山田風太郎 の書籍リスト           

  
山田風太郎に関する書籍をご紹介しています。






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世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

婆沙羅 (講談社文庫)
価格: 440円
レビュー評価:5.0 レビュー数:4
山田風太郎の室町物。「妖説太閤記」と作りは似ています。主人公は佐々木道誉という婆沙羅大名。薬師如来の十二神将の一人の名前を取った婆沙羅とは時代が下って前田慶次郎で有名な「かぶき者」の室町版といった感じです。足利兄弟を後の幕末の西郷と大久保に例える記述が多くありますが、並の作家なら別にいいが山田風太郎にしては少し安易な対比の仕方かなあと違和感を少し覚えました。晩年の作品なので年を取ったのかなぁ。しかし、全体の巧みさと面白さは折り紙付き。中篇ぐらいの短さという事も有りあっという間に読了出来ます。天から選ばれた人間界の「魔王」と「婆沙羅」の対比も読み取れる。両者とも常人とはかけ離れた存在だが「魔王
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警視庁草紙〈上〉―山田風太郎明治小説全集〈1〉 (ちくま文庫)
価格: 998円
レビュー評価:5.0 レビュー数:3
 詳細は十分に前のお二人が書かれているので省略するが、笑った笑った。それはそうだろう、仕事の引き継ぎなんかないわけだから、二つの警察組織があった時期は絶対にあったはずで、旧の側が新の方を邪魔するのは、しごく当然であろう。
 司馬遼太郎氏の「翔ぶが如く」を読んだ後、青山墓地墓参ツアーを決行し、そのときにも行ったのだが、これを読んだ後でもう一度、花見を兼ねて川路大警視の墓参りをし、墓前で一献傾けてきた。苦労したよね、この人(笑)。
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警視庁草紙〈下〉―山田風太郎明治小説全集〈2〉 (ちくま文庫)
価格: 998円
レビュー評価:5.0 レビュー数:2
上巻から通しで事件のからくりもさること乍、この下巻は特に人物のひとりひとりが男女問わず恰好いい!(まあまあ‥救いようのないような人もいるけれども)
実在の人物が多く出てくるので、誰がいつどこで死んでしまうかわかっている人などには、その恰好良さが切ないことと思います。
あと通行人のように有名人が出てくるのもニクいトコロ。
「あんたこんなところにいたのか!でも全然注目されてない!(笑)」と。

それからこれは、登場人物について調べたくなるので困ります。
調べなくてもまったく楽しめるけれど、楽しかったからこそ調べたくなってしまう。
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バジリスク甲賀忍法帖 下 (3) (講談社漫画文庫 せ 1-3)
価格: 735円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
血なまぐさい騙し合い殺し合いの終焉・・
相対する忍び同士、現世では結ばれる事はやはり叶わなかった。
元・頭目同士の甲賀弾正と伊賀のお幻の恋が結ばれることがなかったように、弦之介と朧も添い遂げること叶わず、
悲しいラストになります。
ただ、弾正とお幻は結局殺し合う事となりましたが、この二人はどちらもお互いの手にかかることなく自害で果てます。
それが良いこととは思えませんが、死に顔からは、一番幸せな選択をしたのか・・と、感じました。
権力者の手駒の身から離れることのできない宿命だった二人の、永遠の平穏を得た瞬間は悲しくも美しい。...さらに詳しい情報はコチラ

バジリスク甲賀忍法帖 中 (2) (講談社漫画文庫 せ 1-2)
価格: 714円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
中巻では、伊賀の企みが甲賀十人衆にも知れるところとなり、いよいよ両者の血で血を洗う戦いが苛烈を極めてゆきます。
最初は伊賀が優勢でしたが、甲賀忍者の特異な秘術が伊賀衆を追い込んで行く。
間に、弦之介と朧の出会いとなる話も挟まれており、もっと早く二人が結ばれていれば・・・という気分になります。
オマケの「バジの穴」は笑いました。
あまりに本編のトーンと違うので、ちょっと戸惑いますが。
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バジリスク―甲賀忍法帖 (5) (ヤンマガKC)
価格: 620円
レビュー評価:4.5 レビュー数:9
各里の憎しみがぶつかり合う死闘が目白押し。
人間関係がまた複雑に絡み合うので読んでいて引き込まれますね。
戦闘場面は気迫が感じられます。

残酷、暴力、流血、が多く性描写もありますが、
それでも原作の雰囲気を完全に再現できてるかというと…。
主人公の弦之介が何を考えてるのか最後までわかり辛かった。
冷静で無口な設定に忠実過ぎてるようです。
あとせがわ先生のオリジナルキャラは蛇足。
登場させるならもっと話に絡めていかないと、あれではただ出てきただけです。

全5巻
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Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 8 (8) (ヤングマガジンコミックス)
価格: 560円
レビュー評価:5.0 レビュー数:3
今回は腕力勝負というよりは思考をめぐらして敵と衝突する、それが8巻だと思います。

「善」のためなら犠牲はやむ得ない、が沢庵和尚にとっては見ぬふりできなかった。作を懲らし、堀の女達と十兵衛は別行動になり、そして自らおとねと共に悪の巣・加藤明成の城へ飛び込む、、、。果してそれが沢庵和尚の思い通りになっているのか、未だに謎の怪人・芦名銅箔の思うつぼになっているのか、一歩踏み違えば一色触発のようでどちらに利があり不利があるのかわからずハラハラしっぱなしです。それにおとねの演技ならぬ艶技も新たに肝の座った女と変身しアッパレです。今後、どのように活躍してくれるのか楽しみです。反
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バジリスク―甲賀忍法帖 (4) (ヤンマガKC)
価格: 560円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
これまでの3巻に比べると大がかりなアクションがなく、どちらかというと地味な展開。逆にいうとマンガ化しにくい部分だったのかもしれません。

ラストで天膳が復活するビジュアルで、人面相のようなものが動き出すのですが、これはなかなか面白いと思う人と、やりすぎだと言う人と、評価が別れそうな変更点です。ただ、ナメクジ人間・雨夜陣五郎などと並べるとそれほど違和感がないのも事実ではあります。
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Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 9 (9) (ヤングマガジンコミックス)
価格: 560円
レビュー評価:4.0 レビュー数:2
原作既読ファンがやきもきしていたのが、女人袈裟(!)や花地獄以上に
本巻収録の「徳川家も滅んで結構!!」ではないかと思います。
なぜ、敵方含めて女たちが十兵衛に惚れるのか?
その答えがあの台詞にこめられているといっても過言ではない、
破天荒にもほどがあり、優しいにもほどがあり、苛烈にも程がある台詞。
原作をきっちり読んでいて、なによりもまず山風ファンであるせがわ先生は、
そのあたりをきっちりわかっているのでしょう。
大コマを贅沢に使ってのあのシーン。カタルシスがありました。

展開とし
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天国荘奇譚 ユーモア篇―山田風太郎ミステリー傑作選〈6〉 (光文社文庫)
価格: 900円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
 第9巻「笑う肉仮面」にも通ずる短編及び連作7編。
 なんといってもこの中では,表題作と連作「少年探偵団」がひじょうに興味深い。学生寮を舞台にしたこの2編は,著者の青春時代,学生生活を色濃く反映しており,登場人物一人ひとりが精彩を放っている。山風ファンにとっては見逃せない。
 「賭博学体系」の,人を喰ったようなオチといい,全体的におおらかなユーモアあふれた一冊になっている。
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眼中の悪魔 本格篇―山田風太郎ミステリー傑作選〈1〉 (光文社文庫)
価格: 900円
レビュー評価:5.0 レビュー数:7
◆「黄色い下宿人」

  千万長者のフィリモア氏の失踪事件の調査を依頼されたホームズ。
  その調査のさなか、彼は不可解な行動を見せる東洋人と知り合う……。


  ホームズ物のパスティーシュとして名高い作品。

  終盤、事件の構図が二転三転するスリリングな展開がなされ、
  最終的には、著者一流の皮肉の効いた結末に着地します。


  歴史と虚構を織り交ぜ、思いがけない人物同士の共演を演出するというのは《明治もの》
  でも存分になさ
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Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 7 (7) (ヤングマガジンコミックス)
価格: 560円
レビュー評価:4.5 レビュー数:4
会津入りを果たした十兵衛と堀の女達。七本槍の一人が倒され蛇の目は2つに。でも新たに登場した芦名銅伯と恐るべき陰謀と得体の知れない能力が語られ敵本陣で策に策を練らねば「死」が確実に訪れる、、、これからどう闘うのか?闘いは佳境に入っていきます。

天樹院も妖艶ですがおゆらの方も一見、無邪気そうであまり口数少なく美貌の下で何を考えているのかわからないので恐いです。芦名銅伯が百を越えているのならおゆらは一体いつ生まれたのか気になります。

「んふっ」と共に影から堀の女達を支える十兵衛も少しずつではですが本気の力をだしているので頼もしいです。果して沢庵和
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