宮脇俊三 の書籍リスト           

  
宮脇俊三に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 宮脇俊三 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

インド鉄道紀行 (角川文庫)
価格: 567円
レビュー評価:4.5 レビュー数:5
歴史、地理、文化、言語、宗教、これらのどれ一つをとってもインドは複雑で大きすぎる。それなら大上段には構えずに広いインドに張り巡らされた鉄道を乗り回したらそこから何か見えてくるのではないだろうか。著者はそう述べてはいないが読者の期待はそのようなものではないだろうか。ただ著者の目的は鉄道に乗ることで、(皆無ではないが)「観光はしない」と決めてある。
インドの鉄道の延べキロ数は62,000キロ、日本のほぼ2.3倍で、世界第4位の規模を誇る。目的は単純だし、手段の面でも出版社、交通公社、現地ガイド、さらにはインド政府観光局の「協力要請書」まで携帯しての旅行だが実際は現地での切符の入手から
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鉄道廃線跡を歩く(10) 完結編 (JTBキャンブックス)
価格: 2,100円
レビュー評価:5.0 レビュー数:3
 廃線をノスタルジーに浸ってたどるという書籍は以前にもいくつかあったが、鉄道研究の1ジャンルとしての廃線研究を極めたのは本シリーズが初めて始めてではないだろうか。それがついに10巻に達した。この発刊を前に、著者の宮脇氏が亡くなり、もう今後続編無しの本当の完結編となってしまった。生前の著者の体力もあって事前にこの10巻で完結させると決めてあったということで、巻末には全10巻の総索引がついている。また9巻と10巻に分けて東日本・西日本の線路付替えの一覧表があったりと、インデックス機能が非常に充実している。全10巻を一気に買い揃えるのは難しいこともあると思うので、まずはこの10巻から購入し、索引を
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途中下車の味 (新潮文庫)
価格: 420円
レビュー評価:5.0 レビュー数:2
 1988年に出た単行本の文庫化。
 もともとは『小説新潮』に1985〜87年に連載されたもので、日本各地の鉄道を9回にわたって乗り回している。雑誌連載ということで、新潮社の編集者が同行しているのだが、この編集者と宮脇氏の関係が巧みに描かれており、良作だと思う。
 巻末の解説で足立倫行氏が看破しているとおりなのだが、本書は鉄道マニアである宮脇氏が、まったく鉄道に関心のない編集者と汽車の旅をするというところに面白みがある。宮脇氏は鉄道や沿線にまつわる逸話を紹介したりするのだが、のれんに腕押し。編集者は漫然と聞き流し、車窓も見ずに寝てしまう。宮脇氏はやきもきしたり、ちょっと怒ったり、
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旅の終りは個室寝台車 (新潮文庫)
価格: 420円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
 1984年に出た単行本の文庫化。
 門司から福知山まで山陰線を18時間かけて走る鈍行列車に乗ってみる、東京から大阪のまで国鉄を使わずに移動する、中央構造線沿いに九州まで旅するなど、10篇の旅行記が収められている。
 久々に宮脇氏の本を読んだのだが、やはり、面白い。鉄道紀行作家としてはピカイチだろう。本書はなかでも完成度が高い一冊と思う。それぞれにアイデアをこらした旅ばかりだし、相方として同行する編集者とのかけあいが楽しい。編集者は別に鉄道が好きというわけでもない一般人なので、宮脇氏が鉄道の楽しさを語ろうとして空回りしたり、やっぱり鉄道ファンは日陰の生き物なのかと落ち
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駅は見ている (角川文庫)
価格: 460円
レビュー評価:3.5 レビュー数:3
宮脇俊三氏の晩年に近い頃、方々に短い随筆的なものとして書いたものを集めたのだが、もう他にすることがないのでという感じがして読後寂しくなった。
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韓国・サハリン鉄道紀行 (文春文庫)
価格: 390円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
鉄道紀行作家の宮脇俊三さんの著作が大好きで、本書も以前単行本で読んだのを改めて文庫本で再読しました。

韓国鉄道紀行のほうは、1987年で乗られたものです。また、サハリン鉄道紀行のほうは1990年の紀行文です。

韓国紀行のほうは、いつものように宮脇さんの一人旅で、有名なセマウル号(特急)を筆頭に急行、準急、普通電車を乗り継いで、韓国のかなりの鉄道線に乗車されているので、電車の雰囲気もよくわかりました。そして有名な土地を訪ねてその土地の方々との交流もユーモアたっぷりに描かれています。
なにより、そのお国柄が文章のいたる所に表れており
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時刻表おくのほそ道 (文春文庫 (331‐1))
価格: 459円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
 1982年に出た単行本の文庫化。
 1981-82年に『オール読物』に連載されたもの。
 日本各地の小さな私鉄を乗りに行く話。三菱石炭工業大夕張線、紀州鉄道、加悦鉄道など27が取り上げられている。
 田舎の小さな路線ばかりなので、旅情がたっぷり。職員の赤字との戦いや朴訥とした利用客が描かれ、国鉄やJRの旅とは違う世界が感じられた。
 本書で面白いのは、同行する『オール読物』の編集者とのやりとりである。二人の編集者が同行することになるのだが、いずれも電車好きで宮脇氏と意気投合する。ベテラン鉄道ファンの宮脇氏が若手の鉄道ファンを温かく見守るさまは微笑ましかった。
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鉄道廃線跡を歩く〈8〉 JTBキャンブックス
価格: 1,785円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
鉄道廃線跡探訪記の創始者的存在の故宮脇俊三氏の人気シリーズ第八弾。七巻で打ち止めを筆者から発表されたが、ファンからの厚い要望に答えてめでたく八巻が出版されました。今回も北海道が充実しています。今回は沖縄のも掲載されておりますので、まさしく日本中の廃線紀行と言えるでしょう。
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汽車旅12ヵ月 (新潮文庫)
価格: 380円
レビュー評価:3.5 レビュー数:3
日本の風土の魅力の1つは、四季がはっきりして折々の顔を持っていて、新緑や紅葉、雪景色などそれぞれに魅力があることだ。
しかし、場所ごとに見所をまとめたガイドブックはあっても、季節ごとの移ろいに着眼した著作は意外に少ない。

国鉄全線を完乗して「もう乗るべき線路はないのか」と思ったものの、同じ線でも季節ごとにまったく印象が違うことに気づき、「四季折々の多彩な国土を恐れぬ不遜な感懐だった」と述べる、汽車旅の達人である宮脇氏。
「今月はどこへ出かけようか」と思ったとき、この本を開いて風景を思い浮かべてみる。
春の受験生や旅行者、梅雨時の旅
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鉄道廃線跡を歩く〈4〉 JTBキャンブックス
価格: 1,785円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
鉄道廃線跡探訪記の創始者的存在の故宮脇俊三氏の人気シリーズ第四弾。個人的には、悲運の私鉄五日市鉄道立川?拝島間を取り上げてもらえたのが、とても嬉しかったです。いつの日か歩いて辿ってみようと思っています。きっと皆、私と同じようにあの廃線跡を辿ってみようと考えている路線があるんだろうなぁ。
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車窓はテレビより面白い (徳間文庫)
価格: 469円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
1989年に出た単行本の文庫化。
 『問題小説』や『日本鉄道名所』に連載された23篇が収められている。日本各地の鉄道を乗り回した体験記で、特に第三セクターの話が多くなっている。
 面白かったのは愛知環状鉄道。国鉄の岡多線が第三セクターになったものだが、名古屋近郊なのに切り捨てられた理由とか、線路の贅沢さとか、当初のコースからの変更などが詳しく語られていて興味深かった。鋭い風刺も効いている。
 全体としては、しかし、やや低調。安定した面白さだが、水準を越えるものが少ない。
 タイトルにもビックリした。
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線路の果てに旅がある (新潮文庫)
価格: 420円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
 1994年に小学館から出た単行本の文庫化。
 『全線全駅 鉄道の旅』(小学館、1990-91年)や『日本鉄道名所』(小学館、1986-87年)などに掲載された旅行記18篇をまとめたもの。
 本書の特徴は私鉄やタウン鉄道や第三セクターを多く取り上げているところ。北総開発鉄道や北近畿タンゴ鉄道、大井川鉄道などが取り上げられている。「阪神の私鉄の面白さ」では大阪−神戸間を阪神、阪急、JRで乗り比べたりしている。国鉄・JRに乗ることの多かった著者だから、私鉄は新鮮に感じられるらしい。列車の違いや乗り心地、経営努力など、色々な点で比較を行い、鋭い考察を見せてくれる。
 最後の3篇は
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