二階堂黎人 の書籍リスト           

  
二階堂黎人に関する書籍をご紹介しています。






このサイト「 二階堂黎人 の書籍リスト 」について
世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

私が捜した少年 (講談社文庫)
価格: 620円
レビュー評価:5.0 レビュー数:2
1996年に出た単行本の文庫化。
 5つの短篇が収められている。いずれもハードボイルドをパロディ化したものだが、二階堂氏の腕前は極上。ツボが押さえられており、ギャップをつくるのも上手い。笑いが止まらなくなること必至。
 ミステリの部分は、どこかで見たことがあるようなものを、ひとひねりした作品が多い。とはいえ、その処理は巧みで、読んで価値のある内容に仕上がっている。
 ハードボイルドってこんなに面白かったんだという感激に浸れる一冊。
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本からはじまる物語
価格: 1,365円
レビュー評価:4.0 レビュー数:8
梨木香歩や恩田陸の名前もあるし、友人の勧めもあって購入。
どれもが、本を題材に取り上げるか、本屋を舞台にしているか。そのため、書店員の仕事振りがのぞかれるものも多いし、名作を上手にパロディにしているものもある。作家の本というものへの思い入れを感じさせられることが多い。
短いけれども、どれも個性的で、本をどう活かすか、工夫がきいている。その上、最初と恩田陸と最後の三崎亜記が、全体に緩やかな一貫性を与えているところが、ぐっときた。
また、相性のよさを感じる作家と出会うこともあれば、残念ながらそれほどでもない作家と出会うこともあり、普段は読みなれていない作家との
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人狼城の恐怖〈第2部〉フランス編 (講談社文庫)
価格: 1,040円
レビュー評価:4.0 レビュー数:2
第三部、第四部が刊行されるまでに、フランス編、ドイツ編共に3回は読みました。
全部のトリックを考えるだけでも楽しい。
建物のトリックは謎に近づいた気がします。
密室トリックは…難しいですね。
色々なヨーロッパの逸話なども組み込まれていて長いけれど飽きのこない作品です。
秀作!!第一部のドイツ編どちらからでも読めます。
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バラ迷宮 (講談社文庫)
価格: 600円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
 1997年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。二階堂蘭子を主人公とした6つの短篇が収められている。
 小粒な作品ばかりという印象。「火炎の魔」、「喰顔鬼」、「サーカスの怪人」の3つは、面白いトリックを使っていて、もう少し構成をしっかりすれば、良い作品になったかも知れない。惜しい。
 二階堂蘭子をはじめ、登場人物が魅力的に描かれていないのも残念。
 長編とはたいぶ違うようだ。
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悪霊の館 (講談社文庫)
価格: 1,150円
レビュー評価:4.0 レビュー数:3
 立風書房の単行本(1994年)→立風ノベルス(1996年)を文庫化したもの。
 二階堂蘭子シリーズの第4作。
 文庫本だが、なんと872頁もある。恐ろしすぎる。読んでいて手が疲れた。
 それでも、プロットがよく練られており、お話として面白いので、飽きずに読むことが出来た。怪奇趣味、残虐性、連続殺人と申し分なし。
 ミステリとしても良く出来ている。双子トリックにはひねりがあるし、錯綜した謎が結末でスルスルと解かれていくのも心地よい。
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人狼城の恐怖〈第3部〉探偵編 (講談社文庫)
価格: 860円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
一、二巻での謎の提出を経て、いよいよ探偵が推理に乗り出す第三作目。もっとも、そのわりにはこの本は緊張感を欠く間延びした展開である。四巻目はスピードとサスペンスが上がってくるので、淡々と読み進めましょう。
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吸血の家 (講談社文庫)
価格: 860円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
 1995年に立風ノベルスとして出たものの文庫化。だいぶ書き直されているらしい。
 二階堂蘭子シリーズの第2作。
 犯人の足跡のない殺人というテーマに挑戦したミステリ。ただ、どのトリックもいまいち面白くない。独創的だし、説得力もあるのだが、なんだかアンフェアに感じられてならない。
 雰囲気作り、小説としての面白さはなかなか。けっこう厚い本だが、すんなりと読めてしまった。
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猪苗代マジック (文春文庫)
価格: 800円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
 2003年に出た単行本の文庫化。
 水乃サトル(社会人)シリーズの第4作。
 犯人と動機の意外性にこだわった一冊。確かに意外だが、こだわりすぎて空回りしているような気も。
 猟奇殺人とスリーピング・マーダーが組み合わされ、謎は魅力的に仕上がっている。それだけに、なんだか納得いかないような結末には残念だ。トリックは綺麗な応用もの。
 作を追うごとに美並さんの存在感が薄れていくのも不満。

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ユリ迷宮 (講談社文庫)
価格: 600円
レビュー評価:3.5 レビュー数:3
 1995年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。二階堂蘭子を主人公とした短篇+中篇集。
 冒頭の「ロシア館の謎」がなかなか。雪のシベリア、スパイ活劇、大きな館の消失と雰囲気が満点。トリックも豪快で面白かった。
 ただ、千街晶之氏が解説で指摘しているように、著者は短篇向きの作家ではないように思う。ネタの活かし方が下手だ。謎の提示・解決の仕方がいまいちで、なんだか拍子抜けしてしまう。
 まあ、これが第一短編集ということだから、今後に期待というところか。
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魔術王事件 下 (講談社文庫 に 22-21)
価格: 840円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
本書は、『吸血鬼』、『魔術師』、『蜘蛛男』、『人間豹』など江戸川乱歩が数多く書いた「通俗スリラー」と呼ばれる系譜の物語である。著者はこの流れを汲む作品を、時期を昭和40年代に設定し、名探偵・二階堂蘭子対怪人という設定で、『地獄の奇術師』、『悪霊の館』、『悪魔のラビリンス』などの諸作品を書いている。

本書のストーリーは、「函館の名家・宝生家に伝わる呪われた家宝。この妖美な宝石の略奪を目論む、神出鬼没の怪人・魔術王。次々と不可解に届く「犯行予告状」、「脅迫状」。二階堂蘭子が、偽りの黄金仮面に隠された真犯人に挑む!」というものである。

乱歩の
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魔術王事件 上 (講談社文庫 に 22-20)
価格: 840円
レビュー評価:2.0 レビュー数:2
本書は、『吸血鬼』、『魔術師』、『蜘蛛男』、『人間豹』など江戸川乱歩が数多く書いた「通俗スリラー」と呼ばれる系譜の物語である。著者はこの流れを汲む作品を、時期を昭和40年代に設定し、名探偵・二階堂蘭子対怪人という設定で、『地獄の奇術師』、『悪霊の館』、『悪魔のラビリンス』などの諸作品を書いている。

本書のストーリーは、「函館の名家・宝生家に伝わる呪われた家宝。この妖美な宝石の略奪を目論む、神出鬼没の怪人・魔術王。次々と不可解に届く「犯行予告状」、「脅迫状」。二階堂蘭子が、偽りの黄金仮面に隠された真犯人に挑む!」というものである。

乱歩の
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薔薇の家の殺人 (秋田コミックスサスペリア)
価格: 540円
レビュー評価:3.0 レビュー数:1
中編の「薔薇の家の殺人」を無理矢理短くして
乗っけているのが不満なコミック
短編を題材にしているものはそれなりにまとまっているものも
あるのに、タイトル作はぶった切り状態
原作の雰囲気は全く無視されています
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