貫井徳郎 の書籍リスト           

  
貫井徳郎に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 貫井徳郎 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

光と影の誘惑 (集英社文庫)
価格: 650円
レビュー評価:4.0 レビュー数:11
「慟哭」が大変面白かったので、続けて数冊読んでいます。最後のトリックに頼る作品が多く、一冊読めば、そのからくりも展開も途中で読めてしまい、「またか」と思ってしまいます。文体は好きなので、真正面からテーマに向き合い、トリックに頼らずに最後までストレートに書き上げて欲しいです。
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神のふたつの貌 (文春文庫)
価格: 620円
レビュー評価:3.5 レビュー数:10
著者の過去の作品を読んでいればトリックはすぐに気付くはずです。

著者が描きたかったのはトリックを用いた小説ではなく、宗教を前面に押し出した思い雰囲気の小説だったのだろうと思います。
ただ描きかたに少々安易な部分があるような気はしますが、独特の雰囲気を持っていて楽しめました。
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誘拐症候群 (双葉文庫)
価格: 700円
レビュー評価:4.0 レビュー数:8
キャラクターが魅力的だ。仮の姿と真の姿と言うべきか、いずれも真の姿と言うべきか、固定観念を打ち破った、キャラクターである。作者のきめ細かい誠実な描写は、安心して読み進めることができる。
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天使の屍 (角川文庫)
価格: 600円
レビュー評価:4.0 レビュー数:17
 私も自殺する子供達と同じ「中学二年生」だ。
 そこでいつも思うのは、最近の作品は中学生が出てくると、活劇になったり、好奇心旺盛や未来への希望たっぷり……そんな作品しか見たことが無い。そんな作品には「ありえない、中学生をわかっていない」の一言で片付けてしまう。

 だが、これは全く違った。
 自殺する中学生も、状況が違えど今現在の「中学生」とぴったり合う。ちなみに、大人にも読んでもらったが
「こんな中学生いるの?」
 といわれた。でも、今どきの中学生は物語の中のように冷めているのだからしょうがない。
 著者の
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殺人症候群 (双葉文庫)
価格: 1,000円
レビュー評価:3.5 レビュー数:17
『症候群』シリーズ三作を続けて読みました。
解説にあるように、「一作目からキッチリと読む方が絶対に楽しめ」る作品だと思います。
それぞれのキャラクターに愛着が湧いてから読んでいたので、一気にストーリーに入れました。
一、二作目からは想像出来なかった倉持の過去が、こんな形で関わってこようとは…。
「少年審判や精神鑑定の是非を問う」ような作品は色々ありますが、この作品は考えさせられるというより、純粋なエンターテイメント作品として楽しめました。
貫井作品は他にいくつか読んでいますが、個人的には『慟哭』と同じくらい好きな作品です。
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迷宮遡行 (新潮文庫)
価格: 580円
レビュー評価:3.0 レビュー数:15
この物語はリストラされ、妻に逃げられた不幸な主人公が、暴力団にまつわる事件に巻き込まれていくところから始まります。

正直、暴力団に関する描写はまだ浅いと思います。暴力団とヤクザの違いもろくに分からない私にとっては丁度良かったですが、ある程度その辺りの小説や映画を読まれた方には、なかなか満足のいかない作品なのかも…

ただ、ストーリーの展開はすごくテンポがよく、後半の主人公がどんどん「迷宮」の奥へと追いやられていくあのスピード感がスリリングで本当に面白かったです!

そして最後は貫井さんらしい、読者を陥れるラスト…確かに
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気分は名探偵―犯人当てアンソロジー
価格: 1,575円
レビュー評価:5.0 レビュー数:4
◆「ヒュドラ第十の首」(法月綸太郎)

  妹を死に追いやった、妹の不倫相手を捜していた蟹江陸朗が殺害された。
 
  蟹江は当初、不倫相手について「ヒラド・ノブユキ」という名前しか知らなかったが、
  独自に調査をしていくことで、三人にまで絞り込み、それぞれと接触したらしい。

  三人のうちの誰かが、蟹江を殺害したのか?


  蟹江の部屋を物色した犯人が使用したとおぼしき
  ゴム手袋とラテックスパウダーが付着した軍手三枚。

  
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午前零時
価格: 1,365円
レビュー評価:3.5 レビュー数:2
すごい先生方が名前を連ねているのに、
なんだか地味な装丁だなぁというのが、
この本を手に取った第一印象です。
でもその理由が、読み始めてすぐに分かりました。

すべて”午前零時”がキーワードになっている、
画期的な短編集ではありますが、
「夜中=ホラー」の、安易な公式が成り立っているのは残念でした。
素人でも一番に思いつくジャンルですから、
もう少しひねった作品が読みたかったです。

私が一番興味を引かれたのは、
近藤史恵さんの「箱の部屋」です。 <
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転生 (幻冬舎文庫)
価格: 680円
レビュー評価:3.5 レビュー数:17
イントロダクションを読んで最初はミステリーかと
思いましたけど、全体の印象としては臓器移植の意義
を問い掛けるヒューマン小説な感じですね。それはそれで
面白く読みましたが、ちょっと描写というか説明がくどく
感じました。もっとちょっと短くまとめられそうな気も。

あと欲を言えば、登場人物(特に主人公)が、まっすぐな
性格すぎて、人としての生臭さみたいなものが不足して
いて、感情移入しにくかったです。

とはいえ、自分の意識とは何か。記憶とは何かなど、
改めて考える
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ミハスの落日
価格: 1,470円
レビュー評価:4.0 レビュー数:5
 「崩れる」などの短編集でも感じたが、御本人がおっしゃっているよりも短編は上手いと思う。確かにトリックなどは少々「?」の部分もあるけれど、行ったことのない場所の風景がありありと思い浮かび、こういう風景描写もしっかり描ける方なのだなとわかったのは、もうけものであった。普段とは違った、それでいて確かな貫井ワールドが広がっている。またこういうものも書いてほしいと思う。
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鬼流殺生祭 (講談社文庫)
価格: 730円
レビュー評価:2.5 レビュー数:11
歴史物は苦手なのですが、いい意味で古臭くなくかつ明治の空気をなんとなく感じられ、読みやすく楽しめました。
あれこれ勘繰りつつ真相も最後までわからなかったです。
ただ、普通によくできたミステリという感想ですが、すさまじい衝撃などはありませんでしたね。
ちょっとした箸休め感覚な当たり外れのない無難な作品かもしれません。

また他の方が言われているように、無駄に登場人物が多いことや
作者註はいらなかったですね。
分かる人だけ分かればいいネタなのに(私など一生気付かなかったでしょうが)いちいち括弧で記されるのが不粋というか、後書き
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八ヶ岳「雪密室」の謎
価格: 1,575円
レビュー評価: レビュー数:

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