宮部みゆき の書籍リスト           

  
宮部みゆきに関する書籍をご紹介しています。






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世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

日暮らし〈下〉 (講談社文庫)
価格: 580円
レビュー評価: レビュー数:

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日暮らし〈上〉 (講談社文庫)
価格: 580円
レビュー評価:4.0 レビュー数:3
最近の宮部みゆきさんの本は、なんだか気の抜けたような作品が多いのですが、この作品はひどかったです。
前作である「ぼんくら」を読んでないということもあるのですが、作品はひとつひとつ独立したものだと考えて、あえてレビューさせてもらいます。
なんでもお見通しのすごい美少年だとか、どんなことでも可能にできるほどの財力をもった豪商だとか、とても薄っぺらいです。ジュニア小説っぽい。
昔の宮部さんの作品だと、超能力を持った人物を描いても、記号的にならず、深みがあったのですが・・・。
この作品は、ミステリーとしてもダメで・・・ある人物を殺したのは、ほとんど通り
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日暮らし〈中〉 (講談社文庫)
価格: 580円
レビュー評価: レビュー数:

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ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)
価格: 620円
レビュー評価:4.5 レビュー数:32
最初は短編集のような構成でいながら、段々と謎が謎を読んできます。
途中江戸時代にいるのを忘れるほど、どっぷりワールドに浸れます。

主人公はいい加減さも持つけど、人として大事な部分はきちんと持っていて、
その人から見る様々な登場人物が、よくも悪くも巧みに描かれています。
私は特殊技能を持つ二人の子供が気に入りました。

宮部さんの本を読んでいると、はっとする程印象的な言葉に必ずぶち当たります。
えぐい程きめ細かい心理考察と、でも、最後に人間への温かさを忘れない眼差しが、
著者の本を読み
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火車 (新潮文庫)
価格: 900円
レビュー評価:4.5 レビュー数:206
「読めば分かる」というのは、正にこの本のためにある言葉。読み始めて止められなくなり、夜通しで読み終えた記憶が懐かしい。(ラストの邂逅シーンは、後に尾を引く怖さであった。見事なプロットとストーリー・テリングは、今後も日本ミステリー小説史に燦然と輝こう。)個人的には、いまだ宮部みゆき作品の断トツのベストである。
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ぼんくら〈下〉 (講談社文庫)
価格: 620円
レビュー評価:4.5 レビュー数:10
鉄瓶長屋から次々と店子が姿を消していく本当の理由は――

下巻は、ほぼ解決編、といった感じでした。
上巻ではそれほど活躍の場がなかった弓之助などもたくさん登場し、それなりに面白いのですが…謎解きとしては、あまりに意外性がないかなあ、という気がします。
上巻でいい味を出していた人情話が、とってつけたようになってしまっているのも残念。
謎が解けたところでなにがよくなるわけでもなく…リアリティがある、とも言えるのかもしれませんが、上巻の雰囲気があたたかかっただけに、なんだかさみしい気がしました。

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おそろし 三島屋変調百物語事始
価格: 1,785円
レビュー評価:4.0 レビュー数:34
人は、人に語ることの無い物語を、人生の中で溜め込んでいく。
それは、澱のように人の中に沈殿し、発酵していく。

主人公の少女は、そんな澱を内包し、人生のまだ出だしの段階でその人生を表現する事を閉ざしてしまっている。
そんな中で、起きる様々な偶然。それはまるで、あやかしが彼女の人生をこじ開けようとからかっているような。

この本の評価が分かれるのは、この小説を物語として読むか、人生の示唆として読むかの違いなのだと思う。作者は多分、閉じてしまった人生が明かされることでの妙を表現しようとしたのだと思う。それが、静かに語られる事
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孤宿の人 (上) (新人物ノベルス) (新人物ノベルス)
価格: 924円
レビュー評価:3.5 レビュー数:5
帯紙に「懇親の力をこめて…」とあるが、残念ながら、まったくそうは感じられない。明らかに、少し書いてはまた書きたして、筆を休め、また思いついたら筆で書き続けていく。そんな、ゾンザイさが明らかに漂ってくる。多忙で依頼された原稿が詰まっているのだろうが…このような作者の添削直しが不充分とあられば、先がみえている。残念な失敗作と感じるのは小生だけではないであろう。
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孤宿の人 (下) (新人物ノベルス) (新人物ノベルス) (新人物ノベルス)
価格: 924円
レビュー評価:4.5 レビュー数:4
宮部みゆきさんのどの作品も、読書好きのだれでもが舌を巻く絶妙な描写と表現力を持ち、様々に交錯する感情の中から、人のもつ愛情、まっすぐなこころを浮きだたせる点においては、この作品もまったくひけを取りません。

そして、この作品の新しさは、宮部さんの得意とする江戸の下町を離れて、美しい海と山道のある地方へと舞台を変え、庶民の生活やこころの繊細なひだを写し取ると同時に、身分ある人々の様相や、こころの葛藤も描いているところでしょう。

庶民と武家の人間の描写においては、その言葉遣いから、立ち居振る舞いといった細微にわたり、一人一人の個性を鮮やかに映し出
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模倣犯2 (新潮文庫)
価格: 620円
レビュー評価:4.5 レビュー数:5
2002年度版このミス10 1位。
2001年文春ミステリーベスト10 1位。
第55回毎日出版文化賞特別賞
第5回司馬遼太郎賞
2001年芸術選奨文部科学大臣賞

「火車」「理由はいらない」とならぶ、宮部氏の代表作。
個人的には、この三作品のなかで、一番好きな作品である。
若い女性を狙った連続バラバラ殺人という猟奇的な事件、マスコミを利用した劇場型犯罪をメインに据え(作者独特の文体ゆえ、怖さはない)、犯人や被害者のみならず、被害者の家族、加害者の家族、事件を報道する側等の視点から作品を展
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理由 (新潮文庫)
価格: 900円
レビュー評価:4.0 レビュー数:60
本作は、東京都荒川区の高層マンションで起きた殺人事件にまつわる謎を、
すべてが解決した時点からフリージャーナリストが回顧するという形式をとった小説です。

本作についてよく知られているのは、
短期賃借権や民事執行妨害といった法制度の抜け穴を描いていることでしょう。
ちょうど同「火車」が多重債務問題を取り上げたように、
執筆時のタイムリーな法律問題を、綿密な取材に基づいて織り込む手腕は健在です。
もっとも、本作で取り上げた抜け穴は、
2003年以降の民法や民事執行法の改正により埋められたため、 ...さらに詳しい情報はコチラ

長い長い殺人 (光文社文庫)
価格: 620円
レビュー評価:4.5 レビュー数:28
携帯時代以前に、誰もが所持している財布を人物化し、殺人事件の関係者の視点から殺人事件のストリーを展開させている。さすが宮部ワールドという感じがする。
但し、その分殺人事件のストーリーの深みがないと言わざるを得ない。

現代では財布ではなく携帯電話でしょうか?
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