。
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月の扉 (光文社文庫)
価格: 620円
レビュー評価:3.0 レビュー数:21
最近読んだ中ではすげ面白かった。
ハイジャックされた飛行機のトイレで女性が殺されていた。でも乗客は全員犯人に座らされている。
犯人は第一発見者の女性の恋人の男性を探偵役に命じ、事件の解決を迫る・・・

別に探偵じゃないのに無理やり推理させられる通称「座間味」くん。もちろんその謎解きも楽しいんだけどハイジャック犯たちの動機も謎で、それが少しずつ明かされていくのも面白い。
タイトルの「月の扉」というのがその謎そのままなんだけど、謎解きまで読まないと全くわからない。

どうなるのか予想がつかないってのは楽しい。
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