鬼を斬る (祥伝社文庫)価格: 400円レビュー評価: 3.5 レビュー数:3 祥伝社のテーマ競作「鬼」3作のうちの作品。 他の2作品の著者の方は「鬼」とくれば!という方々。(高橋克彦・加門七海) 藤木さんも小説の中に独特の世界観がある方で、この作品もやはり面白かった。 時は明治初頭、鬼とは伝説の中だけのものと位置付けられた時代。 この小説の中には、伝説の鬼以外にも人の心の鬼というものが数多く登場します。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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エターナル・ラヴ価格: 880円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 オルタナティヴ・ラヴの続きです。 未来の恋愛模様色々。 根本にあるのはラヴストーリーですが、世界観はしっかりSFしてます。 恋愛に関しては現代的なフリーセックスのコから、母性愛に目覚めた男のコ(!)等、色々。 是非、前作から読んで見てください。 というか、前作を読んでいないと、キャラの関係が判り難いので。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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真夜中の商店街 (文学の扉)価格: 1,470円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 真夜中の商店街「君の欲しいものを、君の何かと交換しよう。」「要らないもの、キライなものでもいいんだよ。」そんな甘い言葉に子供たちは大はしゃぎ。
大嫌いなニンジン・ピーマン。それがなくなって、大好きなゲームが手に入るなら良いことだらけ。子供たちは次々に嫌いなものと交換を始めます。
しかし、嫌いなものだけでなく、嫌いなもの全てにまつわるものが消え始めるのです。家の冷蔵庫からピーマンが消えます。でもピーマンを届けてくれていた配達屋さんから、今度は「僕」の記憶が消えているのです。
ピーマン以外を交換した子供がいました。仲が良くな ...さらに詳しい情報はコチラ |
バチカン奇跡調査官価格: 1,575円レビュー評価: 3.0 レビュー数:3 がっかりな部分は多少ありました。 キリスト教であるので、言葉を選んで欲しかったという点。使い方は間違ってはいないのでしょうがキリスト教には仏はないので無縁仏ではなくせめて無縁墓地にして欲しかったです。 後はやはり少年達の言葉遣いが不自然に思えました。 本の装丁程重い雰囲気は無く、これはっと思える山場も特になく、軽い印象を全体を通して受けました。それはやっぱりグロテスクな殺人事件が起きているにも関わらず関係者の反応が鈍いせいかな、と個人的には思います。 内容的には少女小説としてビーンズ文庫で出しても良かったのではないかと思います。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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上海幻夜 七色の万華鏡篇―朱雀十五シリーズ (トクマ・ノベルズ)価格: 840円レビュー評価: 2.5 レビュー数:2 それ迄の十五シリーズが売れたので出版社が気をよくして
本来没になるようなシロモノ迄、出版した感じです。
十五は、野合といっていい生まれ方をしており、生母は中国の
邪教徒。親父が向こうで奉仕活動をしていた時に知り合って、
愛人関係となって…というマンガみたいなストーリー。これで
正式に結婚して、由緒ある密教寺を親父が継いで…とかなって
いたら、マジで漫画です。挿絵も、ドングリ・マナコのキャラ
のオンパレードで、これって中国人?当時、日本では、非常に
激しい中国人蔑視の時代だった筈。日本 ...さらに詳しい情報はコチラ |
夢魔の棲まう処 朱雀十五シリーズ (トクマ・ノベルズ)価格: 900円レビュー評価: 3.0 レビュー数:1 雰囲気が第一作に似ています。 舞台は浅草だし、オカルト色が強いし。 今回は微妙に馬場君大活躍。 トリックに関しては、矢張りオカルトが強いので、正直首を捻りたくなりますが、一応理屈でねじ伏せてます(笑)。 長くファンを待たせた割りには、少々パンチが足りないと思います。 僕個人としては、前作や前々作の方が断然面白かったです。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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テンダーワールド価格: 1,995円レビュー評価: 3.0 レビュー数:1 「イツロベ」の未来。 舞台はラスべガス。 遠かったり近かったりする未来に脳みそに近付いてくプログラム。 原始の記憶のお話は神秘の力が絡んで人と神様の関係は人の問題って事に尽きるってはなし。 ...さらに詳しい情報はコチラ |