米澤穂信 の書籍リスト           

  
米澤穂信に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 米澤穂信 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

儚い羊たちの祝宴
価格: 1,470円
レビュー評価:4.0 レビュー数:4
真っ黒なカバー。旧家・名家という家柄。大学の読書サークル「バベルの会」。
今までの米澤作品にはなかった荘厳さに緊張感が高まりました。

1)身内に不幸がありまして
次期当主・吹子お嬢様付きの使用人・夕日の手記からなる話。勘当された長男が事件を起こし、それから毎年誰かが殺されていく。
夕日は夢遊病である自分が犯人ではないかと考えるが。

2)北の館の罪人
母を亡くしたあまりが遺言どおり実父のいる館に行き、住み込みで"先客"の世話をすることになる。
実はその先客は館の長男であまりの腹違いの
...さらに詳しい情報はコチラ

インシテミル
価格: 1,680円
レビュー評価:4.5 レビュー数:22
時給11万2000円のバイトに、応募した12人の男女。7日間、館での生活をクリアできたらいいわけです。もちろん生きて。。。応募した時はもちろん内容はわかりません。
ルールもいろいろあって時給以上に稼げることもできます。
さて、12人は生き残れるのか。生き残っていくら稼いで元の生活に戻れるのか。

ええ。よくある話なのですが、、、これが面白いんです

自分の部屋は鍵はかかりません。そして箱の中にはひとつ凶器が。。「皆の部屋にもあるのだろうか、、、」謎が一つ増えます。ルールは予想通り誰かを殺すと稼げるわけです。

...さらに詳しい情報はコチラ

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)
価格: 609円
レビュー評価:4.0 レビュー数:15
 気軽に読めるミステリ。まずなによりいいのは、人が殺されない。同級生のポシェットが盗まれた理由は?シンクを濡らさず(洗いものをせず)ホットココアを3杯作る方法は?テスト中にロッカーから栄養ドリンクのビンが落ちて割れたのはなぜか?などなど、「事件」とはいえないようなちょっとした謎、でも少し頭をひねらないと簡単には答えが出ないようなできごとを小鳩くんと小山内さんが解いていきます。とはいっても、二人は積極的に事件にかかわりたいのではなく、むしろ目立つようなことは避け、徹底的に「小市民」をめざそうと心にに強く誓っているのです。二人の過去は、ここではあまり語られてはいませんが、過去を忘れ、自分を変えた
...さらに詳しい情報はコチラ

夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)
価格: 600円
レビュー評価:4.5 レビュー数:10
小市民シリーズミステリー待望の二作目。これはもちろん夏に読むべきでしょう☆依然奇妙な人間関係の高校生男女ふたり。出だしはいつもの展開を踏襲し、日常に生まれるナゾを自ら作り出したり解き明かされたり。しかし、全体を通してどことなく主人公の語りに不穏な色があり、前作を読んでる身としては当然、おや?とひっかかります。でもまさかナゾがすべて解けたあとにこんな展開が用意されているとは…。恋愛関係でなくてもせつないストーリーは描けるのだなあという一例が、ラストに読者を待ち受けております。だけど、あー、この小説、続きはどうなってしまうの?!?
...さらに詳しい情報はコチラ

遠まわりする雛
価格: 1,470円
レビュー評価:4.5 レビュー数:7
この作品は、入部から翌年春までの、古典部の部員たちが遭遇するちょっとした
ミステリアスなできごとを描いている。謎解は相変わらず面白いが、古典部部員
たちの描写もとても興味深かった。印象に残ったのは、「あきましておめでとう」と
「手作りチョコレート事件」だ。「あきましておめでとう」では、奉太郎と千反田が
納屋に閉じ込められてしまう。彼らはどういう方法でそこから出ようとするのか?
その方法には思わず笑ってしまった。奉太郎と里志の厚い友情も垣間見えて、面白
かった。「手作りチョコレート事件」では、消えたチョコの行方をめぐっての
...さらに詳しい情報はコチラ

氷菓 (角川スニーカー文庫)
価格: 480円
レビュー評価:4.0 レビュー数:15
あらすじは省きますがいわゆる「日常ミステリ」の良作。つまり密室トリックとか無人島が舞台とかでなく、そもそも殺す殺されるとかいうものではありません。
作風も明るくテンポよく読めます。面白味のあるキャラ設定も違和感なく受け入れられますし、ミステリー&ライトノベルといった感じで万人受けするでしょう。
あえて不満をのべるならば短いということでしょうか。スラスラ読めてしまう故に、もの足りない、もっと彼らの日常が知りたいと感じてしまう。
知らない人はとりあえず読んでみて欲しい、おすすめの一冊です。
...さらに詳しい情報はコチラ

クドリャフカの順番 (角川文庫)
価格: 660円
レビュー評価:4.0 レビュー数:7
古典部シリーズ第三弾とういことです。前二作を読まずに、これから入ってしまったのですが、特に不都合な点はなかったと思います。
で、この作品についてだけいえば、やはりライトノベル出身の人だな、という感じです。
極度に様式化された人物造形(千反田さんのしゃべり方、ちょっとやり過ぎのような・・・)、起こる事件も典型的なパズルミステリーです。手際よいのは認めますが、それ以上でも、それ以下でもない作品でした。
...さらに詳しい情報はコチラ

犬はどこだ (創元推理文庫)
価格: 777円
レビュー評価:4.0 レビュー数:9
青春ミステリの旗手との呼び声高い米澤らしい、なんとなく新しい、探偵小説。都会生活になじめなかった主人公が地元に戻り、犬探し専門の調査事務所を開く。しかしそこにやってきた依頼は、人探しと歴史調査だった。そこから始まる、意外なクライムサスペンス。

作品全体として、伏線のはりかたが巧い。読者にわかるように書くことで、登場人物がいつそれに気づくか、というハラハラドキドキである。

主人公の紺屋とハンペー、主観が交互に入れ替わる構成になっているのだが、ここに大きなヒミツや叙述トリックがあるのでわっ!と思いながら読んでいたがそうではなかった。この構成はそ
...さらに詳しい情報はコチラ

愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
価格: 560円
レビュー評価:4.5 レビュー数:13
『愚者のエンドロール』です。古典部シリーズの二作目ということになります。
前作の『氷菓』よりは随分ミステリー色が強くなりました。
あ、ミステリーといってはダメでしょうね。推理小説色が強くなったと言い換えましょう。
ほとんどのトリックは読者の誰でも考えつきそうなものばかりですが、出し方、順番、そして作品の中における主人公の立ち位置などを巧みに扱ったどんでん返しの連続は、上手くできていると思います。

主人公が周囲の人から才能を認められ、自分でもある程度認める、というよりは他者の意見を受け容れるという部分に成長のようなものも読みやすい文
...さらに詳しい情報はコチラ

ボトルネック
価格: 1,470円
レビュー評価:5.0 レビュー数:6
「私なんていてもいなくても同じだ」

 自分や他人の存在意義や価値、そんな感じのことを考えたこと誰もが一回はあるんじゃないかと思う。もし心当たりがあるなら是非これを読んで欲しい。

 主人公は恋人を弔いにやってきた場所から、別世界へ。
 知っている町並みだけど違和感がある。
 そこは主人公が産まれなかった世界。
 代わりに「産まれてこなかった姉」が生きている世界。
 違うのはそれだけ。
 そして主人公がいた世界と主人公が生まれなかった世界の「間違い探し」をしていくうちにあることに気
...さらに詳しい情報はコチラ

さよなら妖精 (創元推理文庫)
価格: 780円
レビュー評価:4.5 レビュー数:11
 タスキに書かれた「ボーイ・ミーツ・ガール・ミステリー」という意味が解らず、戸惑いながら読み始めました。はっきり言って退屈だった。登場人物には好感持てないし、ストーリーも(最初は)つまらないし…。ただ、僕もユーゴスラヴィアに多大な興味があり、戦後間もないボスニア・ヘルツェゴヴィナに単身個人旅行をしたくらいだから、そっちのほうで読むのを断念せずに済んだ。最後の方で、ようやくこの小説は「本格推理小説」だったと気付いたら、俄然全体的に面白くなった。
 ただ個人的な趣向かもしれないが「登場人物に好感が持てない」というのがネックで「★5」にはならなかった。米澤 穂信の描く 高校生程度の年齢
...さらに詳しい情報はコチラ

春期限定いちごタルト事件 前 (Gファンタジーコミックス)
価格: 580円
レビュー評価:3.5 レビュー数:3
 ついに出たコミック版です。とある理由で<小市民>を目指す二人の物語。設定やストーリーは割愛します。

 原作に忠実過ぎる感があります。いえ、それだけ饅頭屋さんが原作を追求したっていうことでいいのでしょうが、すでに原作を読んでいるので文章では分からなかった所が判明するとかそういった点で物足りない感が。原作とは違うといえば合格発表、健吾との再会シーンがページ数の都合か、無いという点。原作には無い新しい発見といえば、やはり小鳩君の夢の最後の部分でしょうか?
 饅頭屋さんのキャラは非常にイメージに近いので満足です。すごく見やすいですし。
...さらに詳しい情報はコチラ

Copyright (C) 2009 米澤穂信 の書籍リスト All Rights Reserved.

inserted by FC2 system