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乱歩賞作家 赤の謎価格: 1,890円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 江戸川乱歩賞50回を記念して発行されたミステリ集第1弾の本書ですが、興味深い作家が揃っており、質の高いミステリ作品集です。特に正統派ミステリといえる長坂秀佳の「密室作ります」と、真保裕一の「黒部の羆」が印象に残りました。引き続き第2弾の「白の謎」、第3弾「黒の謎」、第4弾「青の謎」と発刊されるようですが、引き続き読んでいきたいです。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
幽霊花〈下〉―『弟切草』異聞 (角川ホラー文庫)価格: 620円レビュー評価: 4.5 レビュー数:2 <上巻の続き> 犯人は弟切草、彼岸花、死人花とは全然変わっています。上巻の最初に作者から読者へ挑戦状的な犯人当てがありますが、下巻ではストーリーが2転3転するため絞りこめません。このシリーズでは一番おもしろいと思います。ホラーといっても1人でトイレにいけないほどの恐怖ではありません。適度な緊張感があり逆に心地よく感じました。 あとがきには作者の苦労話が載っています。弟切草のスタッフがどうして彼岸花に携わらなかったのかとか、彼岸花は宣伝費をかけてくれなかったとかゲーム版を知るものにとっては、なるほどそうゆうことだったのかと思わせられる告白ばかりです。 小説版弟切草シリーズを ...さらに詳しい情報はコチラ |
幽霊花〈上〉―『弟切草』異聞 (角川ホラー文庫)価格: 620円レビュー評価: 3.5 レビュー数:3 ゲームの弟切草がすきで、全作買っていっき読んでみましたが、ほんとにつまらない。
弟切草のファン用ではなく、完全に彼岸花ファン用です。
舞台もほぼ彼岸花ですし、文章の使い回しも多い。
一番ひどいとおもったのが、1作目で(ゲームでも)あれだけ奈美(弟切草のヒロイン)を大切にしていたのに、今作品ではイマイチ不明な理由で別れてたり(いつの間にか元彼女)、別な女性(彼岸花に登場する人)を好きになり、今度はそっちと仲良くする展開とか、弟切草ファンを見事に落胆させる内容となっております。(奈美はただの脇役として登場します)
そのため、近作のヒロイン?との出来 ...さらに詳しい情報はコチラ |
化猫伝―桜・妖魔 (角川ホラー文庫)価格: 720円レビュー評価: 2.0 レビュー数:3 この著者のいつも通りのホラー。ゆらめく記憶の迷宮を渉猟しよう。ネコちゃんは美しくも残酷で魅力的だけれど、弟切草シリーズを超えるパワーは感じられなかった。ホラーフリークのエスカレートってやつか、もっともっとすげえお話を読ませてほしい。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
黒い童謡(うた) (角川ホラー文庫)価格: 700円レビュー評価: 4.5 レビュー数:2 童謡をテーマにした短編集。 4つの短編が最終的に1つのラストになるのですが・・・ このラスト&ラストへ繋げる為の伏線が、物語をつまらなくしてしまっているような・・・? 1つ1つは童謡の薄気味悪さをかなり上手に使っていて、不気味ですよ。 童謡の解釈なんかに興味がある人にもオススメ。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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