天童荒太 の書籍リスト           

  
天童荒太に関する書籍をご紹介しています。






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世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

遭難者の夢―家族狩り〈第2部〉 (新潮文庫)
価格: 500円
レビュー評価:4.0 レビュー数:9
ベースが推理小説。
だから好きなんかなぁ。

作者の登場人物への愛情は深く、
正も、負も、描こうとする。
全ての登場人物の行動に、
理由がある。

それは、
時に、理性的なものであり、
時に、感情的なものである。
良い、悪いではなく、
人間を描くとは、
そういうことだと思う。

このへんから、
怪しげな犯人像が浮かび上がってくる。
読者に推理をさせるのではなく、
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まだ遠い光―家族狩り〈第5部〉 (新潮文庫)
価格: 700円
レビュー評価:4.0 レビュー数:20
最後には、
救いがある。
光に満ちた希望がある。

このラストをそう読んでいいのかわからないけど、
僕はそう思った。

ここ数年、
“最後の闘争の単位は家族だ”
ということが言われている。
それにはある程度説得力があると思って来た。
しかし、
その言葉を口に出して言うと、
何がしかの苦さというか、
違和感を感じてもいた。
そう思う部分がありながらも、
そのことを疑っていた。
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贈られた手―家族狩り〈第三部〉 (新潮文庫)
価格: 500円
レビュー評価:4.5 レビュー数:12
人は弱きもの。
しかし、
簡単には死なない。
生きる意志を書こうとしているのか?
それは、
強いものではなく、
かろうじて立っている二本の足。
それでも、
生きようとする人間を描く。

おそらく、
通常の推理小説として、
厚めの1冊単行本で出ていてもおかしくない。
しかしそれは、
商品としての小説だろう。
どうしても書きたいこと全てを書こうとすると、
どうしてもこんな大作に
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永遠の仔〈下〉
価格: 1,995円
レビュー評価:5.0 レビュー数:18
直木賞の選考では、選考委員の大先生方に「作品が長すぎる」「子供同志の会話が子供らしくない」等々の評価を受けたようであり、実際読んでみると、なるほどその通りである。しかし、その不器用さゆえ、読者に強いメッセージが伝わっているように思う。作品自体は過去と現在に起きた殺人事件を軸に展開するミステリーとなっているが、まず作者が作品を通して伝えたいメッセージがあり、その表現方法としてミステリーを選択したように感じた。とにかく「力」がみなぎった作品である。

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巡礼者たち―家族狩り〈第4部〉 (新潮文庫)
価格: 540円
レビュー評価:4.5 レビュー数:10
起承転結の“転”。

事件が、動く。

点が、線になる。

止まりません!!

どんな結末が待っているのか・・・。

起こることは、
絶望的なことの連続であるにもかかわらず、
前に進もうとする人の息づかいが聞こえる。
それが例え悲しみに満ちていても、
もう立ち止ることができない。

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少年とアフリカ 音楽と物語、いのちと暴力をめぐる対話 (文春文庫)
価格: 600円
レビュー評価:4.5 レビュー数:6
タイトルにはアフリカの文字があるが、多くはアフリカの話ではない。
読み終えたときにこのタイトルの意味がスッと体に入ってくる。

そして程よく力が抜け、私自身本当に考えるべきことを考えさせられた。
「君なら殺すか」両者の対談によって意見が深く変化していくところも興味深い。
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あふれた愛
価格: 1,470円
レビュー評価:4.0 レビュー数:13
 収められた四編の物語はどれも他者との交流や理解の難しさを描いている。この作家らしい作品だ。
 だれでも自分らしく生きようとしているが、社会の中では他者と関わることは避けられない。他者と自分との関係をうまく構築するには、まず自分をある程度、他者に開放しなくてはならない。お互いが少しずつ開放する事でコミュニケーションは成り立つ。しかしそれがうまくできない人にとっては、一方的な交流は命令や圧力としか感じないだろう。それは遠からずストレスとなって、事態を余計悪化させてしまう。
 それは何も作品の登場人物だけではなく、現実の自分たちでも同じなんです。日常的な行き違いを無視した
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少年とアフリカ―音楽と物語、いのちと暴力をめぐる対話
価格: 1,200円
レビュー評価:5.0 レビュー数:4
???ベスト・セラー『永遠の仔』(天童荒太著、日本推理作家協会賞受賞)のテレビ化を通じて親交を深めた作曲家と作家の対話篇。作家が主題とした虐待される子どもたちの話に端を発する「I 少年」の章と、作曲家がふと訪れたアフリカという視点から、人類学的な知見を交えて現代日本を相対化してみせる「II アフリカ」の2章からなっている。話はおおむね1952年生まれの作曲家がリード役となり、8歳年下の作家は、敬意を持って聞き役に回っているという印象だ。
???おもしろいのは、「I」で語られる2人の少年時代のエピソード。鑑賞体験を共有した映画の話などをきっかけに、それぞれが大事にしている少年時代独特の妄
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家族狩り (新潮ミステリー倶楽部)
価格: 2,415円
レビュー評価:4.5 レビュー数:9
独身、両親と同居、と未成年時代とあまり変わらぬ環境にいる自分にとって、到底他人事のようには思えなかった。登場人物それぞれの不幸な生い立ちが非常に良く書かれていて、特に、大野夫婦に対してはかなりの感情移入をしてしまった。逆に、浚介、游子、馬見原らに対してはその行動にあまり共感を持てなかったが。まるで見てきたかのような凄惨な描写も含め、サスペンスとしても上級。両親と同居している独身者、特に両親との関係がうまくいってない人に強くお勧めする。
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孤独の歌声
価格: 1,529円
レビュー評価:4.5 レビュー数:29
この題名から、「孤独」というものを考える作品のように思われがちですが、そんな説教じみた内容ではありません。異常な性癖を持つサイコキラーの残虐な犯罪とその背景、事件を明らかにしてゆく女性警官と青年のからみなど、秀逸なサイコホラーのエンターテイメントとして、楽しめる作品です。ややグロテスクでサディステックな描写が多いので、ご注意を。
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