馳星周 の書籍リスト           

  
馳星周に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 馳星周 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

リアル・シガー・ガイド
価格: 2,940円
レビュー評価:5.0 レビュー数:5
馳星周氏は、作家の読書道の中でこう言っている。
「でも、それはちがうんじゃないか。実は子供を虐待する人たちは、君やあなたや私とは変わらない人たちがやっているんじゃないか。そういう思いが、この小説を書こうと思った最初の動機というかモチベーションですね。のほほんとしている人たちに突きつけたくて書きました。」
そんな動機と全く同じように、“日本のシガー常識”に対し、「それはちがうんじゃないか」という事例がこれでもかという迫力で描かれる。
まさに圧倒的。
どのくらい圧倒的かというと、これを一気に読んだあと、個人輸入で(日本語でやってくれるサイトを発見!
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長恨歌 不夜城完結編 (角川文庫)
価格: 780円
レビュー評価:3.0 レビュー数:2
不夜城シリーズの第三弾にして完結編。劉健一と楊偉民の確執がストーリーの核になるのだろうと思って読み始めたのですが、冒頭で予想外の展開に驚かされ、あれよあれよという間に読み終えてしまいました。主人公武基裕が追い詰められ、理不尽な恐怖に怯えながら、幼馴染との再会によりかろうじて生きる目的を見出すところなど十分読み応えがあります。ただ、作品の完成度という意味では前二作に比べるとやや落ちるかなというのが正直な感想。そもそも武を巻き込んで二重・三重の策を張り巡らせた劉の目的は何なのかというところが本作品の核心だと思うのですが、劉が何ゆえに武にここまで執着するのか、今ひとつしっくりきませんでした。
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やつらを高く吊せ
価格: 1,680円
レビュー評価:4.0 レビュー数:7
トチ狂った人間は、素晴らしい。何をしでかすか解らない奴ほど面白く、怖いから予想だにしない出来事が起こる。こういう作品を書ける人は馳氏しか居なくなりましたね。どんどんトチ狂った作品お願い致します。時代が1980年代で古いというおバカなレビューを書いた人がいましたが、本当に25年前にはこういうトチ狂ったカメラマンや女子高生はいたんだよねー。時代背景をもっと勉強すべきだな。今どきこんな人間はいるわけないでしょう。過去の話だから面白いんでしょうが。ポルシェ乗ったカメラマンって、引くでしょ、大笑いじゃん。アルファードかエルグランドでしょ、今の時代。冒頭でポルシェとカメラマンで写真週刊誌全盛時代をあらわ
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不夜城 (角川文庫)
価格: 700円
レビュー評価:4.5 レビュー数:34
文体が平易過ぎて脱力する。
女も男も犯し、殺人もする主人公だが、
小市民的に思える。
ハードボイルドというか、ノワールだが、
犯罪裏社会という特殊な職業を舞台にしたサラリーマン小説を読んだ感じ。
スリルもサスペンスも感じないんですが?
取引先の大企業の重役を接待する為に、
宴会のセッティングに奔走する幹事の物語と同じメソッドで書ける小説。
電話かけまくって根回しする主人公が律儀なサラリーマンみたいに思った。
こいつ、犯罪しなくても、立派に表社会でも生きていけると思ったよw

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鎮魂歌(レクイエム)―不夜城〈2〉 (角川文庫)
価格: 820円
レビュー評価:4.0 レビュー数:14
前作「不夜城」が面白かったので購入。

この作品も非常に面白かった。

練りに練られたストーリー展開、緻密に張りめぐされた伏線、どす黒くリアルな心理描写、筆者独特の文章表現・・・。

筆者の世界に魅せられて、ひたすらに先を読みたくなる一冊。
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9・11倶楽部
価格: 1,890円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
作風から見ると異色作だが、作者の頭の中の「ヤワな日本人<-->逞しい在日アジア人」と言う構図は生きている。主人公は救命士の織田と親に捨てられた不法滞在の孤児達のグループ。織田が孤児達に寄せる信じ難い善意を釈明するため、妻と息子を眼前で地下鉄サリン事件で失くしたと言う苦しい過去を用意している。織田の「わたし」と言う一人称形式を採用しているのも珍しく、そうまでして語りたいものは...。

グループ中の笑加が頻発性貧血で倒れたのが織田と明をリーダとするグループの係りのキッカケ。織田の仲介で笑加を不法に診る医師の前園の善意も計り難い。笑加の薬を入手するため、織田と明は故買屋か
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ミステリを書く! (小学館文庫)
価格: 690円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
現代ミステリの最前線で活躍する作家達へのインタビュー集。各作家がどのような経緯を辿ってミステリ作家になったのか、がよくわかる良質のインタビュー集です。ミステリを書く気のない人でも充分楽しめます。
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弥勒世(みるくゆー) 上
価格: 1,890円
レビュー評価:4.5 レビュー数:5
 上下巻で1200ページという大作で、一部きわどい
叙述もあるハードボイルドです。約40年前の本土復帰
直前の沖縄の現実に向き合うつもりがないなら、読む
のはやめたほうがいいでしょう。
 5日間のストを構えた全軍労の幹部が、こう言ってい
ます。「このストは(中略)やっても無駄だが、やらなけ
れば自らが救われない」と。これに似たセリフ、楡周平
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京』で安田講堂に
立て籠もった学生も言っていましたっけ。

 閑話休題。昨秋、小阪修平氏を偲ぶ会
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ダーク・ムーン〈下〉 (集英社文庫)
価格: 680円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
パターン的にはいつもの奈落スパイラルワールドだけど、今回は堕ちていくのが3人。
呉、ハリー、富永それぞれが個性的な人物で、それぞれのバックグラウンドも深く設定されていると思います。
その3人が関わる人間がカブっているので誰が誰とどう関わっていたか途中でよく分からなくなったりするけど、それでもちゃんと楽しめました。
ヴァンクーバーが舞台だけど、ヴァンクーバーに行った事がなくても情景が浮かぶ描写なので気合を入れずに読んでも楽しめると思います。
たとえばビーチでビールを飲みながらでも。
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弥勒世(みるくゆー) 下
価格: 1,890円
レビュー評価:5.0 レビュー数:2
70年の返還前後の沖縄を舞台に、ベトナム帰還兵であふれかえる歓楽街での荒廃や人種対立、住民を踏みにじる強姦や轢き逃げといった米兵の犯罪、反基地闘争などの歴史事象を表に配置し、孤児として育てられ、アシバー(やくざ)の頭目として生きてきた裏社会の暗黒とニヒルなアンチヒーローたちの自己破滅的なテロへの共感を描いたハードボイルド小説。

CIAと反戦運動の二重スパイという背徳や、同じ孤児施設の幼なじみ同志の反発と嫉妬、疑心、ヒーローを慕う混血の美少女への恋情などが、漆黒の混沌を満たしていいた上巻から一転、下巻は、彼らを裏切ってきた世界への復讐の日に向かって突き進むように展開す
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長恨歌―不夜城完結編
価格: 1,680円
レビュー評価:3.0 レビュー数:35
大藪春彦⇒北方謙三⇒馳 星周と読み進んできた
ハードボイルド好きの40代後半のオジサンです。

そんな私にとって最近では唯一、期待を裏切らない作家でした。
しかしこの作品には本当にがっかりしました。

携帯電話やパソコンがある今の時代にハードボイルドなんて成り立たないのかも?
なんて考えさせられました。劉健一がパソコンで情報集めなんてサマにならん。

この作品についてみなさんの評価が低いのは、
それだけ馳 星周に対する期待値の高い現われだと思います。
並の作家な
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ダーク・ムーン〈上〉 (集英社文庫)
価格: 720円
レビュー評価:3.5 レビュー数:3
 いいですね、馳さんの作品。
人間の業とか、ずるさとか、それでも自分だけ生き延びたい、という気持ちを逃げずにこれだけの長編に仕立てる力量はすごいです。個人的にも半年に一度は、こういった人間のキタナい部分を正面から見据えるために読みます。彼の作品は結構読んでいるほうかな。

 しかし、正直、もうあきました。登場人物の名前を変えたりすれば、まあ、プロットもたいしたことはないと感じましたし、正直、本作の下巻を最後まで読み通すのはツラカッタ。

 バブルの日本を描いた「生誕祭」は違ったアプローチらしいので読んでみようと思いますが、、、。

 まだ馳ワールド初心者の方には楽しめるのかな?
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